オプテージが設定する「非対応エリア」のおかげでIOT化が進まない |         きんぱこ(^^)v  

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      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ

インターネットは今や日常生活において必要な通信手段となりましたね。

無線を除けば、光ファイバーが当たり前のインフラとなり、NTTも2023年にはADSLを廃止する方向で動いております。

 

無線通信を除けば、インターネットインフラとして不可欠なものが光ファイバーの敷設工事。

近くまで光ファイバーが通っておれば、あとは各家庭や企業に光ファイバーを取り込む工事を行うとインターネットが使える環境が整うわけです。(FTTH:ファイバー トゥー ザ ホーム と呼んでいます)

 

【厄介な「非対応エリア」】

 

ところが、これだけでは使用者は平等にインターネットを利用できないのです。

 

関西電力系のオプテージ(eo光)の場合

対応エリア(戸建て) 

 1GB契約 の場合  約6000円弱(1か月)

が普通ですが

非対応エリアの場合は  なんと

 1GB契約で 75000円(1か月)

もかかるのです。

へき地で利用者が少ない場所では、収入が見込めないので高くなる・・・・・・とだれかが決めたのでしょう。

 

大がかりな宅地造成など、入植者が増えると見込まれた場合は「非対応エリア」を「対応エリア」に変えるそうですが、、、

 

高度経済成長期やバブルの時代ならばそういうこともありましたが、今は大量に地方に流れる人流などほとんど見かけません。

 

つまり

 

光ファイバーがそばに通っているのに、非対応エリアで利用料が暴力的に高いのでインターネットの契約が出来ない!

 

というところが、あちこちにあるのです。

 

 

【インフラが出来ている場所は「対応エリア」に変えるべき】

 

月に75000円も利用料を払って使う人がどこにいますか?

あなたは、こんなに払えますか?

 

今の時代、個人の場合は都会で頑張って働いて、老後に緑の多い田園地帯で野菜などを育てながらのんびり生きてみたいという人はそこそこいます。

地方の一軒家は60坪程度に畑が付いて300万円から600万円ほどで買うことができます。

しかし時々聞きます。

「インターネットが高いからやめとこ」

 

せっかく光ファイバーは来ているのに、ネット利用料が高すぎて買うのを辞める人もいます。

 

企業でもそうです。

今は、会社のシステムはどんどんクラウド化されています。

IOT化(アイオーティーか)とかDX(デジタルトランスフォーメーション)

とか言っていますよね。

つまり、インターネットのブラウザーをつかって会社の情報を入れるようになってきています。

(そうすると会社にサーバーと言われる機械を入れなくて済むし、会社が火事になってもデーターは別のところにあるので守られるわけです)

 

さらに、工場などはどんどんロボット化や自動化が進み、遠隔で監視・分析したり、防犯・防災時に安全で素早く対応できるようにするためにWEBの監視カメラがどんどん必要になってきています。(これもIOT化ですね)

 

【IOT化の足を引っ張る「非対応エリア」の判断】

 

これらIOT化や地方創成の足を引っ張っているのがオプテージ(旧eo光)などが勝手に判断して決めている「非対応エリア」

 

光ファイバーが来ていないところならわかりますよ。

 

光ファイバーが来ているのに「非対応エリア」にしていることが問題なのです。

例えば京都府舞鶴市ではへき地のインターネット環境を解消させるために、積極的に光ファイバーの工事を行わせたものの、「非対応エリア」のために高くて誰も使えない光ファイバーになってしまっています。

 

非対応エリアの場合、利用料金が高すぎる(75000円/月)ので、利用者が減っても増えることはまずない!

 

対応エリアに開放してゆけば、企業おIOT化はさらに進み、それによって利用改選数も増えてゆくし、都会からの移住者も少しづつ増えてゆく。

 

取っちが社会のためなのか、会社のためになるのか。

 

私は舞鶴市なので、関西電力がNTTを押しのけて幅を利かせています。

その子会社がオプテージ(旧eo光)です。

 

私の会社は、光ファイバーが来ているのに高くて100Mb/月で16700円も払っています。

WEBの監視カメラを3台つけただけで動きません。

1GBに月7.5万円も払えません。(金をドブに捨てるようなもの)

 

せめて、例えば

光ファイバーが来ているのに非対応エリアの場合は

 

たとえば

 

5年間継続して利用されるならば「対応エリア」と同じ金額でインターネットを利用できる

 

という条件付き利用などの取り決めをして、「対応エリア」と同じように使える様にしてください!

 

因みに、対応・非対応を決めているのは

オプテージの場合

「コンシューマー事業部」

というところらしい。

 

ネットを使うのは、企業だって使うのです。

コンシューマーのことだけ考えないで!

 

対応エリアになったら

弊社もIOT化が進む。

オプテージよりも、光ファイバーの工事よりもずっと前から弊社は存在しているのです。

 

IOTによる自動化や防犯防災で監視カメラを20台以上取り付けて、遠隔監視を実現しなくてはいけないのに、そのためには回線契約を複数本増やして、警備員の寮も建てるので個人契約者も増えるのに・・・

何もできない!

防犯防災でなにか支障が出た場合は、オプテージを訴える。