サッカーW杯2018 ベルギー戦は最後まで死に物狂いでぶつかってほしい! |         きんぱこ(^^)v  

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      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ

サッカーワールドカップ2018
日本は決勝ラウンドに進出出来てよかったです。
ポーランドとの試合で0-1で負けた試合の結果、フェアープレーをしなかったのにフェアープレーポイントで決勝トライアルに進めた日本につては賛否両論。バカ朝日や色んな海外メディアなどが批判している。
 
私はどうかと言いますと、

全く問題なし!
 
その理由ですが・・・
 
ワールドカップというのは、特殊な舞台ですよね。
ワールドカップに出場した国は何を目指すか、何が目的かを考えてください。
 
①まず、予選を通過して決勝ラウンドに向かう事。
②決勝ラウンドでは優勝を目指すこと
 
ですよね。
 
①の予選ラウンドは、各グループで総当たりして、決勝に行けるポイントを獲得することが目的。
②の決勝ラウンドは、トーナメントなので勝ち続けることが絶対条件。
という事ですよ。
 
予選ラウンドは、決勝に行ける条件を獲得するためにどう戦うかということに全力を尽くすことが重要なはずです。
つまり予選ラウンドは必至で勝つことだけが重要ではないという事ですよね。
 
物事を「点」で考える人は、1試合1試合がどうかという事になりますが、予選ラウンドは3試合の結果で考えないといけない。
 
西野監督の判断は、コロンビアが1点先制した時点で、コロンビアともセネガルとも戦い終えた感から、コロンビアが同点にされる確率は低いと見たわけです。
だって、コロンビアは日本が1点ビハインドでも同点にされたら予選敗退なわけです。
ならば、プライドにかけてでも1点を守り切らないといけない。
このときすでにエースのハメス・ロドリゲスは後退してベンチに引っ込んでいる。
アタッカーのファルカオもかなり疲労していて、後半で交代。
クワドラードは速い選手だけれどさすがにセネガル相手では五分五分。
だからしっかり守り切って逃げ切るしかなかった。
最後はセネガルに押されていましたが、守り切りました。
(サンチェス選手FBより)
 
コロンビアには、絶対に勝たないとダメなプライドと、理由があった。
日本戦でレッドカード退場となったMFのカルロス・サンチェス選手。
1994年のアメリカW杯でオウンゴールを許したアンドレス・エスコバル選手が帰国後に「オウンゴールありがとう・・」と言われて射殺された事件もあり、今回の日本戦の後でSNS上に殺害予告ととらえられる投稿をいくつもアップされサンチェス選手は傷心していると言う。
 
そういう事情もあり、名将ぺケルマン監督率いるコロンビアチームは、どうしても勝たなければいけない。
 
西野監督はそう言った事情も考えての判断だったとおもいます。
●コロンビアはどうしても勝たなけれなイケナイ。そして勝った。
●日本は1点差なら負けても大丈夫の条件
ポーランドは勝ったことにより、メンツが保てる。
●試合内容から日本が同点に追いつくよりコロンビアが1点差で勝つことの方が可能性が高い。
●日本は6人を入れ替えて、戦力にまとまりがなかった。
●日本は6人を入れ替えて、主力選手の温存が出来た。
●ポーランド戦に出場した選手も本番を経験でき、猛暑30度越えのピッチでも体力温存につながる試合が出来た。
 
もし、日本がきれいごとを考えて、勝ちに行っていたらどうだっただろう。
ポーランドのエースであるレバンドフスキ―はいまいちやる気がなかったそうだけれど、そんなポーランドにすら何度もカウンター攻撃を受けていた。
ポーランドは一点先制して、しっかり守りながらカウンターを狙っていた。
焦って攻め込もうとする日本だったら、カウンターを受けて同点どころか2-0になっていた試合の流れだった。
しかも、最後まで焦って動き、柴崎などは体力を消耗して、たとえ同点でも決勝ラウンドで力は出し切れないだろう。

こんどの、決勝ラウンド対戦相手は、おそらく優勝するであろうベルギー。
今年のベルギーはチームワークが取れて、タレントが揃って、非の打ち所がないくらい強い。
そんなベルギーに対して、日本は万全の体調で全力を出して、落ち着いた強い攻めをしなければ対抗は不可能。
布陣だって、予選1,2戦を戦った時の布陣しか勝ち目はないだろう。
確かに過去の戦績は2勝2分け1敗だけれども、今度のベルギーは今までのベルギーではない!
 
ポーランド戦のような戦い方だと、間違いなく5-0異常のサンドバッグ状態になるだろう。

予選通過の事は堂々と自信をもって、強い気持ちでベルギー戦に挑んでほしい。
 
後ろめたい気持ちを完全に払しょくしてほしい!
 
ベルギーに勝てるのか?
私は「勝てない」と思います。
しかし、2-2、または3-3で同点に持ち込み、最後のPKで勝てる可能性はあります。
 
点を入れられるのは仕方がないチームです。
だから、点を入れる攻めの布陣。
ルカク選手は、時速100キロを出せるターボ付きのブルドーサーみたいなもの。
ちょっとやそっとで当たっても弾き飛ばされるでしょう。
アザール選手は小柄だけれど俊敏!
(ルカク;動きを封じるというより、ルカクに球を渡さない。だからアザールの動きを封じるか・・・)
 
けれども日本はルカクやアザールと初顔ではない。
昨年の11月に、負けたけれど、対戦経験がある。
相手の器量・度合はわかっているはずです。
 
だから全員イエロー覚悟でスライディングを行って流れを止めながら、攻め続けるしかないとおもいます。
 
強い相手に善戦するのが日本。
 
どうなっても諦めずに魂で頑張ってほしい~~~!