-----------2015/10/28-------
もう事故があってから1年以上が経ちました。
大阪地検は慎重な捜査をおこなって、昨日27日にようやく結論を出したみたいです。
やはり糖尿病でインスリンを打った後、低血糖になって意識が正常ではない状態だったという判断になったみたいですね。
私も朝晩インスリンを打っていますが、食前にインスリンを注射しますので、そのまま何も食べなければかなり血糖値が下がってきます。
下がってくるとなんとなく解ります。
どんなふうになるかというと、こめかみが締まった感じで頭が冷えたような感じになって軽い頭痛のような感覚がします。
しかし、これでも正常の人間の血糖値レベルで、だいたい80前後でしょう。
そのまま放っておけば、更に下がる場合があり、50よりも下回ってくれば意識に支障が出て来るみたいです。
結局、この事件は在宅起訴ということになったみたいですね。
刑事事件になっているので、被害者への慰謝料などは示談で行っているのでしょう。
刑事上は、100万円以下の罰金刑になるのではないでしょうか。
最近は、認知症や違法薬物での自動車事故が増えていますね。
そういう意味では、インスリンを投与する人間も運転前の血糖値には十分注意を払わなくてはいけません。
私も、注意します。
追伸)
この場合、低血糖より高血糖の方が相当高くならない限り運転としては安全でしょうね。
-----------7/8--------------
【日本で始めての低血糖症の影響による危険運転致傷認定事故】
この御堂筋暴走事故は加害者の意識回復とともに事情が聴取されて、大阪市福島区の会社員、宮谷則幸容疑者(65)を自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)の容疑で逮捕されました。
日本で始めての低血糖症の影響による危険運転致傷事故ということになります。
聴取によると、午後2時半ごろに低血糖症の兆候が出たので、車中でどら焼きを食べてジュースを飲んだ。そしてその後、昼食を取るために御堂筋を走っている途中から意識がなくなり、事故を起こした。ということです。
事故があったのは6月30日午後4時。
仕事の関係もあるのでしょうが、夕方4時に昼食ですか。
不規則な仕事なのでしょうね。
私の場合は、高血糖よりも低血糖が怖いので、わざと血糖値が少し高めの状態を維持するように心がけています。
大体120から160くらいです。
それでは糖尿病の治療にならないじゃないかと思われますが、私の経験と感覚では血糖値が80台にまで落ちると、そこからもっと下がる勢いは早いように感じます。
だから、本当は良く無いのですが、血糖値は100から150の間になるようにしています。
それでは糖尿病の治療になっていないじゃないかと言う人も居るでしょうが、低血糖で回りに迷惑を書けるならこれによって自分の寿命が縮まっても仕方なし!という覚悟で居ます。
体の全てを少し高い血糖値に慣れさせるようにするわけです。
だからなのか、血糖値が正常である100を切ると早くも後頭部に軽い頭痛が走り、腕が軽く震えてきます。
経験はありませんが低血糖は40を切ると意識障害などが起きて気絶するはずなので、私の場合は常に100から40までに下がる時間を10分と考えて生きています。
その間に対処すると言うことです。
この人は、14時半にドラ焼きとジュースを飲んだけれど16時には再び低血糖が起きたと言うことです。普通は2時間ほどは高血糖状態のはずですが、血糖値降下が早かったみたいですね。
私の場合
財布にはブドウ糖の袋と「私は糖尿病です」と書かれたカードを持っています。そのカードには連絡先と主治医と病院名が書かれています。
あとは血統測定器とインスリンそして血圧と高脂血症と糖尿の薬。
血糖値は少し高めを維持させて、出来るだけ電車やバスを利用しています。
車に乗るときはおにぎりとかパンとかの炭水化物を買っておきます。
意識障害を考えて睡眠防止剤を飲む人が居ますが、何の効果も無いはずです。
ブドウ糖や炭水化物のほうがはるかに低血糖の抑止剤になるはずです。
正常な血糖を意識しすぎて低血糖で迷惑をかけるより、少し高めの血糖を維持して自分の寿命を縮めるほうがましだと言うスタンスです。
死ぬまで糖尿を背負ってマラソンをするわけですから、普通の人が42.195キロ走っても私は35キロまでと覚悟して、しかし35キロは絶対に走るぞという気持ちで生きています。
それがいいか悪いかは、わかりませんけどね(^^;)
-----------7/4--------------
【御堂筋暴走事故と今里筋暴走事故の大きな違い】
6月30日の夕方4時ごろに起こった御堂筋暴走事故が糖尿病による低血糖で疑われている矢先の昨日3日18時半ごろ、大阪市東住吉区今林の今里筋で、再び低血糖によると思われる事故が起きました。
今里筋とありますが、今林というところは今里ではなくて「杭全(くまた)」の近くでJR天王寺駅から一駅目の「東部市場前」のあたりです。
乗用車を運転する男性会社員(49)がやはり2キロほど手前から急停止などを繰り返し、前を信号待ちで停車していた車に追突。そのまま70mほどトロトロと走行して停車。
男性は「低血糖症で事故の少し前から意識をなくしたと思う。医師から運転を控えるよう言われていた」と話しているそうです。
追突された男性は運転していた男を見て「首をフラフラさせていて意識がない様子だった」という事でした。
この事故は明らかに、低血糖による暴走事故だと思います。
この場合運転中に意識が朦朧として結局運転しながら気絶して素直に前方の自動車に追突したわけです。
意識障害だからコトンと意識を失うはずなので首をフラフラさせていたのでしょう。
御堂筋の事故のように何度もぶつかったり、一旦車から出て興奮した表情をしたり、再び乗ってバックして反対方向に進んだり・・・
糖尿病の意識障害ならば、一旦車から降りてまた乗り込むというような芸当は出来ないと思うのです。
こんな行動は低血糖の意識障害だけでは説明がつかないはずなのです。
結局御堂筋暴走事故も低血糖によるものと判断されて、運転の男は本日逮捕されました。
低血糖以外に必ずたとえば眠気を覚ますような薬(例えば眠眠打破ドリンクのようなものや、カーフェなどの薬、抗うつ剤など)によってドーパミンが異常に増えたりセトロニンが減って精神不安定で興奮した状態になっていたはずです。
なぜなら私が認識している低血糖の症状とは逆の行動だったからです。
低血糖で眠くならないために興奮しやすい薬や抗欝剤のようなものを必ず飲んでいると思います。
この二つの事件を同じに考えるのはおかしいと感じています。
-----------7/3--------------
問題のワゴン車は淀屋橋付近から現場までの2キロ強を、何度も急停車急発進を繰り返しており、周りの車から何度も「酒吞んでるんじゃないか」などと110番通報があったと言うことです。
加害者本人は取り調べの中で人をはねたことなど全く覚えていないと言っているそうです。
ちゃんと薬物検査などを行っているのでしょうか。
新聞などでは二言目には糖尿病の意識障害と書いていますが、なんで糖尿病の意識障害の事ばかりしつこく書くのでしょうか。
薬物やパニック障害など、他にも考えられることがあるでしょうに。
意識障害は糖尿病にはありますが、低血糖になると暴れたり興奮したりするのではなくてコトンと気絶(こん睡状態)してしまうと思うのですが。
例えば御堂筋で急にふらふら走って街路樹などにぶつかって止まるとか、信号無視したまま走り続けるとか・・・・。
こういうことが無いとは言い切れませんが、何度もぶつかって一旦車から降りてまた乗ってバックしたりと、そんな意識的な行動はとれないはずなのですけれど。
警察は先入観を一旦離してください。
糖尿病糖尿病と・・・否定はしきれませんが違う気がしますし、とっても不愉快なのですけれど。
-----------7/1--------------
ブログで書いている通り私は糖尿病です。
6月30日の夕方4時ごろに起こった御堂筋暴走事件。
場所は心斎橋大丸と道頓堀の中間付近の八幡町交差点。
情報を纏めると、ワゴン車は御堂筋を右折して信号待ちの車に衝突。
運転手は一旦車を出たが再度乗車。
ぶつけられた乗用車の男性によると、
その時の様子は興奮状態で血の気の引いたような表情だったみたいですね。
ワゴン車は二、三度乗用車にぶつかった後、今度はバックして御堂筋の側道に戻り、そこから折り返して逆走。タイヤをきしませながら大きく右折(6車線の道を横断して東方向)して、作業の為に停車していたトラックにぶつかり、ブランド品店横の植え込みに突っ込んで止まった。
その時に横断歩道を渡ろうとしていた自転車の女性(32)を跳ね飛ばして重傷を負わせた。
ぶつけられたトラックの運転手も怪我をしたそうです。
ワゴン車の男性も怪我をして血を流していたが、救急車で搬送されるときは両手両足が力なく垂れ下がっていたらしいです。
加害者の家族の話では、私と同じように糖尿病でインスリンを打っていたそうです。
そのせいか、マスコミは糖尿病の低血糖が原因かと決めつけたような報道がされています。
ほんとうに・・・低血糖が原因かな・・・。
私も高血糖にも注意していますが低血糖にも注意しています。
どのあたりで低血糖になるかというと、、糖尿病患者は個人差があるものの普段は高めの血糖に慣れています。
だから、血糖値で言えば80を切るくらいから低血糖じゃないだろうかと感じ始めます。
(正常の人の低血糖は70以下です)
最初は、こめかみのあたりが少し締め付けられる感じで、そのあとに軽い悪寒が背筋を走ります。
ちょっと頭が痛くなりそうな感じが続きますね。
もう少し下がってくると手が少し震えて来て動悸を感じます。軽い冷や汗を感じますがこの状態になると手が軽く震えますので「やばいぞ」と感じるようになり、急いで対策を取ります。
これらは低血糖のときに体が出す信号で、カテコールアミンというホルモンが分泌されることによる症状になるそうです。低血糖になるとインスリン拮抗ホルモンが分泌されて低血糖にならないように体が対処しようとします。しかし糖尿病患者はこの機能が低下しているわけですよね。
私の場合は、こんな感じの状態になると、低血糖だと判断して、軽く炭水化物や常に持っているブドウ糖、チョコレートもしくは自販機で缶コーヒーを飲みます。
そうすると、症状は2,3分で改善されはじめます。
私の場合はここまでです。これ以上の経験はありません。
この症状で血糖値は60~80という所でしょう。
正常な人でも低血糖はあり得ます。糖尿病の人は正常な人より高い状態から低血糖を感じるはずなのです。
この血糖値が50を切ってくると、意識が朦朧として、30を切るとこん睡状態になってしまう(死ぬこともあるそうです)という事ですが、もちろん私ですら経験がありません。
しかし、私の感覚では、こんなに発狂して暴れるように車を暴走させる可能性は低いのではないかと思います。
こん睡状態になって気絶するだろうから、こんな複雑な動きはしないと思うのです。
実際に超低血糖になると脳がおかしくなって発狂することがあるのかもしれませんが、右折して何度もぶつかってバックして左折してさらに折り返して御堂筋を大きく左折する・・・。
糖尿病のせいではないのではないでしょうか。
今ニュースを賑わせている脱法ハーブとか、パニック障害とか・・・。
糖尿病を庇うわけではありませんが、なんだか別の要因のような気がするのですが・・・。
