大東元社長が殺害されて半年が過ぎてしまっています。
私が昔住んでいて、よく遊びまわっていたところが黄色い円のあたり。
そこから殺害現場(黄色のピン)に行くには、小山を超えなけれはいけません。(薄い赤)
大した小山ではありませんが、ここには初詣で有名な伏見稲荷大社があり、その周辺の森は一旦森の中に入り込むと地元の人でも方向感覚がわからなくなって迷ってしまうといわれるほどの場所です。本当はもともと大した森ではないのです。その気になってどの方向へでも歩けば抜け出せますから。
私は①か⑨のように思っていましたが、バイクの件で考えると、④か⑥か⑦ということになる可能性が高いと思います。
しかし、「お稲荷さん」周辺はそれほどに「不気味な」場所なのです。
私はこの辺りが怪しいかなと思っていましたが、そうではなさそうでした。
6月16日の警察の発表では、犯人は自動車ではなく、バイクで逃走した可能性が高いとのことでした。
しかもそのバイクは今年の4月に盗難車両として押収されていたそうです。
現場から周辺の防犯カメラ約1000台を解析した結果、現場から離れる1台のバイクがあることがわかり、それを追跡すると山科区で見つかったということなのだそうです。(薄青のエリア)
ただ確定はしていません。
バイクなら逃げる心理や方向も変わってくるとおもいます。
私の場合は山科には住んだことがありません。
この感覚で、もし私が犯人だとしたらどこに逃げるかを考えてみました。
伏見区に住み、山科には土地勘があまりないとした場合ということです。
犯行後にバイクで逃げるとしたら、ブルーのエリア(山科)ではなく、レッドのエリアつまりは、稲荷山近辺にひとまず逃げ込もうと考えます。多少は土地勘があるので見つからずに放置する場所を考えやすいからです。
車なら現場からかかわりの無い場所まで、そこそこ遠くに移動すると思うのですが、バイクだと排気量にもよりますがさほど遠くには移動しないと思うのです。
つまり、犯行後に稲荷山の中に入って、人気の無いところで犯行に使った拳銃を捨てます。
そして鞄から着替えを取り出してはき替えたあと、ヘルメットを入れる場所に詰め込んで、心を落ち着かせてから伏見区か東山区のほうに出て、立ち去ります。
着替えた衣服は別の場所に捨てるかどこかに埋めるか切り刻んで川に捨てるかもしれません。
しかしバイクは山科のどこかで見つかって押収されているみたいです。
ということは薄いブルーのエリアあたりになるのでしょうか。
ということは私の想像とは違って逆に山科に多少の土地勘があり、山科から宇治方向に逃走した印象を感じます。伏見区に土地勘がある人間ではないということです。
地下鉄やタクシーでは逃げないでしょうし、誰かが車で待っていたか、自分の車を置いていたとも思えるし思えないし・・・。
あくまで住んでいた時の感覚からの想像ですが。
私はどこかこの近辺に土地勘のある人間がバイクに乗っていたのではと推測しています。
・遠方からは来ないだろう
・バイクを遺棄するにも多少は土地勘のあるところに遺棄するのではないか?
・盗難バイクの調達と犯行者は別人ではないか
・在住経験のある外国人?
バイクの事だけを考えると土地勘のある日本人の印象が強いです。しかもその人間は京都か宇治または大津あたりに土地勘がある人物。
しかし、犯行の手際を考えると外国人のプロのような印象。
いったいこの矛盾するような感覚はどうやって結びつくのでしょうか。
僅かなライトの映像からバイクと判断できても、それだけで警察が押収したバイクが犯行に使われていたという証拠まではわからないはずです。
他にも警察は情報を持っているのでしょうね。
でないとバイクを特定しきれないきがします。
この情報量では私たちはほとんど推測すらできそうにありませんね。
大東元社長の行動習慣を調査
25口径という殺傷能力の低い拳銃の使用
殺傷能力が低い事を熟知した人物の犯行
手慣れた犯行
手際よい逃走
バイクを使用?
この事件も2009年の島根県女子大生殺害(平岡都さん殺害)事件のように時間だけが過ぎて行くことになるのでしょうか。