但馬のキツネにご挨拶 山の神様はきっといる |         きんぱこ(^^)v  

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      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ

 8月26日深夜、豊岡での仕事を終えたきんのすけは、夜も更けていたので大阪に戻る近道をと、豊岡市から朝来市へ抜ける近道として、峠を越えることにしました。


 豊岡にある「ほたる橋」から南に南下して奥山という峠を越えて朝来市の国道9号線に出ようと思いつき、お蕎麦で有名な出石(いずし)町にある出石川の支流沿いに走る道路を登って奥山越えを行いました。


 走る車は私の車だけ。


 何か動物がいないかな・・・。


 猪、鹿、キツネ、タヌキそして・・・熊。

 京都の北部や、兵庫県の北部には熊がいます。ツキノワグマですけどね。


 さすがに熊だけは出てほしくないなとおもいつつ、時速3,40キロで走りました。


 すると、頂上付近に差し掛かろうとしたときに・・・


 いましたいましたグッド!


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 キツネさん。


 直ぐに車を止めて、IPHONEで写真を撮りました。

 勿論野生のキツネです。


 人を怖がってさっと逃げるのかと思いきや


(またきたんかぁ・・・)


 ってな感じでのこのこと道路を横切って行きました。


 この前に小鹿を見たのですがシャッターチャンスを逃してしまいました。


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 頂上付近でも、またまたキツネさんです。


 道路の真ん中にどてっと座り込んで、私は勿論通れないので車を止めてIPHONEで撮影。


(んもぉー、人が(キツネが)気持ちよく寝てたのに・・・邪魔やなぁー)


 って感じです。ドクロ


 5,6秒してから、やっとのそっと立ち上がって道端によけてくれました。


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 なんだか、人間社会の中で生きている私ですが、こんな峠のてっぺんにまで行くと、ここは動物たちの社会なんだなぁ・・・と思いましたね。


 けどいくら夜中は車が通らないからと言って、こんな真ん中に座り込むといつか車に引かれるぞ。


 そう心でキツネに伝えて車を動かそうとしたら、聞こえたのかどうか、そのキツネは森に入らずに道端で立ち止まってこちらを向いてちょこんと座り、私が通り過ぎるのを待っているかのようでした。


 見ていると結構かわいいものですね。


 しかし、人に慣れているのか人の怖さが解っていないのか。


 そんな感じでほほえましくキツネを眺めていたわけですが、キツネが見ていたのは、実は私ではなくて・・・・私の後ろに忍び寄る大きな・・・クマ・・・・。

 だったりして・・・・叫び

 しばらくすると、私の方が背筋が寒くなってきました。

 このキツネにつままれて・・・。


 そう思いだすと人間は弱いもので、ゾゾゾと背中に悪寒を走らせながら足早に峠を下りました。


 追伸)

 あとで上の写真を見ると・・・・・・なんと!


 キツネの影が二つも!!!!!


 ぞぞぞぞ(笑)



 けど楽しかった。ニコニコ


 山の神様は、今でもちゃんといるような気がします。