やはりバックはアルカイダ ボストンテロ事件 |         きんぱこ(^^)v  

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 この英語で書かれた雑誌はアルカイダが英語版で発行している雑誌です。


 イエメンのアルカイダ系の組織(アラビア半島のアルカイダ(Al-Qaeda in the Arabian Peninsula、AQAP))にいたアンワル・アウラキ氏が発刊者(すでに米無人機の攻撃で死亡)。


 この雑誌はネットで配信されており、爆弾の製造方法、車に刃物を溶接する方法、車を人混みに突進させるコツなどが記載されていると言うことです。

 そしてボストンテロのジョハル容疑者はこの雑誌をネットで見て爆弾を作ったと供述しているそうですね。


 私の予想を超えて、これなら素人でも製造が可能だったのでしょう。


 圧力鍋に黒火薬(花火で使うオーソドックスな火薬、これだけだと威力が無いので圧力鍋と釘やベアリングが必要だった)そして起爆装置はタイマーではなくオモチャのリモコンを改良したもの。

 これだったら二回目の爆発時に悠々と逃げていたジョハル容疑者の落ち着きぶりが理解できますね。



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(あえてリンクは貼りません Make a bomb in the kitchen of your MOM と書かれています)


 【新たなサイバーテロ ホームグロウンテロリスムを育てるテロに解決策はあるのか】


 言葉は決まってはいませんが、いわば「リクルート テロ」と言えばいいでしょうか。


 テロリストからみれば敵国の言語を使ってネットで雑誌が読めるようにして、感化されやすい若者を聖戦(ジハード)にリクルートするわけです。


 いわばこの雑誌に感化された人間が1~2年かけて「ゾンビ」になり、突然周りの「味方」に襲い掛かる。

 

 映画ですら顔負けの現実が発生したわけです。


 日本だって他人ごとではない。

 私は思うのです、これが40年前の日本でなくってよかったと。

 よど号ハイジャック事件の赤軍派、あさま山荘事件の連合赤軍、テルアビブ空港襲撃事件の日本赤軍。

 このころは今のアルカイダの様に日本のテロリストは世界からも恐れられていた。

 もしこれが今だったら、日本赤軍はアルカイダと結びつき日本は世界からテロ国家と恐れられ、日本がマラソンレースで爆破事件を起こしていても不思議ではありません。


 だからこの問題は過去にテロリストを産み、それを駆逐してきた日本だからこそ真剣に考えないとダメなのです。



 これに対処できる方法はあるでしょうか。


 勿論氾濫するインターネットサイトを「検閲」すればよいわけですが、わが国ではどうでしょう。

 

 言論の自由や個人情報の保護というある意味相反した内容について、政府はどのように対処してゆくのか。

 

 私は、どうみたってこれからはプロバイダーの情報を政府や世界的な組織がが管理し、管理外のサイトの利用を検閲と抑制させる仕組みが必要だと感じます。


 しかし、例えば今の中国の様に、その検閲が政府の政治に利用される問題が出てきますので難しい問題です。

 

 しかし、近い将来、きっと人間は管理される時代になるでしょう