横暴な週刊誌は橋下市長を叩くな! そして1年が経った |         きんぱこ(^^)v  

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------2012/11/20追記-------


 この間、橋下市長に対するひどい記事を書き続けていた週刊誌が、1年後の今になってやっと、ちゃんとした反省記事を週刊誌に載せました。


 (スポーツ報知より)

 橋下徹大阪市長に関する連載記事に重大な人権侵害があるとして掲載後に打ち切りを決めた「週刊朝日」(朝日新聞出版)は20日発売の11月30日号で10ページに及ぶ検証結果や再発防止策を掲載した。

 尾木和晴編集長代行は「橋下市長とご家族、さらには多くの方々を傷つけ、愛読者の信頼を裏切ったことを深くおわびいたします」と謝罪している。同社では社長が辞任、当時の編集長らに懲戒処分をしている。


 この週刊誌のことは昨年、下の様に私も怒っていました。

 マスメディアを利用してよくここまで言ったものだなと思っていたらさすがに大問題になりましたね。

 このころは、ここまで記事を書く事がジャーナリズムだ!とまで言い切っていましたから


狂ってる!


 と思っていました。


 私はよく殺人事件を追っていますが、この問題も似たようなものです。

 人を殺めてから「すいませんでした」と言っても、その人は帰ってこない。

 これだけマスコミを使って一個人を無茶苦茶に言って、あとで謝っても言われたほうの心の傷は消えないでしょう。(もちろん謝るのは大前提)

 

 編集長も社長も気付かないというのは、恐ろしいことですね。

 組織って何なのでしょう。

 組織の中で矛盾を感じて、もの申したところで煙たがられるだけでしょうね。そんな従業員もいたでしょう。「きれいごとを言うな」って。

 モラルを逸脱した組織にきれいごとも糞もない。

 従業員は子供や家族を考えて必死で小さくなって嵐が過ぎ去るのを待つ。

 

 傷ついたのは橋下さんや家族だけではなくて、まともな考えを持っていた従業員の幾人かも傷ついているだろうなと思っています。



----以下は2011/11/28に書いた記事です----


【つけあがった週刊誌】




なぜこれほどの熱気を帯びたのか。もちろん「大阪都構想」の是非という大きなテーマがあったこともその理由のひとつだろう。しかしそれ以上に、橋下氏の出自・親族に関するネガティブな報道が立て続けに出たことで、争点を論じる以上に、有権者の視線がエモーショナルな論議のほうに注がれたことに、その理由があるはずだ。 「父親はヤクザで、背中に刺青が入っていた」「従兄弟が殺人未遂で逮捕された」「ハシモトではなく、元々はハシシタだった」「そんな人間に、政治家になる資質があるのか」 ・・・




 要するに橋下新市長の今回の選挙は、橋下氏の父がヤクザだったことを報じた週刊誌によって沢山の票が集まったというのがこの週刊誌の言っていることです。




 この記事を書いた記者は、ちょっと頭がおかしいのかな・・なんて思ってしまいました。


 


 今までの、橋下氏への無茶苦茶に近い週刊誌の報道に対して、橋下氏はツイッターでカンカンに怒りまくっているのもご存じだと思います。





 10月30日にFAXで取材依頼、言葉が一見丁寧ながら10月31日に会えとこれまた急なことですね。


 電話番号は03ですよ。大阪にも拠点があるのに・・・。


 なんだか・・・誰かがこうさせたんじゃないでしょうねぇ・・・




上記質問に関する取材を大変申し訳ありませんが10月31日までに対面にてお受け頂きますよう伏してお願い申しあげます。大阪には弊社記者の軽部元(携帯電話番号が記載しいるがここは敢えて伏せておく)が待機していますので対面取材の時間を軽部までご連絡頂ければ幸いです。

(仮に対面での取材を受けて頂けない場合には下記連絡先までお電話また書面にて回答頂きますようよろしくお根が強い申し上げます。) 2011年10月30日週刊新潮編集部●●●● 直通03-3266-???? FAX03-3266-????


 携帯電話番号の記載もありましたがこれは伏せます・・・




 兎に角、ご存じのとおり週刊誌では橋下氏の親の事をネタにボロクソに書いています。


 橋下氏本人の事は、「公の場に子供を連れてきた。けしからん」という重箱の隅をつつくようなことだけなんですが、ネタがないのか橋下さんの親の事をありったけけなしたものですよね。


 親は確かにヤクザだったけど、本人は立派な弁護士でたくさんの子供を産むということは夫婦関係も良くて家庭を大事にしているということではないのですか。自民党の小泉元首相のおじいちゃんなんか、日本を代表する大物ヤクザだったですよね。同じように考えると自民党の小泉 進次郎議員やタレントの小泉孝太郎君はどうなるんだ?








【週刊誌が橋下氏の親をネタに不祥事と言ったこと】


 

「俺の記憶にない死んだ実父が同和出身者であること、そして暴力団であったこと、最後に自殺したことは、俺の不祥事か?バカ新潮、答えよ。不祥事はどんどん報じたらいい。子供がいても関係ない。上記、俺の実父に関することは、俺の不祥事か?バカ新潮もどうしようもないね。」


「伯父が暴力団であったこと、従兄が人の命にかかわる重大事件を犯したことも俺の不祥事か?俺の権力チェックはどんどんやれ。有権者が選挙で選択する材料として、俺の生い立ちを報じるのも構わない。もし俺が暴力団関係者と付き合いがあり、伯父と関連性があるのであれば報じれば良い。しかしバカ文春も、バカ新潮も俺の不祥事は何も報じていないじゃないか!今回の報道にかかる俺の実父の情報、伯父の情報、従兄の情報は、為政者の何をチェックするために必要な情報なのか。実父や伯父や従兄の何かが俺に繋がっていると言うのか。それは、俺の子供にも繋がっているということだな。今回の報道で俺のことをどう言おうが構わんが、お前らの論法でいけば、俺の子供にまでその血脈は流れるという論法だ。これは許さん。今の日本のルールの中で、この主張だけは許さん。バカ文春、バカ新潮、反論してこい。俺に不祥事があれば子供がいても報じろ。俺の生い立ちも報じろ。」




 と、怒り心頭。




【本人が言う父親の事】




「父について問い合わせが多いので一連の週刊誌報道についてコメントします。実父とその弟(伯父)がやんちゃくれで実父が最後に自殺したのは事実。僕が小学校2年の時。物心ついたころには実父は家にいなかったのでほとんど記憶なし。実父と叔父が、それでもむちゃくちゃやんちゃくれで、暴力団関係者であったことは周囲の話からは聞いた。同和地区に住んでいたことも事実。伯父の愛人に子どもいて(僕の従兄)、犯罪を犯したことは事実。この従兄とは僕が幼少のころ伯父に会わされたらしいが僕の記憶になし。

僕が弁護士になってから伯父とこの従兄と会ったことがある。犯罪事実については今回の週刊誌で詳細に知った。ここまでが事実」


「しかし僕を育ててくれたのは、母親であり現在の父親である。伯父に小遣いやお年玉の類を除いて生活の経済的援助をしてもらったことは一切ない。僕の大学進学費用、妹の海外留学費用も全て現在の父のおかげである。」




子供は親を選べない。




どのような親であろうと、自分の出自がどうであろうと人はそれを乗り越えていかざるを得ない。僕の子供も、不幸極まりない。中学の子供二人には、先日話した。子供は、関係ないやん!と言ってくれたが、その方が辛い。文句を言ってくれた方が楽だった。」


「僕は暴力団との付き合いは一切ない。特定団体への補助金を優遇したことは一切ない。以前の同和事業に相当する補助金については、僕が知事に就任してから厳しく見直した。週刊誌は9億円しか削減していないと報じていたが、9億円も削減したのは僕になってからである。お金以外のところも厳しく見直した




 橋下氏が言った「子供は親を選べない」ということば。


 ツイッターでこれだけ必死に怒っている橋下氏の心に嘘などないでしょう。




 t_ishin ツイッター(10月末の文面参照)






 おっと、肝心なことを言い忘れるところでした。





 橋下市長の子供達よ、お父さんを思いっきり誇りに思って、自信を持って生きればいい!




 昔、私の仕事の上司が言ったんだ。


「腐ったらアカンで、腐ったら負けや」


 って。


 私はこの言葉をずっと忘れていません。




 今日は抜粋ばかりになってすいません。