11月中旬まではどんどん沈静化していた地震ですが、中旬以降に急激に増え始めています。
東日本大震災関連の地震は20日以降に急激に増えて、茨城県北部で直下型のM5.5(下図のC地区),そして福島第一原発沖で6.1(下図のE地区)という大きな地震が発生しました。またしばらくの間注意が必要だと思います。発生場所は私が5月に予想した発生源(黄色く囲んだ地域)の中でした。
この黄色い枠内のどこかで大規模な地震が発生する確率はかなり高いです。
つまり、東日本大震災の震源地は、下図の円内が震源なので10か所もあるわけです。
それ以外に北海道の浦河沖はお決まりの場所での地震がありました。
驚いたのが11月21日に発生した広島県北部の地震です。
これは多分火山性の地震だとは思いますが、まだ余震が続いていますので、しばらくは注意した方がいいかと思います。
他には、福井県嶺北地方での地震が目立ちます。この辺りは大きな地震こそ発生していないものの、原子力発電所が「もんじゅ」をはじめ沢山あるところなので、ここで大きな地震により発電所が停止すると関西の電気はほぼ全滅ということになります。不気味ですがこのまま収まってほしいですね。
ちょっと全国的に、年末にかけて再び注意しておくべきかもしれません。


