-----------2014/10/17---------------------
この事件について、2014年10月15日付けで、最高裁の判決が出ました。
長男について殺人罪、妻には傷害致死罪を適用し、藤森被告を懲役28年と言うことでした。
被告側は「妻が長男を殺害し、自殺した。その事実を次男に知らせないようにするため、遺体を隠した」と主張。
判決は
18年4月、大阪市天王寺区の自宅で、妻の充代(あつよ)さん(46)を死亡させ、長男の庸了(のぶあき)さん(21)を殺害。23年7月ごろ、2人の遺体や骨を入れた一斗缶3個を同区内の路上や公園に捨てたということでした。
この家族は不仲ではなかったということなのですが、家庭の内情はわかりません。
次男が旅行中に母と長男になにかがあり、さらに藤森被告が2人が失踪したことにして当時働いていた職場に遺体を隠していた。
死人に口なし。母と長男の間に何があったのか。
過程と言うのは一瞬で壊れるほどに脆いものなのでしょうか。
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2011.8.17
2011.8.17 追記「重酒石酸コリン」
2011.8.23 57歳無職の男を逮捕
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2011年8月23日 容疑者が逮捕されました。
藤森康隆 57 遺体は妻と息子だった。
ただ現在は容疑者で、容疑を否認している。
DNA鑑定で、親族の殺人事件でしたか・・・。
ほとんどが男女の関係と性というキーワードと関係があるのですが、
近親相姦?
しかし、なんで自分の住むマンションの下に一斗缶を置いたのでしょうか?
501号室から一斗缶の状況を確認できるからでしょうか。
なんでゴミ置き場意外に、駐車場の角の電信柱に置いたのでしょうか?
よくわかりませんね。
しかし、バラバラ事件はほとんどが逮捕されますね。
島根県女子大生殺害事件もはやく掴まってほしいです。
---以下8月17日の記事---
一斗缶殺人事件が大阪で起きました。
私が自転車で通勤する途中にある南高津公園というところです。
(近鉄上本町六丁目駅の上にある近鉄百貨店と新歌舞伎座、一斗缶はここから北に200mのところで発見された)
このあたりは、「うえろく(上六)」と呼ばれている場所で近鉄電車南大阪線の終点です。近くに近鉄百貨店や新歌舞伎座、都ホテルなどがあります。
さしずめ、南大阪の玄関口というところでしょうか。
西に行くと1キロほどでミナミの繁華街に出ます。東は焼肉の街鶴橋(つるはし)
この近辺の特徴は、文教区と呼ばれるほど学校が集中している地域であること。
上六、谷九のホテル街の近くであること。特に谷六のホテル街から歩いて2,3分です。
公園の隣が郵便局で一通りも結構多いところ。
周囲は沢山のお寺が集中しているところ。
ということになります。
(大通りを一つ入ると上六のホテル街になる。ここのホテルは地味な建物が多く、あまり目立たない)
愛知県女子大生殺害事件(被害者:朝日なつみさん、加害者:丹羽雄治容疑者)では、やはり遺体を山中に遺棄することを考えた。
ところがこの場合は、モデル事務所に本名と住所を知らせていたので「逃げられない」という心理から自首しました。
逆に考えれば、身元がわかっていなければ「山中に遺棄」するのが殺人者の考える心理なのだと思います。
人間というものは自己中に出来ているのでしょうね。
怖くなれば逃げるし
無理だと思えば自主するし
認めたくなければ隠そうとしますよね。
もちろん私は殺人経験はありませんが、人生に取り返しのつかない過ちを犯したと感じた経験はあります。
そんなときに最初に何を感じたかというと
「もう俺の人生は無くなった」
と感じると思います。
よく瓦礫が崩れ落ちる・・・という表現を見ますが正にその通りです。
目には見えませんが、現場の光景を無機質に自分の目で写し取っているところで、透明の煉瓦のようなものが、ガラガラガラガラと崩れ落ちます。
これが一体何なのかはわかりません。
夢という煉瓦でしょうか・・・
希望という煉瓦でしょうか・・・
生きる自信という煉瓦かもしれませんし・・・
道徳や「まっとう」という煉瓦なのかもしれません。
ここまでは、殺人者にかかわらず、取り返しのつかない罪を犯した人ならだれでも感じるのではないでしょうか。
(公園の入り口)
まあ、今年5月に二歳の子供を餓死させた小坂雄造・里見容疑者のように自分の子供よりネコの餌を心配するような生き物(人間ではない?)の心理など、俺には到底わかりませんが・・・。
こういう連中は鈍感で、後になって段々と事態の大きさがわかってくるのでしょうね。
(二つ目、三つ目の一斗缶は公園から20mほどのコインパーキング角に置かれていた)
ともあれ話を戻して、
最初に
「もう俺の人生は無くなった」と感じて
瓦礫が崩れ落ちて
次に何を感じると思いますか?
ここからが人間という生き物の怖くも悲しい現実だとは思いますが
この状態で一生、生き続けて行かなければならないのかと感じて途方に暮れるわけです。
そして、その中で様々な「いろんな選択肢」が浮かび上がってくるのでしょうね。
(雨が降らない大阪なので、錆が下にこれだけ落ちるということは結構長い間、一斗缶がここにあったことがわかります。撮影ーきんのすけ)
話を一斗缶殺人事件に戻します。
8月17日現在、3つの一斗缶に男女とおもわれる二人の遺体が入っており、公園と公園から20m離れたコインパーキング付近で発見されたのは報道されている通りです。
女性が運転する白い車で男が二人降りてきて一斗缶を置いて行ったという話もあれば
作業着を着た男が一斗缶の位置を変えていたという話もあります。
新聞では、一人は40~60歳の男性。頭に陥没骨折の跡があったそうです。
お金持ちとホステスのカップルなのかもしれません。
2008年に起きた星島貴徳
(無期懲役)のバラバラ殺人事件、まだ記憶に新しい2009年の島根県女子大生殺害・遺棄事件
といい、情義を逸した事件が続きます。
(写真左端のゴミ置き場に3個目の一斗缶があった)
一斗缶に防腐剤を入れて、人目に付く場所に置くというのはどういう心理なのでしょうか。
愉快犯なのでしょうか
模倣犯なのでしょうか
それともまさか、島根県女子大生殺害事件と同一人物でしょうか
新たな犯罪でしょうか
自首する勇気もなく、本当は見つけてほしいと思っているかもしれません
見つけれるなら見つけてみよと挑戦的な心理かもしれません。
なぜ一斗缶なのでしょうか
分散させるために丁度良い入れ物になるのでしょうか。
犯罪をぼかす為の一つの手段でしょうか。
遺体は最近のものでしょうか、それとも中に入っていた新聞紙から、数年間冷凍されていたものでしょうか。
一斗缶の一つには
「重酒石酸コリン」というラベルが貼ってあったそうです。
意味ー神経細胞などの細胞膜を形成する。脂肪とコレステロールを体が使えるようにする。肝臓に脂肪がたまり過ぎないようにする。コレステロールを正常値に保つ。神経伝達物質アセチルコリンの材料となる。
そしてこの重酒石酸コリンは、北陸地方の薬品会社が製造・販売していたが、現在は製造されていないそうです。
一見体にすごくよさそうな感じがしますが、製造中止ということは問題があるのでしょうね。
医薬品に関係がありそうな感じがしますね。
酒石酸ーワインやブドウに多く含まれていて、食品添加物としても認められているそうです。
コリンー神経細胞の細胞膜を形成したり、血圧を下げるアセチルコリンの材料となるほか、肝臓に過剰な脂肪がたまるのを防ぎます。不足すると脂肪肝や動脈硬化、健忘症になりやすくなります。豚レバー、牛レバー、たまご、ダイズ、エンドウマメ、牛肉、豚肉、とうふ、サツマイモなどに多く含まれています。成人1日あたりの所要量は男女とも500~2000mg、上限はとくにありません。サプリメントに多く含まれているそうなのですが・・・。
古い新聞といい、数年前に製造中止された健康食品の原材料を入れた一斗缶といい、どうも遺体を冷凍保存していたのかもしれません。しかし死亡推定は今年の6月ごろとも言われていますがまだ正式ではないですしね。
空き缶を回収して回っている(大阪だけかな?)おじちゃんの証言では7月下旬の深夜に一斗缶が置かれていたそばに複数の不審な男女がいたとか、白い車に乗った人が一斗缶を置いて行ったとか、いろいろと情報が入っていますね。
私見を書くまでに、しばらく様子を見ます。
警察の方は暑い中ご苦労様です。





