2011年8月4日に放映されたフジテレビ系列東海テレビの番組「ぴーかんテレビ」で岩手県産ひとめぼれ10KG当選者のテロップの当選者名欄に「怪しいお米セシウムさん」なんて書かれたものが放映されて、岩手県がものすごく怒っていますよね。
わたしも、ローカル放送なのでYOUTUBEで見ましたけど、唖然としました。
東海テレビによると、「リハーサル用のテロップがそのまま使われた」と言うことですが、余計に唖然としました。
要するに、本番前は放映されなければ、何を言っても何をやっていても構わないわけなのでしょうよね?そして・・・誰も注意しないなんて。
あれだけの大惨事を目の当たりにして、こんな言葉を仮にでも書いてしかも誰も何も言わない(だってそのまま放映されたんだから)・・・という人間の感覚が、私には到底信じられませんでした。
一体テレビ局って・・・どんなとこなんだよ
って、もし言ったら、「こんなことよくあるよ」なんて言う輩が出てきそうな気もしますね。
TBSやフジテレビの社員は1500万円、日テレでも1300万円ほどもの年収をもらって、スポンサーにはおびえながら下請けやタレントに持ち上げられてつけあがっている姿が目に浮かびます。
実際に運営しているのは下請けや孫請けの会社で年収300万前後だとも聞きます。
テレビ局自身は1500万円で仕事を発注しても孫請けには4,500万円になるのでしょうね、つまりそれだけ中間搾取があって、利権が絡んでいるのでしょう。
福島原発の東電と原発作業員の場合と一緒ですか・・・。
どこでもそんなものかも知れません。
たとえば某証券会社とその孫請けや外注会社でもそんな感じ。
だけど、富士通や三菱電機とその孫請けは・・・というと富士通などコンピューター会社大手は電機労連に入っているせいか、それほど高くはないんだ。
私も今は無いけど三菱電機の北伊丹製作所って所で子会社から出向して働いていた。
周りの人は京都大学の大学院とかどこそこの大学院さんばかり。
ある日
「いい大学出てるのに、給料安いですね」
って、尊敬するK氏(この人もM大学の大学院)に聞いたら
「意地だ」
って言っておられました。
そりゃあ、残業出なくてもよく働く人達で、仕事はまじめでしっかりしていましたよ。(俺だってそこで月に残業215時間って記録もありますから一緒に頑張った、自慢すべきことではないけど頑張ったって事)
彼らにつけあがったところなんか全くない。
番組制作費の削減や情報時代なので「クレーム」と視聴率に敏感になって、おべんちゃら番組が増えてきた。
本気で番組を作る人がいなくなった
「水戸黄門」なんか、視聴率が下がっても続けてほしかった。
いくらスポンサーが減ったからとはいっても、いくらクレームやPTAがうるさいとはいっても
良くも悪くも、もう少しレベルの高い(ある意味低い)またはおもしろいテレビ番組を追及してくれよ。
各局はインターネットとテレビを融合した(ようするにテレビ局と視聴者の双方向でやり取りできるということです)世界でのビジョンも必要だし。
テレビの裏側だからって、何書いても言ってもいいのかって。
そんな連中だけでなく、それを管理できない上層部も問題だよ。
こんなこと書くと
すべてはスポンサーだよとかすべては視聴率だよ
なんて言うやつもでてくる。
それはわかっていますよ。
それプラスアルファの部分を言っているのですよ。
セシウム・・・なんて言うレベルで仕事していたら、どんなに頑張っても、良い番組なんて作れない気がしますけどね。

