【メルトダウンがいつ起きたかは素人でもわかりそう】
福島原発のメルトダウンは3.11以降、いつ起こったかは核物質を覆っているジルコニウムがいつ溶けたかでわかると思います。
溶けると水素は発生するわけで、立て続けに爆発した時がメルトダウンを起こした時だと思うわけです。
東電も政府も、水素爆発だけでも驚きの時に、メルトダウンなどというと、国民がパニックになるから「黙っておこう」というわけでしょうね。そんな時にとある教授が「メルトダウンしている」と言いかけたので更迭したということでしょう。
発表をずらすというのは、ある意味悪い事ではありませんが、2か月もずらしたことは問題です。
その間に、メルトダウンにたいする迅速な対策(現状把握調査と対応策)を「わかっていて」行わなかったわけですから、この罪は大きいでしょう。
現場の人はわかっていたはずだから、それを上層部に報告する途中か政府まで話が通っても揉み消された可能性が高いですね。
メルトダウンの発表を遅らせることはパニック管理から見れば「技」なのでしょうが、二か月遅らせることは「意識的な放置」ということになり、この責任は東電上層部のみならず政府の関係議員さんには取ってもらわねばいけないでしょう。
3号機なんか下手したら格納容器をも突き抜けて地下地中にまで達しているかもしれない。地下に水が溜まっていることが、核燃料を冷却させるわけですから、まだ幸いかもしれません。
まだ現状調査、現状把握が甘いですね。
【地震の数が僅かづつ減ってきた】
4月27日以降、小規模ながらも異常な回数になっている地震ですが、4,5日周期で少しずつ減っている感じがします。
このまま落ち着いてくれないかなぁ。
この地震群が、雨降って地固まるような終息に向かう現象なのか、それとも大きな地震の前兆なのか・・・
その中でもたまに起こる中規模の震源は、3.11震源の近くと福島原発沖で発生しています。
3.11震源は隆起しているはずなので、ここにおおきな亀裂や地中でなにかひっかかりでもあるのでしょうか。
福島原発沖に集中している地震は、その断層が福島原発から外れている感じなのは幸いです。
しかし、大きな地震は来ないことを願っています。