映画「ウオーターワールド」 |         きんぱこ(^^)v  

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      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ

  1995年、ケビンコスナー主演のこの映画は私は大好きな映画の内のひとつです。
 しかし、世間では「海のマッドマックス」と呼ばれて駄作と言われていますね。
 そのくせ、USJやアトラクションではこの映画を取り入れている事が多いです。



砂坂を這う蟻-1


 地球温暖化で人類の文明や遺跡は海中に没した。実際温暖化になっても全ての陸地が海中に没するなどということはありえないと言われています。
 しかし、地殻変動なども考えると海に沈んでもおかしくは無いはずです。


 日本はどうでしょう、約1億年前のジュラ紀の日本は大陸の端の海の中でした。大陸から流れ出る土と日本海溝に沈むプレートの一部が削られたものが混合して海底に堆積したものが、やがて隆起して海の上に姿を現します。そしてプレートの移動により大陸から離れだして凹んだところに海水が入り日本海が出来たのは1700万年前。これは日本の地質学者によって証明されています。

 その逆で海に沈んでも不思議は無いでしょう。

 ケビンコスナー扮する主人公マリナーはエラ呼吸が出来るミュータント
 自作のヨットに乗りながら海上で生きる近未来生物。
 
 人類も僅かながら生き残っており、人間とともに唯一残された陸地ドライ・ランドを求めて旅をする。
 
 私はこのエラ呼吸の出来るミュータント(異形人)が、未来よりむしろ太古の地球で生きていたのではないかと思っています。


 なぜなら、生命は海から陸に対応できるように進化して来たから。
 何年、何百年の話ではなくて、何万年、何百万年、何千万年のレベルの話です。


 顔は人間の顔ではないかもしれない、鱗(うろこ)もついていたかもしれない。
 形は半漁人のようだったかもしれません(笑)
 しかし、人間の知能を超える高等生物が居てもおかしくは無いです。
 河童、半漁人、人魚。

 人間はちゃんと想像しているではありませんか。



 砂坂を這う蟻-1


砂坂を這う蟻-1


 
 生き物はそのときの環境に合わせて生きている。
 それと高等頭脳を持った生き物とは別の話だとおもいます。

 色んな生き物が繁栄して滅亡する、その繰返し
 今は哺乳類と人間が中心になって繁栄している。


 あと、ほんの10万年程度で人類も滅亡するのでしょうか。
 ただ、それだけのことなんでしょうね。

  

監督:

 ケヴィン・レイノルズ
製作:

 チャールズ・ゴードン
 ジョン・デイヴィス
 ケヴィン・コスナー
 ローレンス・ゴードン
製作総指揮:

 イロナ・ハーツバーグ
 アンドリュー・リクト
 ジェフリー・A・ミューラー
脚本:

 ピーター・レイダー
 デヴィッド・トゥーヒー
撮影:

 ディーン・セムラー
音楽:

 マーク・アイシャム
出演:

 ケヴィン・コスナー マリナー
 デニス・ホッパー ディーコン
 ジーン・トリプルホーン ヘレン
 ティナ・マジョリーノ エノーラ
 マイケル・ジェッター
 ゼイクス・モカエ
 ラニー・フラハーティ
 ジャック・ブラック
 ジョン・トールズ=ベイ
 キム・コーツ
 ジェラルド・マーフィ
 ロバート・ラサード
 ダグ・スピヌッザ
 サブ・シモノー



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