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かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ?
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皆さんがご存知だと思う歌です。
最近では「怖い」という事で、口ずさむ人すら居なくなりました。
「籠の中の鳥は いついつ出やる」…出られないよね。
「夜明けの晩」…どういう意味?
「鶴と亀が滑った」…意味不明。鶴と亀がいったいどうなったの?
「後ろの正面」…後ろの正面ってどういう意味?
鬼となった人が両手で目隠しをしてしゃがみます。
他の人は、しゃがみ込んだ鬼の周りを、この歌を歌いながらゆっくりと回ります。
歌が終わったときに、鬼の背中側に居る人が誰かを当てる遊びです。
この遊びから想像すると、「後ろの正面」は自分の真後ろ、背中側の正面だと思われます。
文献ではかごめという言葉は江戸時代以前では、まだ発見されていないそうです。
鶴と亀は長寿の代名詞のようなものでしょうが、亀は弥生時代から居てスッポンは平安時代の料理の重要な蛋白源だったと言われています。
平安時代といえば陰陽師。北の玄武とは亀の事で陰陽の陰。南の朱雀とは鳥の事で陰陽の陽。鶴も居たそうです。
かごめが古い文献にでていないのは、ひょっとすると言葉が訛って来たのではないでしょうか。
「囲め」が本当の意味?
「かごめかごめ、かごの中の鳥は、いついつ出やる」
は、
「囲め囲め、囲いの中の鳥(陽:朱雀)は、何時になったら囲いからでられるのかなあ」
という意味ではないでしょうか。
鬼になって両手で顔を隠している人を囲め囲めと周りの人が取り囲む。そして「何時になったら出られるかなあ」と冷かしている。
「夜明けの晩に鶴と亀がすべった」
は、
「夜明けの番人である鶴(陽)と亀(陰)がさかさまになった」
つまり、鬼の後ろの人を当てると鬼を交代できるわけですから、交代するという意味を表現しているのではないでしょうか。」
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囲め囲め、囲いの中の捕えは、何時いつ出やる、夜明けの番人、鶴と亀が滑った、後ろの正面だあれ
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鬼を囲んでいる子供達が鬼を冷やかします
「かーこめかこめ、何時になったら出られるかな、夜明けの番人、鶴と亀がひっくり返ったら出られるかな、(真後ろの人を当てたら出られるかなを陰陽思想で表現)、真後ろの人はだーれかな」
目隠しをした紀子ちゃんは両手で顔を隠したまま立ち上がります。
「雅夫くん!」
皆さんはどう思われますか(^^)
私の勝手な解釈ですいません。