血糖値の計り方とインスリンの投与写真--2/3-- |         きんぱこ(^^)v  

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      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ

前回の続き。


今回は、実際に計るところが出てきます。


ちょっと血をみますから(笑)。いやな人はスルーしてくださいね。


前回は、測定器にチップを差し込みました。


次に、このペンのようなものです。


左端に針が着いていて、右端は押し込めるボタンになっています。


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このボタンを押仕込みます。


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すると先に取り付けてある針が勢い良く飛び出ます。


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この辺りまでは、まるで映画で拳銃の弾が無くなったときに、新しい弾にを装填するところがありますが、そんな雰囲気を楽しめます。(笑)



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これが、針です。

昔と違って最新のキットは、針まで強固に保護されて精密化しています。


けど、針は針です。

中にちゃんと針が入っていて、むやみに飛び出ない様に設計されています。



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これを取り付けます。最後までグッと押し込みます。


下の目盛りは、針を指すときの深度調整用の目盛りです。


たうまり、針を刺す深度を調整できるわけです。


灰色の部分がスイッチです。ここを押すと、針が一瞬外に飛び出て肌を差します。


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まず紫色の安全カバーを取り外します。


左右にひねるようにして外します。


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目盛りは通常3でいいです。


面の皮の厚い人(笑)は4,5あたりかな。


画像0071.jpg


私の場合は小指に充てます。


ここは、脂肪が無くて皮だけのところです。


こうして指に当てておいてさきほどの灰色にスイッチを押します。


チクっとはしますが、しっかり血を出せます。(・・;)


一回だけならいいんです。このチクッと痛い感触を毎日味わうとすると、いやになる事があります。


私はもう軽く数千回やっているので慣れてはいますが、それでもこの瞬間はいやです。


どうですか?糖尿病なんかなりたくないでしょう?


神経質にはならなくてもいいけど、体はたまにチェックして労ってくださいね。



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出ました。(笑)


刺してもこんなには出ないんです。


刺した後に周りを押さえ込んで搾り出すんです。


血を出すと、速やかに測定器に吸い取らせます。


昨日説明した、緑色のチップに吸わせるのです。


ゆっくりしすぎると、血液はすぐに凝固を始めますので注意です。


凝固が進んでから計るとなぜか血糖値が高くなります(笑)



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先っちょに血が付いてます。


あと5秒ですね。

5,4,3,2,1  出来ました。



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今回は296。


高いですね。


けど、今回は夕食後1時間。


つまり血糖値が上がりかけた時の値なので、空腹時は恐らく200前後だったと予想されます。


二日かけてここまで落してきました。


この状態で、食事に注意して安定化させてゆきます。



血糖値はこうやって計るんですね。


(このキットは恐らく最新のキットを使っています。)


昔の器具だと、針はむき出しになっています。


この器具は病院で先生に言うと貸してくれます。


しかし、糖尿病になると、2ヶ月に一回診察に行って、保険3割負担で1万4,5千円かかります。


リピトールというコレステロールを抑える薬までもらったら2万円弱もかかります。


これも大変なので、頭に入れていただければいいかなと思います。


測定方法はわかったでしょうか?


次回はインスリンの投与をお見せします。


見ていて気持ちのいいものではないと思いますけど、よろしくお付き合いください。(^^;)