前回の続き。
今回は、実際に計るところが出てきます。
ちょっと血をみますから(笑)。いやな人はスルーしてくださいね。
前回は、測定器にチップを差し込みました。
次に、このペンのようなものです。
左端に針が着いていて、右端は押し込めるボタンになっています。
このボタンを押仕込みます。
すると先に取り付けてある針が勢い良く飛び出ます。
この辺りまでは、まるで映画で拳銃の弾が無くなったときに、新しい弾にを装填するところがありますが、そんな雰囲気を楽しめます。(笑)
これが、針です。
昔と違って最新のキットは、針まで強固に保護されて精密化しています。
けど、針は針です。
中にちゃんと針が入っていて、むやみに飛び出ない様に設計されています。
これを取り付けます。最後までグッと押し込みます。
下の目盛りは、針を指すときの深度調整用の目盛りです。
たうまり、針を刺す深度を調整できるわけです。
灰色の部分がスイッチです。ここを押すと、針が一瞬外に飛び出て肌を差します。
まず紫色の安全カバーを取り外します。
左右にひねるようにして外します。
目盛りは通常3でいいです。
面の皮の厚い人(笑)は4,5あたりかな。
私の場合は小指に充てます。
ここは、脂肪が無くて皮だけのところです。
こうして指に当てておいてさきほどの灰色にスイッチを押します。
チクっとはしますが、しっかり血を出せます。(・・;)
一回だけならいいんです。このチクッと痛い感触を毎日味わうとすると、いやになる事があります。
私はもう軽く数千回やっているので慣れてはいますが、それでもこの瞬間はいやです。
どうですか?糖尿病なんかなりたくないでしょう?
神経質にはならなくてもいいけど、体はたまにチェックして労ってくださいね。
出ました。(笑)
刺してもこんなには出ないんです。
刺した後に周りを押さえ込んで搾り出すんです。
血を出すと、速やかに測定器に吸い取らせます。
昨日説明した、緑色のチップに吸わせるのです。
ゆっくりしすぎると、血液はすぐに凝固を始めますので注意です。
凝固が進んでから計るとなぜか血糖値が高くなります(笑)
先っちょに血が付いてます。
あと5秒ですね。
5,4,3,2,1 出来ました。
今回は296。
高いですね。
けど、今回は夕食後1時間。
つまり血糖値が上がりかけた時の値なので、空腹時は恐らく200前後だったと予想されます。
二日かけてここまで落してきました。
この状態で、食事に注意して安定化させてゆきます。
血糖値はこうやって計るんですね。
(このキットは恐らく最新のキットを使っています。)
昔の器具だと、針はむき出しになっています。
この器具は病院で先生に言うと貸してくれます。
しかし、糖尿病になると、2ヶ月に一回診察に行って、保険3割負担で1万4,5千円かかります。
リピトールというコレステロールを抑える薬までもらったら2万円弱もかかります。
これも大変なので、頭に入れていただければいいかなと思います。
測定方法はわかったでしょうか?
次回はインスリンの投与をお見せします。
見ていて気持ちのいいものではないと思いますけど、よろしくお付き合いください。(^^;)