技能実習生が毎日泣きながら働き、送り出しがベンツに乗り回す世界 | アジアンブレンド ベトナムハノイで暮らして12年

アジアンブレンド ベトナムハノイで暮らして12年

「ベトナムでの暮らしを中心に、日々の出来事や気づきを綴るブログ。ネトフリで見つけた面白い作品の感想や、旅、食、カルチャーなど気ままに発信。リアルな生活の中で感じたことをシェアします。」

「技能実習制度はいらない!」

「こんなことがあるから!送り出しが!」

 

Yahooコメ欄でここぞとばかりに書かれていた言葉です。

結論からいえば、すべてがすべてではありません。あくまで営利目的でみている人間が多くいるということ、そして募集者にとって技能実習生やエンジニアなど、いきたい人間を生かせることで儲けられる仕組みが多く出来上がっていることが大きな問題です。

 

例:

1名紹介 1500$ 

履歴書を出す 250$

 

あくまで問題点はベトナム側からの招聘である。日本側でたとえば人材派遣とかであれば多少のキックバックはあるとしてもそれほど法外な金額を本人から徴収するということは聞いたことがない。これがベトナムではベンツに変わったり、フェラーリに変わったりと、技能実習生の資本のくせに甘い蜜を吸っているのが正直なところです。

 

実はこれ、送り出し機関は国営の企業も多くある。政府のお墨付きってわけです。

さらに大使館勤務者とのつながり、日本とのつながり、警察とのつながり、ずぶずぶの関係が生まれています。以前のような賃金の向上も1つです。

 

ですが明確な金額の定めをするべきともいえます。

 

たとえば1名あたり1500$以上の取得はNG

たとえば高卒3年目22歳以上から応募可能

 

といったこと、在職証明書などを購入し、さらに入管はベトナム側に一切の確認をしません。

これが問題なんです。

 

ちなみにこれはあるサイトで募集されていた内容です。

 

2年間の経験があれば350万円から700万円の年収をゲットできるといった内容。

日本人でも苦労しているのにベトナム人だとすごい年収に。

さてはてみなさんはどのように感じますか