今回ある方よりいただいた質問に回答していこうかと思います。
それが今話題のビックモーター、そして自動車整備の給料の安さと同じ整備業界でも花形的存在である鉄道整備士。これらは給料が高いのかどうかという質問。
答えから言うと新幹線は高待遇
当然大手とかになると高待遇が見込めますが、やはり話を聞いてたりすると新幹線整備士の方が高待遇だなと感じることが多い。今回は親会社ではなく、委託されている子会社として考えてみます。まず筆者は大手新幹線会社の子会社に所属していました。
初任給自体は180,000円に手当が着く感じで総支給が20万円になっていた記憶があります。そのため初任給をもらったときはご飯を食べたり、ちょっと遊びにいったりと高校アルバイト感覚が抜けていなかった記憶があります。そして土日は完全休業であるため土日の勤務というのは夜勤をやってない限りまたぐなどの行為もなく、安全に勤務をすることができたりしました。
しかし高待遇な反面、私がいた2010年台は上下関係が厳しく、同じ学校の先輩が後輩を教えるというようなもので言葉遣いや動き、挨拶から何から何まで厳しく育てられた記憶があります。しかし全員が全員整備士に向いている訳でもない。なので自分の線引きというのは必ず必要です。
有給の取得に関しても私がいた職場は9割だった。ただ先輩が有給を使うときに後輩が使うのはいけないとか人数制限があったりというのはあった。私はよく引っ越しで有給を使っていた。
また帰宅時間についても16時半までに全業務が終了するため、16時半から17時まではトラブルがないかなどの待機時間になる。17時になると職長から「はい、終了」という終了点呼が行われ一斉に着替える場所まで向かうようになります。
夜勤をする人は食堂や仮眠室に向かい、9時からが勤務時間だったのでそこまでは自由時間だった。また工場内で食事したい人もそこは食事ができるし、工場の近くにモノレール駅があったため、その駅まで徒歩で行きたい人はバスに乗らず帰宅する。
なので海外旅行をする人間も多かった。
高待遇の反面、蹴落としやいじめはやはりあった記憶がある。新幹線の整備はとにかく頭や経験が命になる。未経験でもなれるがドライバーやその他機械の製造方法を熟知したり、使っていたりの経験がないとスムーズに行かなかったりもする。そのため筆者は不器用さにも正直仇となった。次にコミュニケーション。変なことを言わないとか、周りに合わせるとか基本的なことをできるかどうかも1つである。
それができないと正直長くは続かない。
プライドが高いのもいけない。
「なんで俺がこんなことをしないといけないんだ」とか
「俺はできるのになんでできないんだ」とか
自分で自分を追い込むのもいけない。
良くも悪くも素直さが必要だ。
あとは覚えの悪さ【笑
そんなこんなから筆者は同じ現場で同じ作業するなら
親会社か、特別なことがある子会社がいいと感じるようにも。
ただ整備士ならではの俺はここをやっているという達成感は
絶対的にあった。
親会社はあくまで管理。でも子会社だった私たちは
身の回りの世話役。なので細々やるのが好きな人にとっては
非常に向いている仕事である。ちなみに整備に清掃もある。
なにより自分の成長を感じられるのも高待遇かもしれません。
社内制度がしっかりしていて成長は常に感じられます。
一度目指してみるものいいかもね。
あと賞与がよかったね。100万円そう支給の時もあったから