エミーリエ・マイヤー生誕
音源
↓★交響曲第5番ヘ短調
https://youtu.be/rEWlDZnyD5M?si=ryj3Ce63tHlAnw0p
本日は他に
アントニオ・テイシェイラの誕生日(1707)[葡]
https://www.facebook.com/share/p/8dEiCvcJ8k5FjNzr/
ヨハン・ペーター・エミリウス・ハートマンの誕生日(1805)[丁]
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=4634155963363050&id=100003060756147
アルフォンス・ツィブルカの誕生日(1842)[洪]
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=4805218906256754&id=100003060756147
オットー・クレンペラーの誕生日(1885)[独→米→独→瑞西]
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1499449993500345&id=100003060756147
フェリックス・ペティレクの誕生日(1892)[墺]
https://www.facebook.com/100003060756147/posts/1760549217390420/
アルトゥール・ルリエーの誕生日(1892)[露→独→仏→米]
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1694124010699608&id=100003060756147
レオ・スミットの誕生日(1900)[蘭]
https://www.facebook.com/100003060756147/posts/3701586403286682/
ハンス・フォークトの誕生日(1911)[独]
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1503610066417671&id=100003060756147
ルー・ハリソンの誕生日(1917)[米]
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2478019412310060&id=100003060756147
ピエール・モンタン・ベルトンの命日(1780)[仏]
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=6708996322545660&id=100003060756147
フランチェスカ・ルブラン(フランツィスカ・ドロテーア・ルブラン=ダンツィ)の命日(1791)[独]
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=4670366633075316&id=100003060756147
リシャルト・ホルの命日(1904)[蘭]
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=5000862896692353&id=100003060756147
イングリット・ヘブラーの命日(2023)[墺→独]
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=5998682383577061&id=100003060756147
エミーリエ・マイヤー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
エミーリエ・マイヤー
Emilie Mayer
基本情報
生誕
1812年5月14日
プロイセン王国 フリートラント（英語版）
死没
1883年4月10日（70歳没）
ドイツ帝国 ベルリン
ジャンル
クラシック音楽
職業
作曲家
エミーリエ・ルイーズ・フリデリカ・マイヤー（Emilie Luise Friderica Mayer 1812年5月14日[注 1] - 1883年4月10日）は、ドイツの作曲家[1]。真剣に作曲の勉強を始めたのは遅い時期だったものの非常な多作家であり、8曲あまりの交響曲、15曲の演奏会用序曲、さらに多数の室内楽曲や歌曲を残した[2]。
生涯[編集]
マイヤーはヨハン・アウグスト・フリードリヒ・マイヤーとその妻ヘンリエッタ・カロリーナの間の5人きょうだいの3番目、長女として生まれた。母は彼女が2歳のときに他界している[3]。5歳でグランドピアノを買い与えられ、音楽のレッスンを受けるようになった。家庭に入るものと思われた彼女であったが、28歳になる1840年に状況が大きく変化する。母が埋葬されて26年目の同じ日に父が自死し、多額の遺産がマイヤーの手に渡ったのである[4]。
1841年、マイヤーは県都のシュテティーン（現在のポーランド、シュチェチン）へ居を移し、同市の音楽界の中心人物であったカール・レーヴェの下で作曲を学ぶことを希望する[3][5]。ドイツの作家であるマリー・ジリングによると、彼女を面接したレーヴェはこう述べたという。「貴女は何も知らないし、同時に何でも知っている!私は庭師となり、貴方の才能を蕾から美しい花へと育ててみせましょう[6]。」
1847年に最初の2作の交響曲（ハ短調とホ短調）がシュテティーン器楽協会で初演されると、恩師の後押しもあり、彼女は作曲の修行を続けるためにベルリンへと移った[7]。ベルリンではフーガと二重対位法をアドルフ・ベルンハルト・マルクスに[7]、楽器法をヴィルヘルム・フリードリヒ・ヴィープレヒトに師事した。
マイヤーは自作の出版を開始し（1848年、歌曲 作品5-7）、私的な演奏会で演奏を行った。その後の1850年4月21日には、ヴィープレヒトが自身の「エウテルペー」管弦楽団を率いてマイヤーの作品のみを紹介する演奏会を王立劇場で開催、演奏会用序曲、弦楽四重奏曲、合唱と管弦楽のための詩篇118篇、2つの交響曲と数曲のピアノ独奏曲が披露された。この直後に、彼女はプロイセン王妃、エリーザベト・ルドヴィカ・フォン・バイエルンから芸術の金メダルを授与されている[8]。批判と人気を浴びながら、彼女は公開演奏のための楽曲を書き続けていった。自作を紹介するために演奏旅行に出ており、ケルン、ミュンヘン、リヨン、ブリュッセル、ウィーンなどを訪れた。
1869年のカール・レーヴェの死後、レーヴェ協会が組織された。マイヤーは2作のチェロソナタを協会の会員およびその家族のために捧げている。作品40のチェロソナタ（1873年）はコウォブジェク出身の作曲家マルティン・プリューデマンの姉妹へ、作品47のチェロソナタ ニ長調（1883年）はスタルガルト出身のバローン・フォン・ゼッケンドルフへ献呈された。
1876年、マイヤーはまだ自作が頻繁に演奏されていたベルリンへと戻った。新作の『ファウスト序曲』が成功を収め、彼女は同市の文化人の集まりの中で重要人物としての地位を再び確立することになった[9]。マイヤーは1883年4月10日にベルリンに没し、フェリックスとファニー・メンデルスゾーンの姉弟からさほど離れない聖三位一体教会（英語版）の墓地に埋葬された[10]。
作曲スタイル[編集]
マイヤーははじめウィーン古典派の影響を受けていたが、後の作品はよりロマン派風となっていった。彼女の和声は突然の転調と、頻繁に現れる七の和音の使用を特徴としており、減七の和音によって様々な解決へ至ることが可能となっている[11]。マイヤーの音楽を特徴づける性質のひとつに属七の和音と共に調性中心を確立する傾向が挙げられる。これはすぐに主音への解決を行わず、ときには解決自体が省略されることもある。リズムの取り扱いは極めて複雑になることが多く、複数の声部が一度に相互作用していく。作品の第1楽章は多くの場合ソナタ＝アレグロ形式をとっている[3]。
作品[編集]
詳細は「:en: List of compositions by Emilie Mayer」を参照
マイヤーは多数のピアノ曲、7曲の弦楽四重奏曲など、膨大な室内楽曲を生み出している。ピアノ協奏曲を1曲、序曲を15曲[12]、交響曲を8曲、そしてオペラをひとつ残した[2][12]。
エミーリエ・マイヤー - Emilie Mayer (1812-1883)
作品リスト
作品名
カテゴリー
作曲年
参考演奏時間
データ登録日
2つの歌 - 第2曲 心の鍵穴
2 Gesänge: No. 2. Das Schlüsselloch im Herzen
声楽曲
**:**:**
2024-02-02
ファウスト序曲 ロ短調 Op. 46
Faust Overture in B Minor, Op. 46
交響曲／管弦楽曲
**:**:**
2023-09-01
弦楽四重奏曲 イ長調
String Quartet in A Major
室内楽
**:**:**
2023-07-17
弦楽四重奏曲 ト短調 Op. 14
String Quartet in G Minor, Op. 14
室内楽
**:**:**
2018-08-31
弦楽四重奏曲 ト長調
String Quartet in G Major
室内楽
**:**:**
2023-07-17
弦楽四重奏曲 ホ短調（第2稿）
String Quartet in E Minor (2nd version)
室内楽
1851
**:**:**
2023-07-17
交響曲第1番 ハ短調
Symphony No. 1 in C Minor
交響曲／管弦楽曲
1847
**:**:**
2020-07-24
交響曲第2番 ホ短調
Symphony No. 2 in E Minor
交響曲／管弦楽曲
**:**:**
2020-07-24
交響曲第3番 ハ長調「軍隊」
Symphony No. 3 in C Major, "Military"
交響曲／管弦楽曲
**:**:**
2022-07-18
交響曲第4番 ロ短調（S. マルツェフによる復元版）
Symphony No. 4 in B Minor (reconstructed by S. Malzew)
交響曲／管弦楽曲
**:**:**
2018-10-06
交響曲第5番 ヘ短調
Symphony No. 5 in F Minor
交響曲／管弦楽曲
**:**:**
2010-09-24
交響曲第6番 ホ長調
Symphony No. 6 in E Major
交響曲／管弦楽曲
**:**:**
2022-07-18
交響曲第7番 ヘ短調
Symphony No. 7 in F Minor
交響曲／管弦楽曲
1856
**:**:**
2022-11-01
行進曲 イ長調
Marcia in A Major
器楽曲
**:**:**
2018-10-06
序曲 ニ短調
Overture in D Minor
交響曲／管弦楽曲
1850
**:**:**
2023-09-01
序曲第2番 ニ長調
Overture No. 2 in D Major
交響曲／管弦楽曲
1850
**:**:**
2023-09-01
序曲第3番 ハ長調
Overture No. 3 in C Major
交響曲／管弦楽曲
1850
**:**:**
2023-09-01
ノットゥルノ ニ短調 Op. 48
Notturno in D Minor, Op. 48
室内楽
**:**:**
2016-10-15
ピアノ三重奏曲 イ短調
Piano Trio in A Minor
室内楽
1861
**:**:**
2022-06-17
ピアノ三重奏曲第3番 変ホ長調
Piano Trio No. 3 in E-Flat Major
室内楽
1855
**:**:**
2022-06-17
ピアノ三重奏曲 ニ短調（第2稿）
Piano Trio in D Minor (2nd version)
室内楽
1856
**:**:**
2022-06-17
ピアノ三重奏曲 ニ長調 Op. 13
Piano Trio in D Major, Op. 13
室内楽
1850
**:**:**
2017-07-18
ピアノ三重奏曲 ロ短調 Op. 16
Piano Trio in B Minor, Op. 16
室内楽
1850
**:**:**
2017-07-18
ピアノ協奏曲 変ロ長調
Piano Concerto in B-Flat Major
協奏曲
1850
**:**:**
2018-10-06
ピアノ・ソナタ ニ短調
Piano Sonata in D Minor
器楽曲
1870
**:**:**
2018-10-06
ピアノ四重奏曲 ト長調
Piano Quartet in G Major
室内楽
**:**:**
2021-01-21
ピアノ四重奏曲 変ホ長調
Piano Quartet in E-Flat Major
室内楽
**:**:**
2021-01-21
魔王
Der Erlkönig
声楽曲
**:**:**
2022-04-22
3 Lieder, Op. 7
声楽曲
**:**:**
2022-04-22
6 Piano Pieces for Children's World, Op. 48 (arr. A. Kruisbrink for guitar)
器楽曲
**:**:**
2024-04-25
Salon Pieces, Op. 30
器楽曲
**:**:**
2018-10-06
