こんにちは。

夢子です。

 

今日は大好きな映画「ある日どこかで」(1980年)

 

公開から40年以上たった今も熱烈なファンが多いらしいのですが、それも納得!

キャスト、音楽、衣装、映像・・・何もかもが美しく素敵な映画です。

ちなみに日本では過去、天海祐希さん主演で宝塚で舞台化もされています。

残念ながら宝塚版は観たことがないのですが、、、でも宝塚にぴったりのロマンチックな物語だと思います。

 

前回に引き続き今回も”時空を越える愛”のお話です。

(多分、私はタイムトラベル系のお話が好きなんだと思います。)

 

 

 

あらすじはこんな感じ↓

 

<あらすじ>

 

ある日、若き劇作家リチャードの元に老婦人が現れ、古い時計を手渡すと"帰ってきて”という言葉を残し去っていった。

数年後、彼は滞在先のホテルで美しい女性の肖像画に心を奪われる。

 

 

 

 

 

私は原作と映画を比べて「やっぱり原作の方が良い!」となりがちなのですが、

この作品に関してはどちらも好き!いや、むしろ映画の方が好き!っていうくらい大好きなんです。

それもそのはず、原作者であるリチャード・マシスン自身が脚本を担当しているんだそう。

原作のイメージ通りのはずよね!

 

主役のクリストファー・リーヴとジェーン・シーモアが本当に美男美女でうっとり・・・。

C・リーヴといえばスーパーマンで有名ですが、私はこちらの映画の方が印象が強いな。

そしてJ・シーモアの儚げな美しさと言ったら!

 

 

そして音楽抜きには語れない!というほど音楽もまた素晴らしいんです。

ラフマニノフ、そしてメインテーマの"somewhere In Time”などロマンチックで美しい音楽が物語をより一層盛り上げるのです。

もはや私は音楽を聴くだけで涙腺が刺激され、うるっと来ちゃいます。。。

 

 

「結ばれる保証などない一生に一度の大恋愛」、「初めから出会わない運命」。

人生の最後を迎える時、どちらが幸せなんですかね。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、映画の中で主人公リチャードが時間旅行について相談する教授の名前がジャック・フィニイなんです。

そう!昨日投稿した「愛の手紙」(ゲイルズバーグの春を愛す」の作者の名前です。

これは原作者のリチャード・マシスンが敬愛する作家ジャック・フィニイに由来するものだと言われています。

 

 

 

実際、マシスンは生前「私が好きなファンタジー作家は、ずっと長いことジャック・フィニイだよ」を語っていたそう。

やっぱりマシスンも彼の影響を受けているのね。

 

原作の巻末にある解説では、ヒロインのモデルになったという実在の女優や、同じくモデルになった実在のホテルに関することをはじめ、数々のエピソードが書かれていて面白いので、こちらも是非っ♪