超簡単 ワンポイント 教育学シリーズvol.1
🔴コメニウス🔴
世界の偉人達は何を考え、後世に
何を教育の分野に残したのだろうか?
🔴コメニウス🔴
ヨハネス・アモス・コメニウス:1592-1670
で特筆すべき点は、
『世界図絵』
という、
人類史上最初の視覚に訴える 教科書
を作った点にありそうです。
「入門」では、
読書への助言
があり、
「無知にとっての薬は学識です」
の言葉に始まります。
そして、汎知学を
となえました。
🔴汎知学とは?
自然、人間、神についての
統一的な知識体系を作り上げ、
人類の陶冶材とする試みです。
🔴陶冶とは?
人格や才能を高めること、です。
これからの日本の教育は、
2020年度から大きく変化しますが、
この陶冶、という考えは
重要になりそうです。
人格や才能を高めるためには、
暗記だけでは、不充分です。
自分の気持ちや考え方を
表現しながら、相手も尊重し、
自分の強みを生かし、育てていく、
教師の側にもその
子供や学生の個性や強みを
育てて、伸ばして、
向上させなければなりません。
リトミックは、決して受け身ではなく、
自らの個性を開花していく際、
一つ有効な教育法と言われています。
さて、話を戻します。
コメニウスの『世界図絵』では、
🔴賢くなるとはどういうことか?
そんな問いがあります。
🔵必要な全てのことを
正しく理解し、
正しく行い、
正しく語ることだよ。
そのような記述があります。
コメニウスは、子供達が、概念を形成するのは、
言葉ではなく、事実から、と考えました。
したがって、絵を採用したのです。
コメニウス自身は、疫病で妻と子供二人を失い、ポーランド🇵🇱、イギリス🇬🇧、スウェーデン🇸🇪、ハンガリー🇭🇺、再びポーランド🇵🇱、
そして、オランダ🇳🇱と、様々な国に住みました。
子供がいかに大切で、
いかに子供に教育が大切であったか、
コメニウスはよく知っていたことが分かります。
次回は、ロック、
その次は、ルソー、について
考えてみたいと思います。
教育学シリーズvol1は、これで終わりです。
お読みいただきありがとうございました。🙇♀️
@musashi_fuchu_music_lab
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