ジャケットでいこう!のコーナーです、

中身があってこそです、

前にも書きましたね、中に物体が入ってても

ジャケットをいかにオシャレにしようと、

その物体の中身が例えると、って例えるの怖い、

クソみたいな音楽だったらそのジャケット

も捨ててしまいたくなると、

そのつまんない音楽ってのは一生懸命さ、

オイラの趣味と違ってもそのなんとかしようと

する意気込みが伝わればクソではないです、

ただつまらんです、


このアルバムはジャケットはちと怪しいけど

中身が完璧なために大好きな特別なアルバム

を紹介します、

そしてジャケットはボブ・ディランの絵という

時点でなんか下手くそなのに味があるなーと

感じてしまう、絵心のない俺でした、

ただ中身はね文句なく一球品、

これを分からないという輩は俺の前から

消えてくれないでもいいです、

消えてくれと言えば誰もいなくなるから、


68年のザ・バンドのファーストアルバムです


上手いのかなー、よー分からないです、

でも、ザ・バンドの船出には最高かもしれない

絵ですね、


まあ、68年かな、

世の中はフラワームーブメント、

集団で行けば勝手が通ると勘違いしてた

世の中、チャラチャラ頭にお花の時代、

ディランとザ・バンドはそんな流行には

目も向けず逆に昔の音楽に向かった、

これが逆に新しかったんです、

彼らはウッドストックという小さな田舎の

ビッグピンクという小屋でずっと

ディランと共にその流行なんて耳にも入れず

セッションばかりしてた、

地元の人たちがまたあのバンドが

やってるよ、またあのバンドがって事で

バンド名は匿名性のあるザ・バンドに決まり、

匿名性のアルバム

「ミュージック・フロム・ビッグピンク」

で決まり、匿名性があるってのは

その歌の人物がどこにでもいそうな

でも誰でもないその人を歌っている

オイラはセカンドアルバムが好きだけど

このファーストもさいこうです、

時流なんて関心がない5人、

時流に逆らうでもなく自然にアメリカの

伝統音楽の継承者となった、ザ・バンド

あのクラプトンがぜひメンバーにしてくれと

願ったバンド、

そしてね5人中4人がカナダ出身なんよ、

だから俯瞰に見たアメリカを表現できたと思います、

ザ・バンドのメンバーはもう5人とも天国へ、

しかしジミヘン、ドアーズとか嵐の中に

感覚でなく感情が先走る音楽、

この音楽は技術があってからこそ素晴らしい

そして本質をを深く捉えてたからこそ深い、

みんな貧乏の叩き上げ、出来が違うんですよ、

みんななんでもできるんです、アコーディオン

もフィドル(バイオリン)とかなんでもです、

ボーカルはそのうち3人です、







史上何番目かにカッコいいよホントに

大好きなバンド、


ではそのファーストの初曲がまさに呆然として

涙出そうなこの曲、この時代これでデビューなんて

信じられないですよ、

ボーカルはキーボード担当の泣きのリチャード・

マニュエル「怒りの涙」


あとはあくまでオイラの中で有名な曲

いきますか

これは大名曲ですね

ボーカルも回しながら歌います、

「ザ・ウエイト」待つではなく重荷という意味です

そしてディランが創った歌、

ボーカルはリチャード

「アイ・シャル・ビー・リリースト」

2曲つずけてどうぞ、

このイカしたバンドは今ではオイラの神です、

皆さん亡くなったしね、あの時代にこの選択、

この選択肢しか彼らにはなかったんだろーけど、