こんにちは
この記事のタイトルは
村上春樹さんの2005年発刊の
音楽エッセイのタイトルです
何故か俺はこの本を買ってしまいました、
今でも綺麗に残ってます、
この帯の言葉、素晴らしすぎますね、
オイラも復唱します
「月が消え、恋人に去られ、犬に笑われても、
なにがあろうと音楽だけはなくすわけには
いかない。」
音楽を愛するものにとってこんな素晴らしい
帯文だけでも、それはオレの本気で本心で
思ってることなので書いてみたいな〜、
10人の素晴らしい音楽家に捧げるエッセイ、
亡くなってる方もいますしまだ活躍されてる方も
います、当時(2005年)のことですが、
村上春樹氏はとても音楽に明るい方ですよね、
有名な小説2巻組、背表紙が緑と赤だったと
記憶してます、もうその本持ってないんで、
タイトル「ノルウェーの森」
間違いなくビートルズの曲のタイトル、
すぐ書いまして当時同棲してる彼女の部屋で
読み耽りました、彼女は全く興味なし、
内容は全く覚えてません💦
ただラスト付近で主人公の乗ってる飛行機
からビートルズの「ノルウェーの森」
が流れたようなそーでもないような、
普通、飛行機でビートルズが流れるとも
思えないんで、主人公の頭の中で鳴ってたの
かもしれません、か、違うシチュエーションか、
全く覚えてませんけど一気に2巻読んだんで
面白かったんでしょう、
その村上春樹さんの音楽エッセイ、
こちらも内容全く覚えてませんで、
今、パラパラと読んだ始末、
パラパラだけで文の凄さと内容の深さが
伝わってきます、
音楽エッセイと言っても音楽そのもの
だけを語るのではなく、
その音楽の成り立ち、その音楽家の人生、
そして、そこが1番の読みどころですが、
村上春樹氏の感想、どー捉えて、
その時はどー捉えられてたのか、
その音楽家をどー見て、どー思って、
どー思ったのか、ご自身の経験とかも交え
書いてらっしゃるみたいです、
とても分かりやすく深そうで
見応えありそうです、頭と音楽の勉強に
なりそうです、
1度は読んだはずなんですけどね💦
また初見みたいに読む喜び、
味会えそーです、
この本の中で取り上げられてるのは
10人の音楽家、
クラシック、ジャズ、ロック、
そして日本人ミュージシャンひとり、
オイラが知ってるのはその中で5人です、
ブルース・スプリングスティーンが
書かれてるのはちと意外でした、
今回はビーチボーイズの
天才と言われたブライアン・ウイルソン、
彼はサーフロックで有名なビーチボーイズ
のリーダーですが、
彼らが本当にサーフィンロックとして稼働
したのはほんの3、4年です、
ブライアンは傑作「ペット・サウンズ」を
リリースした後に薬の影響もあったのか
精神を病みまして、その後はあまり前に
出なくなりました、
それからいくらか時は経ち、
1988年ソロアルバム
「ブライアン・ウイルソン」をリリース、
これが素晴らしいアルバムでした、
特に最初の曲「ラブ・アンド・マーシー」
村上春樹さんはこの時のツアーの
ライブを見たらしく、
このように語ってます、タイトルが
「ラブ・アンド・マーシー」ですからね、
その村上春樹氏の言葉です、
彼はステージの最後にこの曲を歌う、
ひとりキーボードに向かって、
深い悲しみをこめてこれを歌う。
美しい曲だ。
彼はこの曲を歌うことによって、
死者たちを鎮魂し彼自身の失われた歳月を
静かに弔ってるように見える。
その後もっと興味深い文は続きますが、
それはいつかまた、
村上春樹氏のこの本は引き続き文学として
面白いから読みますけど、
村上氏のこの本から
次取り上げるのは
ブルース・スプリングスティーンか、
ジャズのサックス奏者スタン・ゲッツかな、
なんてまたなんかエラソーニすみません、
ではブライアン・ウイルソン
「ラブ・アンド・マーシー」
素敵な曲ですよ💓
