他にもこっちにしようかとか。
実物を見てみたくて大きい本屋に行ってみたけど、置いてなくて。
迷ったまま年月が経ち、他の図鑑は買っても色の本は買わずじまいで。
そもそも、娘が2歳頃だったか、2歳のいつ頃だったか…たぶん3歳になる前だったと思うけど、色にうるさくなって。
まず、基本的な12色ぐらいを覚えて、そしたらこれは何色?これは?これは?と、見るもの全て何色か聞いてくる時期があって。
薄い黄色とか、濃いピンクとか、赤紫とか、濃い茶色とかもっと濃い茶色とか、薄いオレンジとかもっと薄いオレンジとか、考えさせられて答えさせられるのが毎日朝から晩まで何十回も、私がしんどくて。
色の名前の一覧があったらいいのに、と思ったのがキッカケだった。
ところが、子供向けで色数の多い図鑑等が見つからず。
大人向けの中から候補に上がったのが上記の2冊。
うーん、もうちょっと少なくて簡素でいいんだけど。
ひたすら色と色の名前だけが、50〜100色ぐらい載ってたらいいんだけど。
先月、久しぶりに大きい図書館に家族で行くことにしたので、出かける前に上記2冊の蔵書検索をしたら、ひとつめの本の改訂前のバージョンは図書館にあるらしい。
図書館に行って、私と娘は子ども図書室で過ごしたが、夫に頼んで一般書架からこの本を持ってきてもらった。
娘は子ども向けの本そっちのけで色の本を気に入った。
借りていた3週間で4〜5日ほど、この本を使って粘土遊びをした。
もともと、いつからか娘は粘土で色を混ぜて何色ができるか、という遊びをしていて、以前はあれもこれも混ぜて全部濁った茶色やグレーにしてしまっていたけれど(数ヶ月放置したのち、許可が下りたのでその茶色グレー達は捨てた)、最近久しぶりに粘土を出して色混ぜ遊びをしたら、比較的マトモな2色だけを合わせて比較的マトモな色を作るようになった。
粘土は、ダイソーで買い貯めてあった色とりどりのものが、まだ家にたくさんある。
「これとこれまじぇたら何色になるかな?」
どうだろうねぇ、やってみる?とか、緑と紫なら、赤と青と黄色が入ってるから茶色系になるんじゃない?とか、量はどのくらいずつにする?とか、私が相手しながら、娘の良いように混ぜていく。
最初は娘が混ぜて「マーブルだねぇ!」と楽しみ、最後は「ママ仕上げして」と言われるので私がしっかり捏ねて混ぜ合わせる。
そこまでは色の本を借りる前の遊びで、濃い茶色かな〜とかで終わりだった。
本を借りてから、私が「何色になったか、本で見てみようか」と提案し、一番近いと思われる色を見つけて、写真を撮った。
娘はこの遊びをとても気に入った。
3週間で4〜5回やった結果のほぼ全てをひとつにまとめてみた。
明日は図書館に返す日だよと説明した日の夜に、娘はこの本を寝室に持ち込んだ。
既に眠たいので変なテンションになっていたが、
「あっ!きれいな色があったー!」
「ここ、しろみの好きな色ばっかりあるよー!」
などと興奮しながらページをめくり続け、なかなか寝てくれなかった。
貸出期間中に何度か、図書館に返してからもずっとおうちで見たい?買いたい?と聞いたら、欲しいと答えたので、買うことにした。
改訂版の新品(新しいので中古はほとんど見つからなかった)と迷ったが、507色でも十分だし、図書館で借りて気に入った本と同じの方が馴染みもあるし、慣れたものが好きな娘には良いだろう。
図書館と同じバージョンの中古を注文した。
近日中に届く予定。
↓ちなみに普段娘が寝室に持ち込んで寝る前に見てる本はこちらの2冊
「ビタミンCちゃん」がお気に入りらしい。