ココロ整理陰陽家のうーさんです
昨日は全国各地でイベントが開催
されていたでしょうね
天気も良く行楽日和というよりは
暑いくらいでしたからね
福岡は「博多どんたく港まつり」
いわゆるパレードなのですが
こんなに人が集まるんですねという感じ
どんたくパレードの先頭には
3日のみ、博多松囃子が歩き始める
三福神(福神・大黒・恵比寿)と稚児の
4つの流れという団体がある
それぞれ馬に乗り、傘鉾を立てて
子供達が言い立てを太鼓を叩きながら
練り歩くもの
元々は博多松囃子のみが
どんたくだったそうです
始まりは日宋貿易で栄えた時代
平家がもたらす富に感謝して
始まったのだとか。。。
意外と900年近く前から続く
長めのイベント
その後、黒田が福岡藩主になってからは
博多の街から大名行列で旧暦の小正月に
ご挨拶に行く感じになったそう
戦後、なかなか復活できなかったが
智慧を絞って、日程変更で再開
新憲法制定のお祝いのパレードとして
憲法記念日にという事でGHQの許可も
おりて、5月3日4日の開催となった
博多祇園山笠の流れのうち、
恵比寿、大黒、西、東の4つの流れが
博多松囃子を担当する
更に各流れの当番町が担当する
当番町は旧町名で構成されるので
なかなかにややこしい
僕が参加していた恵比寿流は
現在11町で構成されています
参加するのは大人と小学生の男子
僕が小学校5年生の時に
僕が住んでいた蓮池が当番町になる
11年に1度しか回ってこないので
小学校6年間で必ず回ってくる訳ではない
幸か不幸か回ってきました
実家のアルバムで見つけた写真
町内の全男子が前列6名
街の真ん中で、ドーナツ化現象で
人口がどんどん減っていた時
出ないとか言えないくらいの状態
太鼓を叩きながら
言い立てと言われる古文の
古い文章を言いながら練り歩く
半年近く週1回夜、町内の寺に
子供は集められて暗唱の練習
恵比寿流れの言い立てだけが
とにかく難しく、よその流れの
何倍もある長さと難解さ
恵比寿様が乗る新しい船をつくる
というような言い立てだった筈
この謎のズラみたいな髪型にされ
母に対して若干、否かなり不本意で
反抗期が少しスタートしていた頃
こんな感じで太鼓を叩きつつ
かなりの距離を言い立てを言いつつ
練り歩く事になります
この博多松囃子の後に
いろんなパレードが続いてくるのが
博多どんたくなのです
他のどんたく参加者さんたちは
1.5キロほどのパレードだけで終わります
博多松囃子はかなりの距離を
その後表敬して回るので
なかなかの距離を歩いていました
パレードが始まる前に既に
お寺や神社や博多駅やいろんな場に
表敬訪問して回るので、とにかくきつい
パレードの場所は人だかりでしたが
他の場所は当時は情報も少なく
そうでもありませんでした
誰もいない所を暑いのに
渋々回っていますから
こうやって太鼓が斜めになると
年寄りたちになじられる笑
人も見てない時はこうなりがち
他の町内なら、もう少し子供が
いるから、交代できる人たちがいて
こんなに辛くはない筈なんですよね
ちなみに当時は5月4日は平日
今のように祝日ではなかったので
学校を休めた事だけが嬉しい記憶
しかも山笠と博多松囃子で学校を
休むのは公休扱いで欠席にならない
写真を見ながら、少しその頃の事を
思い出した5月4日の朝
今日も賑やかに開催されてます
僕は何十年も見ても参加もしてませんが
盛り上がってくれるといいなと
完全にひとごとですけど。。。
そんなノスタルジジーな
朝の日記的に、今朝はなりました
LIFE IS LOVELY
TASLうーさん
