こんにちは。
1/35能登殿の製作の続きです。
前回は安芸太郎と次郎の鎧を作りました。
今回は兜を製作します。
能登殿は兜を捨ててしまっているので、太郎と次郎の兜です(前回書いたように、この二人も兜を着けていたのかは不明ですが)。
まずは太郎の、浅葱縅の兜です。
手順は以下の通り。
①黒紙にヘルメットをあて、鉛筆で周囲をなぞる
②その線の少し内側をカッターで切り抜く
③ヘルメットをはめ込んで接着する
④前面になる部分を切り取る
⑤前面の残った部分を折り曲げて、「吹き返し」を表現する
⑥全体を黒く塗る(今回は油性マジック)
できたのがこれです。
これに縅を付けていきます。
ちなみに鎧の方の縅は刺繍糸をそのまま使いましたが、兜の縅はそれだと太すぎました。
この糸は6本の、より細い糸を撚り合わせてできています。
今回は、これを3本と3本に分けて、ペンチングメディウムで固めて、2mmの長さに切った物を1本1本付けていきます。
接着剤は騎馬武者の時と同じこの「のり」です。
真鍮製エッチングパーツの枠部分で鍬形を表現し、吹き返しと、帽子のつばの部分に弦走(胸部腹部)と同じ端切れを貼り付けて完成です。
次郎の紫縅の兜も同じ手順です。
ただし、鍬形はプラペーパーを使いました。
こんな感じで切り抜きました。
真鍮製の板よりも加工がとても楽ですね。
これを金色に塗ったのがこちら。
これを使いました。
左の紫の兜がプラ板、右が真鍮製です。
光の当たり具合が異なりますが、まあ似たような仕上がりですね。
この兜を太郎と次郎に被せて、3人の姿勢確認です。
能登殿の肩は可動ですが、肘は動かないので、位置決めが難しいですが、、、
能登殿の唐綾縅(のつもり)が映えます。
足袋の色も考えないといけないです。
今日はここまで。
やっぱり鎧武者いいですね〜