今度こそ健康診断の日記を書こう。というわけで、健康診断だったのだ。
前日の食餌制限なども指定があったので、横目でチラリと読んでおいた。
「卵や牛乳はダメらしいぞ」
「やばい、俺コーヒー牛乳飲んじゃった」
「まあ俺は万全だがネ!」
得意顔で緑茶を飲んでいたら、緑茶もダメって書いてあったわけだが。

しかし時代は今や21世紀なのだ。
21世紀の医療は、お茶くらいでメゲたりしないと思うのだ。
第一、毎日飲んでいるのだから、これが僕の通常の血液状態だ。常態を検査しないで、何が判るというのだろう。
検査のための健康状態なんて、診てもらっても意味が無いじゃないか。正々堂々、ありのままの僕を診てくれ!

付き合い始めの頃は、そりゃあ頑張って部屋もキレイにするが、背伸びして気を張ってばかりでは、長くは続かないのだ。それと同じだと思うのだ。
なんか話が逸れた。

風邪とかひかない僕なので、検査の結果はいつもの通り。特筆すべき事も無い。
おおまかにいえば、
体重が少し増えて、身長が数ミリ縮んで、腹囲が減少した。
何がどうなっているのか判らないのだ。

しかしあの身長測定機はどうかと思うんだ。
体重計と一体型なんだよ。

体重計の上に立つと、身長を測るバーが自動で降りてきて、頭頂部にビシ! と当たって、また戻っていく。
それで「はい、身長体重、測定終わりましたー」
と言われても、こちらとしては、なんだかダマされたような気分になるのだ。
すごい、おざなりな感じがする。

開発した人は、きっとすごい面倒くさがりだ。
身長体重のみならず、こっそりX線も照射して、胸部レントゲン機能も盛り込みたかったに違いない。
あわよくば腕を拘束して血圧測定しつつ、採血針も左右から自動で突き刺さる。
身長バーでの頭部固定により、聴覚測定と視力検査も同時にこなせる計算。
装置を操作する人が、軽快かつ気さくなトークで緊張を和らげるとともに、同時にすばやく聴診器もあてて、問診も終了。

それは夢の健康診断装置だ。
まさに21世紀の医療だ。
どうせなら、そこまでのものを作ってほしかった。そしたら10秒で全工程が終わる。皆幸せ。
もっと頑張ってほしいぞ、医療。

せっかく都会に行ったので、買い物。
青桐ナツの『flat』の2巻が出ていたわーい。
宝井理人の『セブンデイズ』の2巻も出ていたわーい。
そしてYUIの新譜をお連れして、健康診断は幕を閉じた。