出雲旅行2日目『フルコース』 | ソコラ哲学。

出雲旅行2日目『フルコース』

前日までの予定では、この日は二人で出雲大社でもいこうか、ということでした。電車の本数が少ないので、それほど広範囲に動くことはできないし、近くの日御碕(ひのみさき)にいくにも、バスに乗らないといけない距離だからです。

が。
しかし。

朝から張り切ってました。   じぃちゃんとばぁちゃん。

ということで、なぜかじぃちゃんがガイド、ばぁちゃんが運転手ということになりました(笑) てゆうかすでにオイラたちは委員会にもなってない感じ(笑)なぜか決定してる。
んで、まずはじぃちゃんばぁちゃんの予定である平田の山奥の唐川というところに行くことにしました。どうもそこのお茶がおいしいそうで、毎週土日しかやってないとか。何ヶ月ぶりに行くって事で、さらにオイラたちもいるんで、ついでに観光名所であるらしい鰐淵寺に行くことにしました。

いや、正直知らんかったけど、広範囲の地図にも載ってるし、どうやらけっこう有名な寺らしい。
じぃちゃんちから車で30分くらいかな?山道を走って、ごっつ細い道を進むと、鰐淵寺の看板が見えてきました。…と思ったら、
『第二駐車場は、橋が崩落部分があるので使用できません』的な看板がちらっと見えた。


…橋が落ちる…?
しばらくいくと、第一駐車場が見えてきました。…!!ごっつ細い橋!  それをばぁちゃんは難なく渡り、さらに駐車場無視で、かなり階段の手前まで来て止めました(笑)
プロってます。いろんな意味で。
ほんま何もないし、寺だけやし、客どころか人がいない。毎日寺の見回りをしてるような気配がない。5年くらいほっとかれてる感じ。ほんまにすごい寺なんかいな…
階段を昇ると、意外と由緒ありそうな寺でした。…ボロいけど。
山陰観光地案内「鰐淵寺」
鰐淵寺
さらに鰐淵寺

これだけ見たらなんとなくわかるでしょう。…まぁ、めっちゃきれいに撮られてるけど!(笑)んで、本殿に行こうと思ったら…

なんか人の声がする。なんか別の門の方向で人が集まっていた。…男ばっかりでしかもなぜかジャージとか作業服。
近くを通った人にじぃちゃんが「今日は何かあるですかぁぃ?」とボケーっと聞くと、「あ、いえ」と軽く答えて行ってしまった。…何なんだろう…。
しかし、きっと崩落した(という噂の)第二駐車場につながる橋を修理しにきた人たちだろう、と自分の中でピリオドを打ちました。

参拝後、唐川に向かったのですが、残念なことにこの一ヶ月はお休みしてるとか。あらまぁ。
それにしても…ほんまに唐川ってくらい、全部屋根が朱色(笑)  すっごく唐な感じ。(どんなんやねん)

なので、いざ大社方面へ。そこで、表ではなく、日本海側の細い裏道を通ることにしました。

この地図で見てください。

今からのお話はこの地図を見ながら聞いたほうがわかりやすいです。たぶん。
地図真ん中右側に鰐淵寺があります。ここから北に向かって日本海に出たところを西に向かうルートです。そこに出るときにふと道路標識を見てあれ?と思いました。

十六島と書いてあるのに、下に書いてあるローマ字表記の先頭が一瞬”U” に見えたのです。
十六とかいて「う」から始まる読み方なんてあるっけ…?じゅうろくしまかと思ったけど、おかしい…。でも車だと一瞬しか見えなくてわからない。そこでじぃちゃんに聞くと、

「ありゃぁ『うっぷるい』って言うんやよ」 と。…



!!!!!!!!!!!!!!!!!  この衝撃。
 
うっぷるい。読めるかっつーの。「まぁ地元のもんしかわからんわの。観光に来た人はみんな『じゅうろくしまはどっちですか』って聞いてくる」

…そりゃ当然でしょう。
後日談ですが、サンデーに連載中の『焼きたて!!ジャぱん』なる漫画の1コマに、海苔の名産地として載ってるとか。
知ってる人はチェックしてくださいな。


いやぁすごい。んで、大社方面に走ってると、いきなりおじぃちゃんが猪目(さっきの地図参照)で止めた。…道路の真ん中で。いや、車来てないからいいけどさ。すると、海が右手に見え、左手には大きな崖…ん?
こ…これは!! なんかめっちゃ怖くて怪しい洞窟みたいなもんがでっかく開いてて祠が立ってる!!!!

こ、こえぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!

「あれが猪目洞窟や」とじぃちゃんは冷静に言うが、冷静に見れるもんじゃねぇ。絶対何かいる。

ということで、調べました。
鰐淵寺と同じサイトの猪目洞窟記事
誰ぞやのブログ
めっちゃ詳しく書いてる見に行った人のサイト。必見




黄泉の入り口やんッ!!!!!

笑って見てる場合やないでコレ。てか夢にまで出てきたような気がするくらい怖かったんやけど。てか、やっぱり何かおったんやん…。こ、こえぇぇぇぇぇ!!
てかそこまでちゃんと話してくれな孫が黄泉に行ってまうでじぃちゃん!!!(見入っててちゃんと聞いてなかったくせに)

さらに車は走り、じぃちゃん曰く昔の猪目村を過ぎると、鵜峠がある。その先には鷺村(だっけな?鷺浦って地図に載ってるとこやと思う)があったそうな。いや、今でも集落はあるけど。
で、その間の地域を鵜と鷺の間だから『鵜鷺(うさぎ)』って名前がついたんや!

とのこと!確かに鵜鷺って地名です!んでもって…!!!


当然マスコットキャラが『兎』でした!!!(笑) いやぁ、変な発見多いわ、ここ。大社方面の表が観光されやすいけど、裏もかなりおもろいで。

んで、大社は避けて、まず日御碕に行きました。さっきの地図の日御碕部分を拡大するとわかると思うけども、ここには由緒正しい日御碕神社と日御碕灯台があるのです。
地図見て気になった人、はい、ちゃんとウミネコの繁殖地もあります。

んで、神社は本殿が改修工事中だけども、
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こんな鮮やかな朱と緑を見ることができました。

日御碕神社
日御碕神社の由緒

日沈宮(下の官)天照大御神
神の宮(上の官)神素盞鳴尊

…って、すごいやん!!!なんか神様の中の神様!!! The God of Gods みたいな。  なんかテンションおかしいな。きっと黄泉に行ったからでしょう。
あ、でも日本の神様ってSpiritsって表記されることが多いんかな?(意外と冷静)

しばらく歩くと、見えてきました!

灯台!!!!

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じゃなかった!

灯台!!!!

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いやぁ、あまりに気になって。駐車場にある「もしもし灯台」  腹の底からこみ上げてくるこのセンス

大阪人である我々も見習わなあかんわ。ほんまに。
んで、とりあえず、灯台。この日御碕灯台、石造りとしては東洋一の高さを誇るそうな。それは楽しみ。
今からオイラたちは東洋一の眺めを見に行くのですな。東洋はオイラの天下になってしまうのですな!!! それは楽しみ。

灯台に入ろうとしたとき、なんと、親戚に出くわしました。おばぁちゃまとおばさんとお姉さん(同い年くらい?)。いや、正直おいらは面識ないんだけど、じぃちゃんとばぁちゃんが話してて、おばさんはなんとなく見覚えがある。
わかってくれてるかなというオイラの不安をよそに、
「あら?はーちゃん(父)の子?ほんに似とるわぁ。」


…。顔で判別されました。
よほど若い時のおとんに似てるようです…。帰ってくるとほんとによく言われるんです…。


さ、気をとりなおして灯台!
けっこう急な階段で、120段だかそれ以上の階段を上り、出た先はすごい風景。

やっぱり灯台は登って見なあかん。

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風が強いので帽子はとっていましたが、今にも落ちそうな気分です。
いや、オイラは高所恐怖症ではないのでその感覚がまた楽しいのですけども。下の方に小さくじぃちゃんとばぁちゃんが座ってしゃべってる姿が見えました。

はぁ~。すげぇなぁ。

休憩してまた降りました。地を踏むと、黄泉から還ってきた気分でした。(すでに本日のテーマ)


再び車を飛ばして出雲大社へ!!
まぁここはよく取り上げてるからみなさんご存知でしょう。
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てか、今参照ページのリンク貼ろうかと思ってMSNで検索したら、ページは出雲大社なのに、ページの説明がおかしいことになってる(笑)

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ちょっと誰か!これは神への冒涜ではないでしょうか!!!??(焦)
めっちゃ焦って当初の目的を忘れかけてしまいました!

…うん。まぁいいや。もう各自調べてください(ナゲヤリ) 二拝四拍手一拝、です。そして、10月には神様が全国から集まるので、世間では神無月ですが、出雲では神在月です。

大社散策をして、北島国造さんの方にいくと
(ていうか観光案内に載ってる、お金が刺さるといいことあるっていう巨大注連縄は実は出雲大社ではありません。国造館です。大社だー縁結びだーて張り切ってる女性が多数見受けられますが…笑)
小さな池の真ん中に天満宮があり、一応学問のためにおまいりにいきました。この池、心字池というのですが、さらに小さな滝、亀の尾の滝というのが流れてるのです。

…!!
ほんまにいました!
亀!

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Σ!!!  はっ!!!!

思わず時間を忘れてしまいました。
いかんいかん。亀の時間になってしまって、駐車場にいるじぃちゃんたちのことを忘れていた。急いで帰ろう!!
駐車場にいくと、じぃちゃんたちが出てきて、近くにある八雲そばでお昼ご飯。出雲といえば蕎麦!てくらい蕎麦の産地。ここは大社の前にある由緒正しいところとあって、いっぱい著名人が来てました。

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小澤征爾、野村萬斎、江角マキコ…

そうそう、江角マキコはじぃちゃんちの近所に住んでたことがあるんだべ。彼女のおばさんの家がそこにあってな。いつも江角マキコが通ってた道を歩いてるわけですわ(笑)
んでもって大社の前の参道にある大きな老舗の旅館『竹野屋』は竹内まりあさんの実家。

学生時代にデビュー前の竹内さんに会った事があるうちのおかんは何気に凄いと思う。てかその弟さんと同じクラブやったっていうおかんは凄いと思う。
てかその縁で家に遊びにいってたっていうおかんは凄いと思う。


大社を出て、今度は多伎に行くとか。どこかいな?って感じです。とりあえず車に乗せられて走ること40分。
さっきの地図を大社からだいぶ南に下った海沿いにあるでしょう。『キララ多伎』



なんぞや。
どうも、おみやげやさんと休憩所があって、目の前が海水浴場!!うわぁぁぁぁあぁぁぁぁぁーーーーーーーー!!!
しかも風車が近くにあって、めっちゃいい風景。


ということで、ジーンズにも関わらず遊んできてしまいました。

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台風が近いせいか、波はごっつ高かった。
ここはイチジクがおいしいことで有名。もちろんイチジクソフトクリームなるものが売ってました。けっこうおいしかったです。


んで、その海水浴場に下りる坂の上に立ってるんです。

これが。

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…求ム!鳴らす勇気のある方!



…さぁ、遊んだし帰ろうか!

…でも海で遊んだし…ということで、…

近くにあったイチジク温泉にいってきました!(笑)
めっーーーーーーーーーーちゃ気持ちええ。

ほんまいろんな意味でフルコースな日やったわぁ。
これでゆっくり寝れる…

四人でのんびり帰ってうちでテレビをつけたところ、


<国重文窃盗>紙本墨書後醍醐天皇御願文など 出雲・鰐淵寺 (毎日新聞)

 島根県警出雲署は3日、同県出雲市別所町の天台宗、鰐淵(がくえん)寺で国指定重要文化財の「紙本墨書後醍醐天皇御願文」1巻など計12点が盗まれたと発表した。2日午後3時半ごろ、参拝客が別棟の収蔵庫の扉が開いているのを発見し、寺が届けた。扉の錠が壊されており、同署は窃盗容疑で調べている。

 調べでは、収蔵庫は木造モルタル造り。扉は鉄製で南京錠を掛けていた。佐藤泰欽住職(80)が29日午後5時半ごろ見回った時には異常はなかったという。扉と天井に警報器があったが、作動しなかったという。

 紙本墨書後醍醐天皇御願文は鎌倉後期のもので、縦54.5センチ、横50.5センチ。盗まれた12点にはこのほか、「絹本著色一字金輪曼荼羅(まんだら)図」(縦73センチ、横45.5センチ)など国重文3点が含まれていた。

 同寺は山陰屈指の天台宗の古刹(こさつ)。594年に智春上人が山内の浮浪の滝に天皇の眼病平癒を祈ったことから始まるとされる。弁慶が修行し、銅鐘(国重文)を一夜で大山寺(鳥取県)から持ち運んだとの伝説も残っている。【小坂剛志、細川貴代】

[毎日新聞9月3日]

より詳しい中国新聞の記事


このニュース。口をぽかんと開けて、みんな呆然でした。…参拝客ってのはうちらじゃないですから!うちら怪しくないですから!