毎日書くと宣言した次の日に

早速やすんでしまったガーン

3日も続かないとは・・・。


ということで気を取り直して

今日は「おそろし」の続編「あんじゅう」

について書かせていただきます!



「あんじゅう」  宮部みゆき  中央公論新社


先ほども申しましたが

これは「おそろし」の続きなので

基本的な設定は同じです。


ただ、お気づきかもしれませんが、

この本は前作と出版社が違うためか

本の文の下に挿絵があり

前作よりもほんわかした雰囲気が

ただよっています。


さらに、おそろしの少し無理のある

全ての話をつなげての完結ではなく、

短編になっているので

読みやすいと思います音譜


要するに、私はあんじゅうの方がおすすめですビックリマーク


いやもちろん、おそろしもとてもおすすめですがあせる



特に、表題作の暗獣は

前作の人間批判の色を少し残しつつ

それ以上に人間の素晴らしさや

他の物とのふれあいの

美しさ、愛おしさ、切なさを

感じさせてくれます。


ぜひ読んでみてください。

 


今日からなるべく


毎日読んだ本について


生意気な感想をしていきます音譜


なにか気になったらみてください(*^▽^*)




「おそろし」    宮部みゆき    角川書店



なぜ初回からこんな有名どころを!!(・・;)


すいませんあせる最近読んだので一番最初に


思い浮かんだんです。



三島屋変調百物語事始~江戸の裕福な商家三島屋に


主人の姪で17歳のおちかが身を寄せている。


一見、ただの器量よしのお嬢さんに見えるが、


彼女はある事件に遭って叔父夫婦の家に奉公しているのだ。


そんなある日、彼女に三島屋主人の伊兵衛が客の応対をまかせて


出かけてしまう。そのお客とのお話から不可思議で哀しい


百物語が始まる。



私は最初このお話を読んだとき、不可思議な


存在ー幽霊やお化けなどーで語られいるのになぜか


とても人間臭さをかんじました。


確かに、お話はどれも普通には説明できないこと


ばかりですが、私はそのどれも人間だけで解決できる、


もしくは人間が引き起こしているものに思えたのです。


そして、そうかんがえてみると人間が解決できるものにも関わらず


引き起こしてしまう人間の愚かさ、人間の身勝手さが哀切な物語


の後ろで見え隠れしている気がするのです。


最後に出てくる家守の「あなたは人でなしの味方ばかりしている。


何ひとつ悪いことなどしとらんのに命をとられた人は、あんたの眼中


になかった。」という言葉は全ての人間に当てはまるのではないでしょうか。


おちかに問いかけているようで私たちに問いかけているようにもみえる


このお話、一度読むことをおすすめします。


(昼に読むのがおすすめです汗








津波に直撃された町に住んでいた親戚と

先ほど、ようやく連絡がとれました。


結局、亡くなってしまった身内もいましたが、

とりあえず、割と近い親戚は無事でした。


まだ、あまり詳しい話はできていないので

どういった状況かは、実はよくわからないのですが、

安否確認ができて、ようやく、ほっとしております。


地震以降、叱咤激励くださった方々。

本当にありがとうございました。

心より、お礼申し上げます。


また、平静を装いつつも、きつくあたってしまった方。

大変申し訳ありませんでした。


まずは、ご報告まで。