今更ですが。ロングラン御礼舞台挨拶のこと。
(ずいぶん時間経ってからのアップになってしまいました…)
今月始めの話になってしまいますが、「青春18x2 君へと続く道」ロングラン御礼舞台挨拶に行って来ました。
この「青春18x2 君へと続く道」という映画、そして藤井道人監督と清原果耶さんが好きな人たちだけが、400名以上集った空間。
トーホーシネマズ日比谷の一番大きなスクリーンが満席。
まずは映画の上演。
上映後には拍手。
あたたかい空気の中、司会のSYOさんの進行のもと、穏やかな、ロングランおめでとうの会になりました。
登壇のお二人の挨拶の後、突然質問コーナーが始まり、挙手制で会が進みました。
清原さんのファンが多く、意外にも、熱心な女性ファンが多かったです。
(私のお隣は、熱心なおじさまファンでした)
藤井監督の挨拶の言葉が印象的でした。
こんなにもこの映画が受け入れられるのは、論理的には説明できないこと。きっと皆様のこの映画との出会いのタイミングが良かったのだと思う、というようなお話。
台湾の思い出などの質問が続きました。
俳優は清原さんのみの登壇でしたので、わたしはジミーのシーンについて知りたいことがあったのですが、質問は控えました。
わたしが質問したかったのは、以下の二つ。
・アミの実家に到着したジミーは、涙目で微笑むアミのお母さんから「やっと会えた」と声をかけられ、「遅くなってすみませんでした」と言います。以前ジミーがアミに電話した際に、お母さんはジミーに何と言っていたのですか
・アミの実家でのジミーの様子をご覧になって、清原さんはどのようなに感じられましたか
(公開時に、試写で号泣したとはおっしゃってましたが)
清原さんはピュアでいて芯があり美しかったです。
監督は優しい心の方なんだろうというのが分かる方でした。
電車の中で二人が聴いていたミスチル、どの曲のイメージですか、という質問がありました。
わたしは、監督はお答えにならないだろうと思いましたが、なんと、お答えくださいました。
「『くるみ』です、スタッフは『ヒーロー』という人もいて、それを聞いて、ヒーローもいいね、と言っていました」と。
くるみ!
改めて聴くと、くるみです。これは、くるみ。
(くるみ 抜粋)
ねぇ くるみ
この街の景色は君の目にどう映るの?
今の僕はどう見えるの?
良かったことだけ思いだして
やけに年老いた気持ちになる
とは言え暮らしの中で
今動き出そうとしている
歯車の一つにならなくてはな
希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
どんなことが起こるんだろう?
想像してみるんだよ
ねぇくるみ
あれからは一度も涙は流してないよ
でも本気で笑うことも少ない
希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
どんなことが起こるだろう?
想像してみよう
出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
引き返しちゃいけないよね
進もう君のいない道の上へ
いよいよ終映となりました。
私のエリアの都心の、最後の週末上映の回は、「売り切れ」でした…!
ひとまず終映。残念ではありますが、スクリーンを離れても、さまざまな形で、多くの人がこの映画に出会えますように。
何度も見て、考えたこと、たくさんあります。
また書いてみるつもり。
「青春18×2 君へと続く道」ロングラン御礼舞台挨拶 清原果那、藤井道人監督登壇
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