「ちょっとお聞きしたいことがあるんですけど、時間ありますか?!
突然届いたFacebookのメッセージ。数度会ったことのある女性からでした。I◯Sっていう化粧品の話か?付き合いで、洗顔用ソープ買ったし。そのことか?
…そんなワケないな。
ウラがありそうな氣がしたけど、翌朝に会う約束をしました。
数時間後にまたメッセージが。
「なで肩さんすみませんもし大丈夫ならなんですけど、お時間お昼とに変えることできますか?」
快諾すると、すぐに返信がありました。
「あっそれともう一人私の妹も一緒に行きたいって言ってるので、一人追加いいですか?」
すぐにピンときました。これは勧誘だなって。しかも宗教の。断るコトも出来たんです。でもオーケーしました。
潜在意識はゴーサインだったので♬
待ち合わせは13時。コメダ珈琲で(笑)
1分遅れで到着しましたが、お二方はもう着いていました。が、満席らしく、待ち席にいました。
「あ、なで肩さんコンニチハ♬混んでいるんですよぉ。」
舌足らずで間のびした口調。
「こんにちは!相変わらず、カワイイですね!」
「もーぉ、いつもありがとうございます❤︎」
えんじ色した椅子に腰掛け、サラッとした長い髪、濃い目のピンクをひいた唇。どこか陰があるような笑顔。その隣には、目鼻立ちがハッキリとした、キレイな女性。妹らしい。
ニコッと会釈。他人を寄せ付けないような、ピリピリした雰囲気が滲み出ていました。据わった目というのは、こういう目を言うんでしょうね♬
ものの数分で席に通され、ぼくと舌足らずはラージコーヒー、眼光女はバナナジュースを注文しました。
姉の方と軽く談笑しました。が、妹は聞いているフリをしているだけで、まったく興味がなさそう♬
とりとめのない話の後、突然舌足らずが、
「なで肩さんて、科学を信じないって聞いたんですけど、どういうコトですか?!」
「??」
「え?だって、◯◯さんから、信じてないって聞いたんですけど?」
「へ?信じてますけど?」
舌足らずは動揺♬妹と顔を合わせて、「話が違う…」みたいな(笑)そこで、眼光女が一言。
「なで肩さんは、何を信じていらっしゃるんですか?」
「自分です。」
「自分って何ですか?」
「自分が信じているもの、こと。」
「それって正しいことだと思いますか?」
「自分軸で生きているので、ブレませんし、迷いません。正しいとか正しくないとかではなく、シアワセだと思います。」
「自分軸って仰いましたよね?自分軸ってなんですか?それって正しいんですか?ブレるってなんですか?◯×△ってなんですか?」
最初は歯切れよく受け答えしてました。が、なんかどうでもよくなってきました。
こいつら、揚げ足取ろうと必至じゃん!こいつらっていうか、マシンガントークしてくるのは眼光女。姉は横でジーッと頷いているだけ。
あっいけね!呼吸が浅くなっていた!!深呼吸、深呼吸。ゆーくり吸って、ゆーっくり吐く。何度か繰り返していると、モヤモヤが晴れてきた。
そうだ、iPhone。バックから取り出しホームボタンを押しました。ゆうに1時間過ぎていました(笑)
「あ!!もうこんな時間!!次の約束が!えっと、日蓮宗と縁?すると必要はないですし、今でも十分シアワセ。だから、他の方に布教してください♬」
「日蓮正宗です!!じゃ、これを後でゆっくり読んでください。真実が何か解りますから。」
テーブルを滑らせて渡そうとするチラシ。
「ぼくは要らないです(笑)このまま、そこのコンビニでゴミ箱に捨てますよ。それよりも、必要としている人が他にもいるんでしょ?その人に渡してあげた方がムダにならなくて、いいんじゃないですか?」
「読んでください!解りますから!!」
そのまま突き返したチラシを無理に戻された(笑)
「いいですね?そのまま捨てますよ!」
「なで肩、意地悪ですね~」
「その場を繕ってウソをついて読まないより、ハッキリ言った方が余程親切だと思いますが、違いますか?」
苦笑いしていた妹、そして姉。そのまま、「それじゃ♬」と手を振り、踵を返しました。そしてぼくが向かった先は、もちろんコンビニ♪( ´▽`)
しきりと自分たちが正しいと言っていました。しきりと、信じているものは真実だと言っていました。手元にあった紙ナプキンを何度も上から落としてみて、
「上にあるものは必ず落ちる!目の前のこれと同じ!私たちは信じているものはまさにこれなんです!真実!!絶対なんです!!!」
ワタシは彼女たちが信じているものを一切否定しませんでした。むしろ、信じたいものは信じればいいと。
ですが、彼女たちが言おうとしていたのは、水泳選手に向かって、絶対コレがいいのよ!って、剣道着を渡そうとしているのと同じ。
もっとね、自由に生きてもいいんじゃない?(笑)
