先日出場した『内外杯』
初勝利を挙げ、納得のいくプレーの出来た選手、出来なかった選手各々です。
そのなかでも、キャプテン花。
表現は悪いが『全く』だった。
周りから見ればそれなりに頑張ったというであろうが監督は違う。
何故なら、努力をしているのを知っているから。
昨年10月位からピッチング練習を始めたが、内外杯に関しては、四死球を何個出したかわからない。2試合トータルで20点近く取られた。
しかもほぼ自滅で。
当チームの生命線。『ピッチャーがしっかりストライクを取る』これが出来なかった。
初勝利後の三試合目。彼女に任せた。
何があろうと代えずに投げさせようと決めた。
迎えた三試合目、四死球連発。打たれたのは2~3本位。あとは全て四死球。
挙げ句の果てにフォームが完全に崩れ出した。
これはまずいと思い、さくらにスイッチ。
花の内外杯は終わった。
何故花はここ最近結果が出せないのか?
真剣に考える。
『間違えた努力をしているか、向いてないか』のどちらか。
何故四死球がダメなのか?
何故四死球が得点につながりやすくなるのか?
各チーム諸説あるだろうが、
監督の持論は、野手は『さぁ来い❗』って思って守ってます。中には『飛んできたらどうしよう…。』なんて子もいるでしょう。そんな野手は一球一球神経を使います。その精神状態で守っているなか『ボール』『ボール』『フォアボール』
が続くと、守っている側は『またか』となる。
そして『どうせ次もボールや』なんて思っているところにポンと真ん中に投げて打たれて油断しているどこでミスが出る。
その精神的なバランスが崩れ出すと、リズムが絶対に悪くなる。ベンチも苛立つ。子供達落ち込む。そこに走塁や小技でかき回される。どんどん悪循環に陥る。試合を左右してしまう。
そして一言で言うとタダで塁を与えるということ。
花はそんな事わかってるはず。
だけど投げれない。
でも1つの試金石を彼女に与える。
荒療治かもしれない。でもあえてそうすることを決めた。
12月に『がんこ旗杯』に出場させて頂く。
この大会で結果が出なければ、野手として専念してもらおう。
ピッチャーの練習に特化しすぎて、打撃も影響が出ている。打ってもらわないといけない場面で打てない状況も続いていた為だ。あれもこれもするのがよくないのかもしれない。
これから長く続く花のソフトボール。
今試練を与える事で、今ピッチャーをおろされるかもしれないプレッシャーを乗り越える経験をものにすることで今後の人生の糧になるはず。
この先の人生つらい事くそほどあるからな。
小学生のうちに乗り越える経験をさせる。
あえて花の為に試練を与える。
絶対乗りきれ❗
頑張れよ❗花❗



