篠山ラクーンズJr.さんのご厚意により、お誘い頂き、ストキン創部以来初大会『篠山カップ』に出場させて頂きました。
色んな角度からブログを残したいと思います。第二回目は『五年生、六年生』です。
キャプテン花、副キャプテンミユ、おりょうさん。この3名の篠山カップです。
先ずはおりょうさん。
入部約1ヶ月かなぁ。いきなり大会。
しかもスタメンの2番バッターでの起用。
行きの車で、質問しました。『緊張してる?』
『全然してません❗』って力強く返事したおりょうさん。試合前の表情を見るとガッチガチ。この強がりおりょうめ❗(笑)
先ずは入部間もなく試合に出場し、ケガなく終えれた事。良かったです。
2番バッターに起用した理由。
コーチのひろきが前日の練習で『普段自宅で努力してるはず。振れてます。二番打者どうですか?』即答快諾。3試合とも投手の制球が良く、またスピードもあり、ついていけませんでしたが、特筆すべきは守備。セカンドを守っていたおりょうさん、ゴロがセカンドへ飛んでくる。練習通り右足を意識した捕球。あとはスローイング。
…。暴投。トスでも良かった距離をスローイングしてしまったので『次はその辺りで捕球したらトスでいいよ👌』。そして三試合目。同じようなボールが飛んでくる❗すかさずトス。
『人生初アウトを取る❗』
出来る選手は言われたことをすぐに実践する能力がある。それを試合でやってのけるとは❗
期待してるぞおりょうさん❗
父ちゃん、母ちゃん喜ばしたれ❗
そして副キャプテンのミユ。
本当に心優しい子。
だけど時と場合によってはその優しさが裏目に出ることもある。特にチームスポーツの世界では。
そして入部以来『遠慮』をしているのが見ていてわかる。前日ミユを個別で呼び、『明日はミユの人生変える日や❗プレーでの結果ではない❗ミスしてもへこたれず、仲間をミユなりに鼓舞しろ❗そして殻を破れ❗明日で遠慮とおさらばやぞ❗』と約束しました。
試合当初からキャッチャーで起用。
いつも通り『遠慮』声が出ない。仲間を鼓舞しない。そんな姿が三試合目の終了直前まで続く。
終始ミユを追い込む❗『声❗』『ちんたらすんな❗』『ミスしたら仲間に謝れ❗』『急げ❗』監督自身も神経すり減らしました。ギリギリのところでミユと対峙したつもりです。
でもどんなに罵声浴びせられても、ふてくされずにやろうと努力する姿勢はわかってる。でも後一歩、一声踏み出せずにいるミユ。
三試合目の終盤。懸命に投げていたさくらのスタミナが切れかかり、最後もう一度キャプテン花に託す。そして最後の一球を投じた時に聞いた事のない声で、『ナイスボール❗』って言って審判の手をあげさせました。この瞬間彼女の新しい一歩が踏み出せた❗そして帰り際グランドへの挨拶も聞いた事のない声で挨拶。
どんなヒットより、ナイスボールより何より嬉しかったな~。
ミユ❗厳しくしてすまんかった❗
でも良かったな❗
キャプテン花
彼女はこの大会にかける思いはおそらくチームで一番だったでしょう。しかも成功を思い描いてたはず。
花にもミユ同様個別で話をしました。
うちが万が一試合に勝てるとするなら最低条件はピッチャーはフォアボールを出さないこと。を前日に伝えていました。
迎えた初戦。花をマウンドへ送り出すことを決意。
試合冒頭からフォアボール連発。これでうちの勝ちはないと確信。
3点取られたところで四年生さくらにスイッチ。
懸命に後輩が投げて、ストライクを重ねて行く。
そんなさくらを見て花は何を感じただろうか?
彼女にも同様、プレッシャーを与えました。
『お前が作ったピンチ後輩がフォローしてどんな気分や❗』あまりの罵声に涙する花。それでも容赦しませんでした。『努力もしてないのに出来るわけがないやろ?何故泣く?意味がわからん❗キャプテン辞めるか?』
終始花には罵声。
更なるプレッシャーに三試合目、奮起を促そうと『投げさせてやるから意地見せてみろよ。フォアボール三つで交代な』
フォアボールを三つ与えてしまいさくらにスイッチ。また涙。
でもそこから花は違った。
ショートから人一倍声を出し、低学年をフォローし、意地のファインプレーも見せてくれた。
ミユ同様プレーなんかよりそっちのほうが大切。
ミスしたからこそ『すまん❗次はアウトにする❗』って笑い飛ばし、ミスしたからこそ取り返そうと必死にプレーする❗
その姿勢が絶対に大事です❗
花❗厳しくしてごめんな。
でも君の為を思って言うんだぞ❗
3名ともよく頑張った❗
次は初勝利に向けて君達3人が同じ方向を向いて走り続けろ❗チームを3人で引っ張れ❗
頑張れ💥👊😃
おりょうさん、花、ミユ






