先週金曜、ドラクエ11をクリアした。

3DS版だ。

 

110時間かかった

 

これまでドラクエ1~9とシリーズをプレイしてきた中、好きなシリーズは6、次いで3だったけど、今は11がベストかも知れない。

それくらいハマった。

どんなものでも思春期前後にガッツリやったものが一番心に残ってて、以降触れるものが自分の中でそれらを超えるってことは滅多にないから、プレイ直後の熱が冷めてないからだとしても相当すごいと思う。

(何度もやり返したくなるのはやっぱり3かも)

 

タイトルにもある通り以下はネタバレを含むから、まだクリアしてない人や、そもそもプレイしてないけどこの先の人生でドラクエ11をプレイする可能性が1%でもある人は読まないで欲しい。

 

発売されてから2ヶ月、ゆっくりプレイした割に重大なネタバレを一切踏まずにここまでこれて本当に幸せだった。

 

ガッツリRPGをプレイするのは久々だったし、ドラクエっぽくない育成システム(スフィア板を彷彿とさせる)があったりで最初はちょっと抵抗が…なんてことは全く無く物語序盤から感情移入しまくっており、カミュとふたりでデルカダールを脱出して村に戻ったら焼かれていたところで本当に悲しくなった。そしてそんな時そばにカミュがいてくれて良かった…と心から思っていた。

カミュは、生い立ちが壮絶な反面、宿命みたいなものがあまりないせいかいつも寄り添ってくれて、けど大事なことは自分で決めさせてくれる、本当にいい仲間だった。

 

その後温泉で知り合った強気な女ベロニカとその妹セーニャ。

ふたりとも特徴を文字にすると記号になってしまいそうなのに、ゲームの中では全然そうならない存在感があった。ふたりともレベルアップ時のアクションとか、仲間になったときのセリフとポーズとか、かわいいポイントを上げていったらキリがない。そんな見た目の可愛さどころじゃない物語が繰り広げられるんだけど。

ベロニカが仲間になり、俺の後ろでアラレちゃん走りをした瞬間、こんなかわいい子と旅するのか…!守りたい…!と強く思ったものの守られていたのはこっちの方だったんだよな…。

 

リーズレットに氷漬けにされたとき、真っ先に駆け寄ってくれたベロニカ

 

リーズレット、エロかったな…。

(リーズレットとシャールのことについても話したいけど別なときにでも)

 

技もキャラも変化球なシルビア、直感を大事にするけど物事をよく考えてる、カミュとは違うタイプの、そばに居てくれて救われる仲間だった。そんなシルビアがジエーゴと再会すると決意したとき、そばに居てあげられてよかった。

旅芸人で普段はおちゃらけてるけど平和のために本当に大事なことは何か、自分ができることは何かずっと考えてるところ、ドラクエ4のパノンがスタンシアラの王様を説得したところを彷彿とさせる。

 

ロウ。

お互い死んだと思っていた祖父と孫でパーティー組んで旅ができるのには感動した。ユグノア城跡で一緒に泣いた。

登場時、オープニングムービーに出てきた女の子だとは全く思わなかったマルティナ。

壮絶な運命を背負った姫が、壮絶な老後を過ごす祖父と魔王の正体を探す旅をしていた…って言う設定だけでめちゃくちゃ燃えた。

旅が進むにつれマルティナがどんどんエロくなるのもすごかったな。ロウとの連携技「老いても元気」、3Dでも結構どうかと思う映像表現だけど2Dで出て来る説明はもっとどうかと思うのでどっちかでしか見てないって人は両方見て下さい。

 

エロカッコイイとは、こういうことさ

 

仲間が揃い、世界が広がり、裏で手を引く悪いヤツの姿が見えてきた頃にはドラクエ11の世界にどっぷり浸かっており、めんどくさいからいらないだろって思った鍛冶もガッツリやってたり、旅が終わったら仲間に手紙書きたいななんて思ってたりした。

 

この世界がほんとに好きなんだなって気づいたのは、皮肉にも大樹が落ちて世界がめちゃくちゃになったあとだった。失ってから大事なものに気づく。俺っていつもそうだ…。

 

そんな大樹が落ちてめちゃくちゃになった世界で繰り広げられる話が本当に凄かった。

 

目が覚めたら魚になっていた衝撃。

そんな心細い状況で唯一すがれる存在だった頼もしい女王と、その女王が治めるムウレアが、デカいヤバい魚人に襲撃される絶望感。

感情が揺さぶられっぱなしだった。

 

1人でほっぽり出された先で再開したのは自分を追い込んでいた存在の1人であるグレイグ、しかも英雄扱いされてる。

何という宿命<さだめ>…。

 

そんなグレイグがこちらを見て最初に放った一言を覚えているだろうか。

 

「…生きていたのか。」

 

だ。

それだけかよ…っ!

コイツも被害者…とは言え世界がこんなになった原因のひとつ…それに俺の人生めちゃめちゃだぞ…っ!と怒りも覚えた。

けれど彼や彼が守る人々と触れ合ううちに、その苦悩や贖罪の姿勢が見えてくる。

レベルが上がりすぎていたせいで”最後の砦”を襲ってきた魔物たちもデルカダール城を乗っ取ってるやつらも1人で余裕で倒せるくらいだったけどふたりで行った潜入作戦。

グレイグが青春時代を過ごしたデルカダール城に潜り込むことで語られる彼とホメロスの過去や人柄。

グレイグに同情し、彼を憎む心が薄れた頃、作戦の途中でグレイグの口から出て来る素朴で、真摯な謝罪の言葉。

この流れは本当に素晴らしかった。

何度も刃を交えた因縁の相手との絆を紡ぐ過程が本当に完璧で、ゲーム内のストーリーとプレイヤーの気持ちの寄り添い具合が完全にシンクロしていた。

作戦完了後の「盾」発言、頼もしいステータス、スキルパネル…絶望的な世界でも素晴らしいめぐり逢いだと感動していたが…ここで初めて主人公のスキルポイントが大量に余っていること、それは勇者のスキルパネルが無くなりその分のポイントが戻ってきていたのだと気づき、驚愕した。

(前述の通りレベルが上がりすぎていた上に武器も鍛えまくっていたので戦闘で全く困らなかった)

 

こうしてすべてがめちゃくちゃにされリセットされたような、ある意味それよりひどい状況で再び仲間を探す旅が始まる展開は、今思い出しても熱くなる。

 

つづく。