昨日の17時半から今日の18時過ぎにかけて新宿バルト9で行われた、
プリキュアオールナイト上映会に行ってきた。
このイベントのチケットは争奪戦がすさまじく、
行きたくても行けなかった人のことを考えると誇らしげに報告するのは嫌味に見えるかもしれない。
けれど、運良くチケットをゲットできた俺が行けなかった多くの仲間たちの為にできる事といえば、
レポートする事くらいだと思うので記憶を頼りに日記も兼ねて書いていきたい。
例によって長くなるし上手くかけているワケではないが、
今回参加できなかったプリキュアファンの方には是非読んでいただけたらと思う。
あと昔からのファンにとっては「何を今更」というような部分もあると思うが、
ボリュームはともかく敷居の低いレポートにしたいと思うのでご了承いただきたい。
それとオールナイト終わった後の部分はほとんどただの日記です。
イベントの概要をおさらいすると、17時半から次の日の朝17時頃にかけて、
歴代のプリキュア映画全8本の上映に加え出演者たちのトークショー、
つまり舞台挨拶がついてくるという、
大きなプリキュアファンにとっては夢のようなイベント。
さらに普段はお子様しかもらえない入場特典の
・レインボーミラクルライト(昨年のオールスターズDXの時の入場特典)
・ミラクルハートライト(おもちゃの国の以下略)
・クリスタルミラクルライト(現在大ヒット上映中のオールスターズDX2の以下略)
の3つのライトに加え、
ハートキャッチドリームダンスのオールスターズカード、
そして『限定ポストカード18枚セット』がもらえるという、
なんとも至れり尽くせりの内容。
既にツイッター、mixiではつぶやいたがこのポストカードセットは、
やはりみんなの予想通り、新宿駅に張られていた女神絵だった。
冒頭の写真はこれをダイソーで買ってきたA3サイズの硬質カードケースと、
B6のビニール製クリアポケットを組み合わせて部屋に貼ったもの。
配置を新宿駅のアレと同じにするとサイズの関係上真ん中がちょっと寂しくなる(笑)
このチケットが何とお値段4,200円なのだから瞬殺なのもうなずける。
ヤフオクでは相場が3万、
最高で7万近く行ったという話も…一流のオペラかよ…。
初の公式18禁イベント(性的な意味ではなくオールナイトなので)ということもあり、
かなり話題にもなったようだ(当日は王様のブランチでも紹介されたらしい)。
オールナイトを乗り越えるため、
当日は昼過ぎのギリギリの時間まで寝てから新宿へ向かおうと思っていたが、
前日の夜に突然、
一緒に行く予定のJester閣下(WEBラジオ http://www.voiceblog.jp/jester913/
)から
「明日昼前に池袋でデュラララ!のコスして撮影したいんで手伝ってくれないか」
とのメールが。
ウーン、
オール明けに蒲田で行われるオンリーイベントにも行きたいし、
なるべく沢山寝ておきたいんだがなあ…。
と思いつつ面白そうなので快諾。
ちなみにデュラララ!は観た事無い。
当日11時ごろ池袋のアニメイト前待ち合わせとなり、
俺は待ち合わせに15分ほど遅刻して到着。
どうやら閣下がしているのは「平和島静雄」というキャラのコスらしい。
金髪でバーテンの格好にグラサン、という怪しいスタイル。
小道具のタバコを買いに行く途中に撮影をお願いされるなど、
デュラララ!は中々人気のようだ。
(先日マイミクの方がHNを「春日野デュララ」にしてて笑った)
プリキュアの話がメインなのでこの辺はスキップするが、
この後新宿へ向かいまずはバルト9へ。
この時点ではまだ12時過ぎでイベントまではまだまだ時間があったが、
イベントのスケジュールによっては食事の時間などを調整する必要があるので、
インフォメーションカウンターで詳細を確認してきたのだ。
するとどうだろう。
約12時間のイベントの間、映画と映画の間の休憩時間は長くても13分と、
とても途中で外に食事に行ったりはできなさそうな感じ。
トイレすら混んでたらギリギリじゃあないか…。
ひとまずメモの写真をTweetしたところ、
さざ波のように広がって行ったようだった。
最近ツイッターのおかげでかなり有効なプリキュア情報を得る事が多いので、
自分もなるべくこういったお役立ち情報はこまめにTweetするようにしてる。
という事で我々はマンガ喫茶に3時間パックで入り仮眠。
この選択は大正解だったと思う。
昼過ぎまで寝てから行くより、
朝起きて活動して昼寝して備えた方がコンディションは良いのかもしれない。
結局1時間半ほど寝て物凄くスッキリしたのでぼんやりしたりして食事を取り、
薬局で栄養ドリンクなどを買い揃えバルト9へ。
バルト9のロビーはいつも以上に大友と思しき人であふれている。
というか友人・顔見知りと挨拶しているとそのまた友人・顔見知りとも
「あ、どうもどうも」
みたいになっていって面白い。
最近、ツイッターのおかげで「名前だけは何回か見たことがある」という人が多く、
プリキュアファン同士という事もあり心の壁がかなり低くなってきていると思う。
そんなわけで初対面の人とも
「チクタク危機一髪までのはまだ観てないんですよ~」
などと談笑しつつスクリーンへ。
さっきまでデュラララ!のコスをしていたJester閣下は増子美香のコスで登場。
いわゆる女装コスだが、足が細いので後姿は中々リアルだった。。。
スクリーン前もすごい行列。
ここでもまた大友仲間のとここさんたちと遭遇。
(先日の17キュア撮影会の主催者で、
当日のレポート・シェアしてもらった写真のUPがおっつかないんでとりあえず興味ある方は
とここさんのブログ http://blog.goo.ne.jp/tokoko_t へどうぞ)
400席満席だもんな…。
他にコスしてるのは女装ではないベリーが一人いた。
閣下とはお知り合いの様子。
ここにいるほとんどの人が友だちの友だちくらいなんじゃないだろうかと思うくらい、
大友界の狭さを感じる。
ちなみに自分がゲットしたのはG列(前から10番目)の、どまんなか4席。
映画を長時間見るのにも、舞台挨拶を鑑賞するのにも、ちょうどいい席だった。
というわけで入り口でミラクルライトなどと共にもらったスケジュールには…
17:50-19:02
「プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!」
映画の前に舞台挨拶あり
19:25~20:37
「ふたりはプリキュア Max Heart」
映画の前に舞台挨拶あり
20:45~21:56
「ふたりはプリキュア Max Heart2 雪空のともだち」
22:30~23:21
「ふたりはプリキュア Splash☆Starチクタク危機一髪!」
映画の前に舞台挨拶あり
23:30~24:40
「Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」
24:50~26:07
「Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪」
26:20~27:31
「フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」
27:40~28:51
「プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」
☆舞台挨拶登壇者(予定)
本名陽子・ゆかな(ふたりはプリキュア Max Heart)
樹元オリエ・榎本温子(ふたりはプリキュア Splash☆Star)
三瓶由布子・仙台エリ(Yes! プリキュア5GoGo!)
沖佳苗・小松由佳(フレッシュプリキュア!)
となっている。
そしていよいよ待ちに待ったこの時間がやってきた…!
一週間前に情報を知り、知ったその夜は興奮で頭が痛くなるくらい楽しみで、
このイベントの存在を知った時点で
「プリキュアファンでよかった…!」
と感激やらまた映画をスクリーンで観られる喜びで待ちわびたこの一週間…!
スタートと同時に既に異様な熱気に包まれている会場…!
観客全員大友、
そして念願のミラクルライト振りまくりOKということもありしょっぱなからみんなすごいテンション。
司会のお姉さんの
「こーんにーちわー」にはもちろん大声で挨拶。
確かここで本日は出演予定の無い、
ハートキャッチプリキュアの声優、
水樹奈々さんと水沢史絵さんからのビデオレターが!
※ビデオレターはASDX2上映終了後でした
「DX2の時はまだ3話しか録ってない状態で…」
というようなお話をしていたと思う。
去年のDXの時のフレプリがそんなんだったというような話をどっかで読んだなぁ。
さてビデオレターも終わり、
舞台挨拶のしょっぱなに登場したのはフレッシュプリキュア!から
沖佳苗さん、小松由佳さんというピーチ・パッションコンビ!!
この間の舞台挨拶ではフレプリからは沖さんだけだったので、
またこのお二人が一緒にいられるところが見れるだけでも興奮…!
沖さんは去年のおもちゃの国から数えて見るのは3回目だー。
トークの内容は、これまでの舞台挨拶と違って大友相手にふさわしい、
とっても充実した内容。
アフレコの時の秘話で、
「タルトが走る時の声マネがスタッフの間で流行った」
「沖さんはセリフをあてる時手をグーにして下に向かって振りまくる」
などの楽しいお話がたくさん聞けた。
この後出演された他の声優さんたちもそうだったけど、
「このまま朝までトークだけでいける…!」
という勢いだったが時間になりDX2上映開始。
小松さんが前の方の席で映画を観られていた。
鷲尾プロデューサーもいらっしゃって、
ほとんど立ってたけど元気な方だなあ…。
DX2は今回で3回目だし、
この後まだ7本も控えてるから集中しすぎないようにリラックスして観よう、
と決めたのにも関わらず気づいたら鼻息荒くのめりこんで泣いたりしてた。
本編で大満足、EDでまたまた大満足、と本当に喜びてんこ盛りな映画だなぁ。
閣下が「増子美香はミラクルライトを振っていない」というので良く見たらホントに振ってなくて笑った。
一人だけカメラで撮影しまくってた。
望遠レンズには見えなかったけど、あの距離で何を…。
そしてDX2の興奮冷めやらぬうちに次に登場したのはふたりはプリキュア Max Heartから、
本名陽子さん、ゆかなさんのブラックホワイトコンビ。
本名さんは先日生で観たので今回で二回目かな。
そしてゆかなさんは今回で初めて。
コードギアスのCCなどでも良いなあと思っていたので、
すごく嬉しかった。
かわいい声もセクシーな声も出せて、ご本人自身にも色気があって素敵な方だったー。
本名さんもかなりなぎさに近い声でお話されてて(地声が近いのかな?)、
なおかつ初代のお二人という事もありこちらも充実のトーク内容だった。
当時メトロカード(地下鉄のプリペイドカード)を本名さんご自身が駅に行って
「私これやってるんです!」
と買いに行かれた話など、
もしかしたら古いファンには常識なのかもだけど、
すごく楽しい話が聞けてよかった。
こちらも「朝までトークショー(以下略)」な勢いだけど時間も押しており映画上映…。
の前に、
本名さんがお話してる間にさっきまで小松さんがいたあたりをふと見ると、
なんとキュアレモネード役の伊瀬茉莉也ちゃんが入ってきた!!
帽子とメガネしてるけどいつもブログに載ってる写真のまんまだ…(笑)
つい小声でとっさに「いせまりやちゃんだ・・・!」と言ってしまったが、
小声とはいえ言ってからちょっと失礼だったかもと反省。
まあ響いてはいないはず。
でも出演予定にない声優の方まで来るなんて、興奮を禁じえないよ。
…しかもレモネード…!いつか生で
「はじけるレモンの香り!」
を聴ける日はあるんだろうか…。
(この後ご本人でツイッターでつぶやいたり写メUPしたりしてた)
さらにツイッター見る限り工藤真由さんやうちやえゆかさんなども来ているらしい…
と思ったら同席してた方が見つけて、こっそり教えてくれた。
近く行きたかったけどそっとしておくのがマナー!ということで遠くから眺めておいた。
さらにさらに、この後大塚監督なども発見。
(最後にロビーにあるポスターに書かれたサインを見たところ、キュアアクアの前田愛さんもいらしていた模様)
で、この後のマックスハートは今回初視聴。
まだ無印のDVD半分とちょっとまでしか観てなくて間に合わなかったんだ…。
でもこれすごい面白かったー。
世界観とか設定はすごーく子供向けの分かりやすいつくりなのに、
序盤で敵に攻め込まれてボロボロとか、
かなり重い内容で見応え抜群だったなー。
ルミナスのかませ犬っぷりがもう…。
でも最後頑張ったね。
で、そのまま続けてマックスハート2雪空のともだち。
この映画は色々ウワサは聞いていて、
すごく楽しみだった。
なんせ
「ブラックとホワイトがストーリー上殴り合いをするハメになるんだけどそのシーンで泣く女児が続出した」
という伝説を聞いていたからね!
感想はもう、なんだろうね。
プリキュアシリーズ全てにいえるけど、感情表現がすごく丁寧で自然なんだよなー。
人間関係がこじれる過程も、いきなりこじれるんじゃなくて徐々に徐々にすれ違っていってこじれる、っていうのを、
この上映時間で表現しきってるのが本当にすごい。
戦闘シーンも迫力あるし、
敵のフリーズンとフローズンっていうのがコンビなのも、
プリキュアシリーズでは珍しい気がする。
そして次は本日3回目にして最後のトークショー。
まずはふたりはプリキュア Splash☆Starから樹元オリエさんと榎本温子さんの登場。
樹元さんも今回で二回目で、榎本さんは初めて見た。
S☆Sも未視聴だけど、それでもトークが楽しかった。
これ、TVシリーズ観てからだったらもっと楽しかったんだろうなー…と思うともったいない。
お二人はおそろいのワンピース(それぞれブルームとイーグレットの髪の色に合わせた花柄)を着ており、
とてもかわいらしかった。
いやみなさんかわいらしいんですけどね。
そのお二人の横には空いたイスが二つあり、
そこにYes! プリキュア5GoGo!から三瓶由布子さんと仙台エリさんが登場。
三瓶さんは今回で二回目、
仙台さんも初めてだったかな。
5GoGo!の途中からプリキュアの世界に入った自分にとって、
やっぱりその主人公であるキュアドリームは特別であり、
オーディション時の
「りんちゃんの役受けてて、竹内さんの相方をやったらのぞみに決まった」
「これまでほとんど男の子の役しかやってこなかったのにまさか」
という話や、
収録時「5人合わせる時は一人失敗するとミキサーの方にすぐ気づかれてたけど、
6人になるとたまにバレないことがあった」
というエピソードなど、
自分がまだプリキュアに興味無かった頃の話などが今聞けて(まあMH,S☆Sのお話もそうなんだが)、
本当に至福の一時だった…!
「このイベント終わったとどうせみんなハートキャッチするんでしょ」
って言ったの三瓶さんだったっけな。
※仙台さんでした
そんなこんなで楽しい楽しい舞台挨拶はこれにて終了…したわけだが、
今回もやはり「朝までトークでいける」というようなことをかもし出していた。
これはもしかしたら今後も、
そういった大友向けの公式イベントを企画してくれるのでは…?と思わせる雰囲気を何度か感じた。
もしそういうことになったら、
また自分はチケット争奪戦に参加してしまうだろうが、
今回行けなかった人たちにまたチャンスが巡ってくるというのは本当に素晴らしい。
このイベント、東京で1回きり、
それも400人(一部はスタッフ席だから実質400無いと思われ)だけしか参加できないなんて、
マジでもったいない!
それくらい最高なイベントだった。
でまあ、トークショーは終わり、ここから怒涛の映画5本ラッシュ。
まずはこれまた今回初視聴となる
「ふたりはプリキュア Splash☆Starチクタク危機一髪!」
S☆Sは視聴した人はみんな「素晴らしい!」と言うものの、
おもちゃの売れ行きが悪かったらしくプリキュアの中でも知名度は低い作品という位置づけだったりするが、
この映画、たったの52分だというのに、
物凄い満足感だった。
普段ケンカしない二人の気持ちが徐々に徐々に、
うすい幕を重ねるようにすれ違っていき、
ピンチに陥った時には亀裂が入ってしまっている。
それを最終的にはお互いを思いやる気持ちが修復していく…と、
乱暴に言うとそういう流れなんだけれど、
その演出がとにかくすごい!
プリキュアシリーズ、とくに「ふたりは」がつくタイトルのものって、
「手をつなぐ」のがすごく重要なファクターになっており、
それは単純に変身する時や必殺技を使ったりする時に手をつなぐ必要があるっていうだけでなく、
二人の友情の強さを表す演出にもなっており、
この映画ではそれが際立っていたと思う。
TVシリーズのED映像でも手をつなぐところがとても印象的(ある意味エロい)なんだけど、
この映画後半、二人の変身が解けてしまった状態でピンチに陥るけど、
お互いそれまでの仲たがいについて謝りながら手をつないで、
徐々に変身していくシーンはDX2のフレプリメンバーが落下しながら変身するシーンのカタルシスとは対極の(もちろんこのシーン大好き)、
じわじわと胸が熱くなってくる、静かな熱さがあり、なんつーかもう、
今そこ思い出しながら泣いてるからね俺。
これは是非DVD買って何回も観ようと思う。
今値段調べてちょっとひるんだけど。
とにかく、S☆SのTVシリーズをまだ観てない人は観よう!
俺は無印→MHと観終わったら観る予定だったけど、
見る速度を速めて早く観たいと思った。
さて10分の休憩を挟んでいよいよYes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!の上映となる。
こちらは上映されていた当時はプリキュア5を1秒もTVで観た事が無かったので存在すら知らなかったわけだが、
昨年DVDをレンタルして既に視聴している。
戦闘シーンがアツい!
わけだがこれまでのMH,S☆Sの映画と比較して圧倒的に話の重さが軽い。
これは何も鏡の国~に限らずその後のお菓子の国、そしてフレプリのおもちゃの国も、
映像の楽しさ・ストーリーの楽しさ・そして戦闘シーンで得られるカタルシスはすごいんだが、
MHやS☆Sの映画にあった重さがかなり軽減されてると思う。
おそらくヘヴィーな部分は意図的に減らしてTVシリーズにもって行き、
映画は娯楽作品としての楽しさ重視するようになったのではないか…と勝手に思った。
まあふたりがケンカして仲直りする話を、
いくら上手に演出しても何回もやるわけにはいかないだろうからね。
この映画が今回こうしてスクリーンで観られるのは本当にうれしい。
DVDでしか観た事がないので、
ぜひダークプリキュア戦をスクリーンで観てみたいと言う気持ちが今回満たされるわけだから。
内容は既に何度か観ているので特に触れないが、
既に言った通り、
プリキュア5の5人のコピーであるダークプリキュアと、
プリキュア5の5人がそれぞれ戦うシーンがとにかく良く動く。
動くだけじゃなく演出のキレや緩急のつけ方がすごく、
本当に観ているだけで楽しめる。
・ドリームVSダークドリーム戦のおなかさわって吹っ飛ばすシーン
・レモネード「私、そろそろ失礼します」
この2点は最低でも抑えておいていただきたい。
大まかなストーリーはまあ、
勧善懲悪なシンプルなもの。
当時売れてた双子のお笑い芸人、
「ざ・たっち」が声優として出てます。
ラスボスのシャドウというやつが、後半
「さぁ~ピンキーよ、どんどん入りなさぁ~い」
とやってるシーンは何度観ても笑う。
その後ココが、
「ピンキーは全部揃ってないココ~ちゃんと数えてないからだココォ~」って感じで敵をからかうシーンがあるんだが、
この時ココがかなりムカつく。
映画全部終わった後レイズナさんがモノマネしてて、
それ見ただけでムカつけるくらいこのココはひどい(笑)
鏡の国の次は、ちょ~短編「プリキュアオールスターズGoGoドリームライブ!」があり、
いよいよ「お菓子の国のハッピーバースディ♪」
これは当時プリキュア5GoGo!を途中から観始め、
プリキュアにはまだハマりかけの状態で観にいった映画。
当時は
「ほう、やっぱ結構戦闘シーンの演出とかすごいなぁー」
「うわあ、プリキュアってキスシーンあるんだー」
「最後ウィングガンダムになるんだー」
とかしか思わなかったんだが、
プリキュアにどっぷりハマってからこのキスシーンの重大さに気づいた。
今の所この後にも先にもキスシーンはないはず。
※厳密に言うと無印のEDでケモノがキスしてる
さらに最後の、キュアドリームに羽が生えた状態の「シャイニングドリーム」の美しさにはわりと最近気づき、
これまた映画館でもう一度観たいなーと思っていたのでとにかくそのあたりと、
冒頭のうららの
「のぞみさん、座ってください」
っていう言い方のかわいさに注目しておけばOK.
もちろん他の戦闘シーンのクォリティの高さ、
ラスボスであるムシバーンの死に際のいい顔、
ED映像のかわいさなどにも注目していただけたらと思う。
やっぱりこちらもMHやS☆Sと比較するとストーリーは軽め。
当時放映されていたTVシリーズは重厚なストーリーだったのかと言うと…ゲフンゲフン!
プリキュア5シリーズは、
俺にとっては特別なプリキュアです!としかいえない。
今回のイベントならでは、というかこのイベントでしか起こらないことだが、
ミラクルライトを振るシーン、通常であれば一部の子供たちが振るだけなので、
子供が多い時はまあそれなりに光がたくさんあって綺麗だな~って感じなんだが、
今回は400人全員が「プリキュアに力をー!」の時に振りまくるのですごいことになる。
本当に美しい。
特にこの回は、
「ドリーム!ドリーム!ドリーム!ドリーム!ドリーム!ドリーム!」
とみんな力いっぱい叫びながら応援。
もちろん俺も笑いながらも喜びをかみしめつつ
「ドリーム」連呼。
そしてスクリーンに現れるシャイニングドリーム…。
「みんな、ありがとう!!」
この喜びといったらもう…!!!
もちろん冒頭のASDX2や鏡の国、この後のおもちゃの国にASDX1でも400人が一斉にミラクルライトを振るんだが、
ドリーム連呼とミラクルライト光らせまくりは、
何か来るものがあった。
こういう宗教があってもいいと思う。
まあもはやプリキュアそのものが俺の中で宗教的なものになってきているような気もするが…。
さて、ここで残り2本となった。
4本観たあたりでは「まだ結構あるな・・・」という感じだったが、
ここまでくると「眠さとかキツいけど、こんなに楽しい時間がもう終わっちゃうの・・・」
とかなり寂しくなってくる。
かなり期待してたイベントだったし、
実際期待以上に夢のようだったからね。
そんなわけでホットドッグを1つだけ買って食ったんだが、
これがいけなかった。
昨年何度か観ていたということもあり、
フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?はちょっとだけ寝てしまった…。
でも
・ブッキーのワキ
・キュアエンジェル覚醒
は当然見逃すわけもなく。
やっぱフレッシュの映像は綺麗だなー。
ピーチの声もすごくいい。
思えばこの映画の舞台挨拶を観にいったのがきっかけでプリキュア仲間がどんどん増えていき、
それに伴い俺のハマり具合も加速していったんだよなぁ。
そういう意味では思い出深いし、とても意味のある映画。
というか最初から最後までリアルタイムでおっかけたはじめてのプリキュアがフレッシュなので、
やはり思い入れは大きい。
そして最後は「プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」
これを締めにもってくるとは…!
これを映画館で見た当時はMHとかほとんど観てない状態で、
のぞみからラブへバトンを渡す映画、という部分しか観ていなかったけれど、
あらためてそれまでのプリキュア14人全員が出てくる映画として観ると、
違うものがあるねぇ。
そういやDVDは音に問題があったとかで無償で交換してるけど、
面倒でまだ送ってないな…。
そんなのはどうでもいいからブルーレイ出してくれたらまた買うから頼むよ…。
これにて上映予定の映画は全て終了。
が、最初に配られたタイムスケジュールには
「お疲れ様でした!!最後まで御覧いただいた方にはっ!・・・何かサプライズがあるかも?」
とある。
「もしかして今朝放映予定のハートキャッチプリキュアを今ここで観れるのか!?」
「いや、また17人きぐるみが来て踊ってくれるのでは!?」
などと想像していたが、
流れたのは上映終了後用に録られたハートキャッチのお二人からのビデオレター。
それが終わりいよいよイベント終了…と思いきやなんと初代~5までのプロデューサー、
鷲尾さんがマイクを持ってステージに!
これは!
プリキュアの生みの親の挨拶が!
ということで再びテンションがあがる。
最初マイクが上手く繋がっていなかったのか音が出ず、
色々やってて鷲尾さんがぼそっと
「デュアルオーロラ…」
とつぶやきかけたところで音が出るように。
変身する気でしたかwww
というわけで鷲尾さんからは、
今回のイベントのお話、
やっぱり「いくらでもトークできる」などのお話があり、
「今はTVシリーズは降りたけど、こういうイベントをやってもらうよう働きかける事はできる」
とのことで、
会場の熱気はもう最後だというのにまさにMAXにSplashしてYes!Yes!の大合唱が我々に新鮮な感動の予感をもたらし、
これからもプリキュアシリーズは心を掴んで離さないのだろうと思った。
要約すると、
もしかしたら本当に、
今回と同じとはいかないまでも、
またオールナイト上映とかオールナイトトークショートかやってくれるかも!!
ということです。
たぶん今回のイベント、
主催側としても実験的なものだったのではないだろうか?(とJester閣下か誰かが言っていた)。
たしかに4,200円と言う価格設定は妙に安かったし。
たぶん400席が瞬殺になるとは思っていなかったと思う。
けどこうして「2分で完売」などの実績、
そして今回の参加者の熱狂ぶり、
参加したいけど参加できなかった人たちの多さ、
そういったものは全て受け止めてくれている様子だった。
それは「400人全員が光らせるミラクルライトの輝き」という目に見える形でも伝わったのではないだろうか。
このイベントが終わった後は、
オールナイトを乗り越えた感動と祭りの後の寂しさがハンパなかった。
とりあえずスクリーンを後にして大友仲間とたむろっていると、
なんと「鷲尾Pと握手しちゃった…!」という仲間が。
すぐさま鷲尾Pの元へダッシュ。
そこは既に握手会となっていたが、
俺も両手でしっかりと握手させてもらった。
プリキュアの生みの親と握手できたことで、
また喜びがこみあげてきた。
握手した後、一緒に行ったよんゆぅさんの
「プリキュアが生まれたところを触ったんですよ…!」
という表現はかなりマズい感じだが、まあ間違ってはいない。
この後ロビーのフロアへ降りると、
なんと映画のEDのラストのイラストが貼あられており、
そこには出演者の方々のサインが…!
今回舞台挨拶に出なかった伊勢茉莉也ちゃんと前田愛さんのものも…!
当然これを見つけた大友たちは並んで写真撮影。
並んでいると、自然と友人・知人が集まり、
「とりあえずみんなでメシ食いにいきましょうかー」という流れに。
当初5、6人で行くつもりだったのが「じゃあ合流しますか」の繰り返しで最終的には20人に。
最初はマックでも、ということだったが早朝とはいえ新宿のマックはどこもそんな余裕はなく、
「モーニングは750円くらいでコーヒーもおかわり自由な珈琲貴族っていうのがあるんですけどどうすかね」
という俺の提案により、
20人行っても大丈夫と電話で確認したうえで珈琲貴族に行ったところ、
「日曜はモーニングないんですよ…」
とのこと。
しまった、2、3回行った程度で常連ぶってるのがバレる…!
しかもモーニングじゃないとここ、お高いのよね…どうしよう…。
と思ったがまたさまようのもなんだし、ということで20人で珈琲貴族へ。
店内に入ると、俺は気づかなかったんだが(モーニングなくて焦ってたから)、
なんと鷲尾プロデューサーやうちやえさんなどがいらっしゃったらしい…。
とはいえみなさんマナーがなってらっしゃるので、おしかけたりはせず。
途中で知る人ぞ知るぽん吉さんも合流し、
最終的に21人でオフ状態に。
喫茶店なので席移動もできず、絡んでない人もいるがかなりの猛者ばかりのオフとなった。
「この人プリキュア関連イベントで良く見るなあ」
と思った人が友人がツイッターでよく名前を出す人だったりと、
これまた世界の狭さを実感。
その場にいた人のほとんどが、
コスプレや同人、音楽やラジオ、ブログなど、
それぞれのやり方でプリキュアへの愛を形にしているような方ばかり、
それもかなりの熱意とクォリティの高さを持つ方ばかりで、
徹夜明けの妙なテンションというのもあり、かなり楽しかった。
8時半ちょっと前からは「ワンセグが映る場所探し大会」となり、
店員に注意される場面も。
9時を回ったあたりで、
そろそろオンリーイベントが開催される蒲田へ向かおうと店を出る。
今回のオンリーは比較的小規模と言うこともあり、
まあ買い物と言うよりはなんとなく見に行くつもりだったが、
21人中オンリーへ向かうのは意外なことに俺、Jeseter閣下、レイズナさん、
とあとレイズナさんの友人2名の5人。
Jester閣下は
「帰りたい」
「またデュラララ!コスして池袋いきたい」
などと当初軽く渋っていたが一緒に行く事に。
京急蒲田に着き、
こんな事もあろうかと10時からやってる銭湯(温泉)を見つけておいたので俺、閣下、レイズナさんは風呂へ、
残るお二方はオンリーイベントの行列へ。
今回見つけておいた温泉といってもネットで見ただけでどんなのかは分からなかったが、
値段とかから
「ボロい銭湯がちょっとがんばって掘って温泉出してる」
イメージだったんだが、
大体あってた。
何度かイベントで一緒にすごしたりしてるとはいえ、
知り合ってまだそんなに時間が経って無い人と風呂に行くのはほんの少し照れもあったりするのだが、
もうそんなことはどうでもよかった。
徹夜明けの温泉の気持ちよさといったら。
閣下は閣下(思えばなぜ閣下と呼ばれているのかは不明)で、
伸びてきた髭をちゃんとそるなどオンリーでコスする気まんまん。
風呂を出ると「お二階へどうぞ 無料」などと階段の横に書いてあるので上っていくと広めのお座敷が。
誰もいないので閣下とねっころがって携帯いじったりPSPやったりごろごろしてるとおばちゃんが来て、
なんだかんだで追い出された。
食事を注文しないとダメらしい。
じゃああの看板外せよ。
って思った。
下のロビーのソファーで休もうと降りていくと、
マッサージ器がある。
これはこれはと思い100円を投入…これは…寝れる…ていうか痙攣しながら寝てれば、
100円入れなくてもマッサージやってるっぽくみえるから寝てても怒られないとか思ったけどあんまりやってると救急車呼ばれるよな。
この後レイズナさんがソファで寝始めたらまたおばちゃんに注意されたので、
とりあえず蒲田温泉を出た。
すんげー眠いし腹減ってるけど今物食ったら確実に眠気やばいよなーということでゼリー状の朝バナナドリンク的なものを飲む。
この時の固形物への憧れはやばかった。
が、我慢してオンリーイベントへ。
やはりさほど参加サークルは無く(いろんな小規模オンリーと合同だった)、
ちょこっとだけ買い物→ブラブラ→解散
という流れ。
帰りはオンリーで合流したフレプリオフの方と二人で新宿の麺通団でで釜玉うどんを食う。
ホットドッグと閣下から奪ったポップコーン3粒を除けば、
実に24時間ぶりにまともな固形物を食ったわけだが、
このうどんの染み渡り具合はやばかった。
うどんを食って後は地元へ直行、
ヨーカドーのダイソーへへポストカードを飾る為のグッズを買いにいき、
おもちゃフロアを見るとオールスターズキュアドールが全種あるではないか。
しかし全部定価なので保留。
そして家に帰り、
物凄い眠気と肩こり・空腹・明日朝6時起きという恐怖と戦いながらこうしてブログを書いている。
思い返すとあっという間だったけど、
実に36時間くらい遊んでるわけか。
とにかく夢のようだったオールナイトイベント。
もうすごく眠いので適当に締めるが、
本当にまた、それも近いうちにこういったイベントを是非やってほしい。
今回のイベントは、東映がこれまで7年間応援していたファンへのお礼の意味もあるんだと思う。
そこへぽっと出の俺なんかが行くのも悪いような気もしないわけではないが、
今回、そんな伝説の幕開けとなるようなイベントに参加できて本当に良かった。
最近プリキュア関連イベントも多く、
そのうち自分が参加したいものにはほとんど参加できている。
今はとにかくこの喜びをかみしめることしかできないが、
少しずつこのプリキュアへの愛を形にできればと思う。
オンリーでぐだぐだしてる時に話したんだが、
とにかくやりたい事が多すぎる。
絵も描きたいしコスもしたい、
ダンスも覚えたいしオフにもいきまくりたい。
最近、遊びすぎて死ぬんじゃないかと思う。
そんなわけで次は10日によみうりランドで行われる、
オールスターズショーを観に行こうと思いまーす。
間違えて多摩テック跡地に行ってしまうんじゃないかと言う不安がずっとぬぐえない。
後この日記書き始めてから4時間経ってる気がする。