虎と兎です!
ヨロシクドォーゾ!!
うさぎtoraerojili



兎:といぅワケでね、で?最近どうですか?なんか驚いたことありましたか?(やる気ない感じで)

虎:おまえのその間の抜けた喋り方どうしたよ!?

兎:まぁ、虎さんみたいに人を叩くだけの人生に驚きなんてないか?

虎:ちょっと、言ってくれんじゃない!そぅいぅおまえは何かあんの?

兎:いやぁ、実は実家の物置で見つけちゃいましてね

虎:何を?

兎:巻物!しかも忍者の!

虎:マジかよ!?

兎:まぁ、見つける前からうすうす、あ!忍び忍び気づいてたんやけどね!

虎:言い回しおかしいだろ!

兎:とにかく、昔から忍者の末裔(まつえい)だって思ってたんですよ!

虎:どのあたりが?

兎:例えば、小さい頃はかくれんぼしても誰にも見つからなかったし、

虎:ただただ、可哀想だな!

兎:あとは、ちゃんと先祖から血を受け継いでるなぁって思ってるんですけど、、、学生の時は黒い服装で過ごすことがありましたよ!

虎:学ランだからな!大抵の人がそぅだから!っていうか黒ければ忍者なのか?

兎:いや、これ見よがしに真っ黒で、もぅ忍者丸出しでしたね

虎:丸出すなよ!忍者なら忍んでてくれませんかねぇ~?!つか、その妖しい巻物、一回みせてよ?

兎:そんなすぐにハイ!とは、見せられませんね

虎:じゃぁどうしたらいいワケ?

兎:僕のコトを「半蔵師匠」と呼びなさい!

虎:なりきるんなら、僕とか言ってんじゃねーよ!

兎:それがモノを教わる弟子の態度?

虎:モノを教わりに来たんじゃなく、モノを見せてもらえればそれだけでいいんだがな?てかなんで俺がおまえの弟子になるんだよ!

兎:ふ~ん、じゃぁ見たくないのね?

虎:見たくないよ!

兎:ぇ~?!忍術でこんなことやあんなことが~!

虎:(チラッ)

兎:しかも、あれがこれでそんなことも~!?

虎:オイ!

兎:まさかそれだけでこれだけをあんだけに~?!

虎:わかったわかった!「半蔵師匠」巻物を見せて下さい!

兎:断固拒否゛(`ヘ´#)

虎:なんでだよ!?

兎:だって今読んでて気づいたんすけど、書いてあること忍術じゃなかったわ!

虎:はぁ?じゃぁ何が書いてあんだよ!

兎:「厠(かわや)の決まりごと」

虎:おまえの先祖、忍者でもなんでもなく、トイレ番なんじゃねーか!ほんと可哀想だな!

兎:まぁ、忍者じゃないってわかったワケだし、この辺で、、、

2人:ドロンっ!
(・人・)(ー人ー)

虎:もぅけっこう!







解散シャキーン