2023年は、2月に引っ越しして、3月に職場が替わり、また新たな出会いが沢山あった1年でした
また舞台女優さんがアイドルグループに加入して9月に本格的にアイドル活動をするという事で、封印していたアイドル界隈にも出向く様にもなりました勿論寂しい出来事や、悲しい出来事もありましたが、それでも舞台俳優さんには一杯楽しませて貰いました1年間で約50本観劇させてもらって、翌日の仕事の活力や癒しを沢山頂いた事を感謝致します本当にありがとうございましたまだまだ演劇等分からない1ユーザーに過ぎない私ですが、舞台俳優さんやスタッフの皆様、作り手の皆様の励みや益々頑張って素敵な作品を作って頂きたいという思いから、このたしゅみちゃんアワードは毎年発表させてもらっています是非温かい目でご覧頂きたく存じますどうぞ宜しくお願いいたします
ではたしゅみちゃんアワード2023
各賞の発表をしていきたいと思います
続いては、主演(座長)を引き立て輝かせるそして自ら輝く舞台役者なら一番欲しいと云われている
優秀助演女優賞
の発表をしていきます
優秀助演女優賞
(受賞者6名)
1人目 高宗歩未〈劇団6番シード/たままProduce所属〉(初)
(受賞作品『Call me Connect you〜交渉人遠山弥生〜』鶴野美雪役)
2023年の助演女優賞を検討する際、先ず真っ先に浮かんだ舞台女優が高宗さんでした1年間コンスタントに彼女のお芝居を拝見した印象で、『噂噺 怪奇超常探偵叢書』の今時モダンは男に媚びない凛々しい憲兵役を好演殺陣も良かった『南阿佐ヶ谷姉妹物語』のガブリエルは天使ミカエルに心酔過ぎて、もう1人の天使にいつもちょっかい出されて失敗してしまう天使そのオチャメな感じが良かったそして『屋根裏のバーニャカウダー』の和泉糸都では世話好きの腹違いの妹を演じ、『舞台アスター』では主人公と高校時代にバンドを組んで今は教師の妊婦役を演じ、どれも主演を引き立てる素晴らしいお芝居を見せてくれましたそして自分が彼女のお芝居で一番印象に残った素晴らしいお芝居だった作品が『コルコネ』の鶴野美雪役多分彼女の性格と真逆といっていい、大人しくて目立たない地味な銀行員役……だけど実は銀行強盗を中から手助けしていた影の首謀者という、役柄で驚き👀‼️と彼女の演技の降り幅を感じた、最高のお芝居を拝見したと思ってますまた彼女が1つ成長したなあと感じるそんな嬉しい瞬間でもありました
2024年もきっと何かを感じさせてくれるに違いありませんおめでとうございます
2人目 西分綾香〈劇団壱劇屋所属〉(初)
(受賞作品『gagap 』怪人P役)
2年前の『シュリクラ』で初めてお芝居を拝見(視聴)した以来、2度目になります今回『gagap 』では、怪人P(プロデューサー)という、陽気な怪人達を集めて自ら怪人事務所を作ってしまうという変わり種の役手に拡声器を握り締め、奇抜な格好で怪人について語る口調に圧倒され姉である怪医とは、考え方の相違で対立関係になるという役どころ『シュリクラ』とはまた違った西分さんの面白キャラの作り込みが実に素晴らしくて、まさにアニメの世界に出てくる様な強烈なインパクトを残してくれましたかっしーさん、持田さんとのPKJトリオは最高に愉しくてウキウキしちゃう3人組でした2024年も大活躍してくれる事でしょう壱劇屋さんの舞台拝見出来る機会があったら観に行きたいと思ってますおめでとうございます
3人目 椎名亜音 〈劇団6番シード所属〉(2年振り3回目)
(受賞作品『gagap 』怪医役)
今回もお芝居の降り幅がほんとに広くて彼女の事を自分は勝手にカメレオン女優と言ってるのですが……まさに2023年もそのカメレオンっぷりを存分に見せてくれました先ずは所属する6Cの2作品『コルコネ』の霧ノ島社長はしっかりキャラで周りに威厳を保とうとしてる風で実は強盗犯人を前には臆病って感じがナイス『屋根裏バーニャ』の和泉紅勿では藤堂さんと絶妙な夫婦を演じられてて流石そして暮れの『南阿佐ヶ谷姉妹物語』の美輪さんは唯一の突っ込みキャラでバシバシ裕理さんしょう子さんコンビにやってましたそしてENG作品2作品も大活躍で、『ヨリソウ重力』の京野彌は新興勢力の長で、衣装から仕草からカッコ良くて"芸術"と云わしめた見事な演技力そして『gagap 』の怪医は、怪人を甦らせ、自らの腹をササッと縫合手術しちゃう様も、生き返らせた怪人達を糸で操るところもめちゃくちゃカッコ良くて、ハードな稽古をしたんだろうと想像出来るし、それをやり切る亜音さんは圧巻の一言しか浮かばない程、愉しくて仕方なかったです2024年もきっと我々を沢山楽しませてくれるでしょうおめでとうございます
4人目 はらみか(初)
(受賞作品『舞台アスター』サクラ役)
2023年は彼女のお芝居に沢山笑いましたまさに笑顔をくれた舞台女優はらみかでした先ずは6Cの『コルコネ』来島紗季はちょっとヒステリックな銀行員窓口役を演じ、シリアス系も実に素晴らしくて演技力は流石の一言昨年暮れの江戸川作品『マジ宅』の鮫🦈役で強烈なインパクトを与えた彼女が2023年は『闘争オブザリング』の鯨🐋『ぶっ続けリバース』では鯉の着ぐるみでまたオヤジギャグのオンパレードインパクトを与え、観客の爆笑を誘ってましたそしてそんな彼女が『舞台アスター』でのサクラでは更に弾けまくりでした主人公の同僚教師で主人公に対して敵対心むき出しで、色々悪口なり意地悪を仕掛けては失敗しまくりで、これが絶妙なテイストでやらかすので、見てて面白くて、笑いの緩急まで彼女は備わっているんじゃないかと思う程、彼女が登場する度、会場は笑いに包まれてましたまた『リベルテ』という即興劇も拝見しましたが、また意味の分からないキャラになり、常にファンや観客の為に笑いに変える能力は流石としか言いようがありません2024年はどんなお芝居を見せてくれるか楽しみですおめでとうございます
5人目 松本稽古〈bamboo所属〉(初)
(受賞作品『わが闇』柏木基子/飛石花役)
舞台女優である彼女の作品を沢山拝見してきていたのに、振付け師や映画制作やYouTubeでの活躍してる一面もあり、そちらでは特別賞を差し上げた事はありましたが、改めて舞台女優としての彼女の魅力を再認識したのが、『わが闇』での2役でした3月上演の言葉のアリア解散公演『時の物置』での加賀美詩子の魂胆アリアリな娘役も実に素晴らしかったので、そこからのこの2役も期待してたのですが、期待の遥か上をゆく見事な演技力でした顔が似てるという設定でも、性格は真逆っていう…どちらもエネルギーがいる役だったので、魂込めたキャラ作りがほんと素晴らしかった基子の優しい一面とキレた時のヒステリックに叫ぶ二面性と、飛石花の高飛車に構えるけど実は弱い性格の二面性と、どちらも素敵過ぎでした2024年は制作した『神と恩送り』の映画公開と、一昨年大好評だった舞台『ココロ踊ル』の第2弾も決まっていて、益々活躍間違い無しとなるでしょう楽しみですおめでとうございます
6人目 梅田悠〈サンミュージックプロダクション所属/pa-pi-produce(パピプロ)所属〉(2年振り2回目)
(受賞作品『gagap 』怪色役)
2020年には『ハイドクナイフ』で主演女優賞を、そして2021年には『サンサーラ式葬送入門-普賢編-』で助演女優賞を受賞🏆️している云わばたしゅみちゃんアワードの常連といっても過言ではない梅田さん
今回は2年振りの助演女優賞受賞になります2023年、先ずはアトエモ『ネバエバ』での月子でもうアクションに心奪われ、『混タグ』のリアムでは石部さんとのやり取りが絶妙で、パピプロ『サマフリ』ミッチーでは一転、同級生思いの泣かせる台詞にヤラレました『ヨリソウ重力』での美羽はENGでは珍しくアクションが一切ない役柄でしたが、主人公への優しさ、デカルトに対する愛の鞭的なやり取りが魅せるなあと感じ、『南阿佐ヶ谷姉妹物語』ミカエルではキュートだけどちょっと怖い感じがまた魅力的な天使でしたそして2022年怪我で断念してしまって、リベンジを果たしたカガミ相馬『ロンゲストスプリング』の出演も嬉しかったそして一番心に残ったのが『gagap 』の怪色ですね梅田さんの女らしい妖艶さも素晴らしいし、それと相反する様なあの激しいアクション『混タグ』同様に、石部さんとの絶妙の掛け合いに、ラストシーンの展開はハラハラと、切なさともう涙腺がヤバくてどうしようもなかったです彼女の安定感のあるお芝居はほんとに純粋にお芝居を楽しんでるのが伝わるし、何度となく心を揺さぶられます2024年もきっと沢山揺さぶってくれるに違いありません期待してますおめでとうございます
以上が優秀助演女優賞に受賞された7名の皆様ですおめでとうございます
続いては、舞台の華
優秀主演女優賞の発表をしたいと思いますご期待下さい