本日、第二回都議会定例会が開会致しました。


石原知事は所信表明の中で、新型インフルエンザ問題について以下のように述べられました。


 都民・国民の生命・健康を守るためには、直面する課題の
本質を見極め、眼前の危機に対して迅速に対処することが
必要であります。

 新型インフルエンザの発生が時間の問題と言われており、
ひとたびこれが発生すれば、感染の爆発的な拡大や、深刻
な社会的・経済的混乱が懸念されます。都は、これまでに
抗インフルエンザウイルス薬の備蓄、新型インフルエンザ
の発生を想定した訓練など独自の対策を進めてまいりまし
た。
しかし、国家的危機管理の問題として、国の責任で行われ
るべきワクチンの確保や、企業活動・公共交通の運行等
の社会活動を制限するための法整備などは大きく遅れて
おります。

 このため、先般、関東各県の知事と共同で国への要
求を行うことといたしました。今後とも、あらゆる機
会を通じて、国が責任を果たすように強く求めてま
いります。