月と蟹
道尾秀介さんの直木賞受賞作「月と蟹」
を読みました
概要(文芸春秋サイトより引用&加筆)
小学生の慎一と春也は「ヤドカミ様」なる願い事遊びを考え出す。
お金が欲しい、いじめっ子をこらしめる
他愛ない〝儀式〟は、いつしか切実な願いへと変わり、子供たちのやり場のない「祈り」が周囲の大人に、そして彼ら自身に暗い刃を向ける……。
注目度ナンバー1の著者による最新長篇小説
子供って、繊細で自分の気持に正直で、残酷な生き物だなぁ
でも「誰しも子供の頃、一度はこんな気持を味わったことがあるはず」と所々で妙~に共感しちゃったり
「片眼の猿」「ソロモンの犬」「カラスの親指」といった比較的明るい道尾作品も好きだけど、こういうチョイと暗めの作品も味わい深いと思います
「月と蟹」とかけまして
のこころは……
長編(超ヘン)でしょう