週末、関東の天気は雪予報

こんな日は家から出る気もしないので・・・

ラジオと本で過ごす。

 

なんのラジオ番組で聴いたか忘れたが・・・

この本が映画になる事を知り、図書館で借りた。

作者のツチヤタカユキの名前は、オードリーANNでハガキ職人として知っていた。

常連ハガキ職人の苦悩を綴ったラジオ本の様な内容なのか?

 

朝9時過ぎに、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」まで時間があるから、その前に本でも・・・と

「笑いのカイブツ」を読み始めた。

 

期待していた内容とは違う・・・

一人の「お笑い基地外」の青年の話だった。

 

人は、好きな事と言えど、これ程までに打ち込む事が出来るのだろうか?!

人生を「お笑い」のみに賭ける。

しかも、その狂気じみた努力からの収穫は皆無に等しく、世間から全く評価されない。

むしろマイナス評価・・・

 

「あの人」に認められ栄光に向かうのか?!と思いつつ、

実家へ撤退。

 

今日は、日天も日曜サンデーも聴かずに一気に読破した。

(後でタイムフリーで聴くけど)

 

私には、好きな事でも・・・

こんなにストイックに物事に取組む事は絶対に出来ない。

それでも、報われない人生が有る事に、驚愕し絶望するしか無かった。

西村賢太 苦役列車に匹敵する絶望感を味わった。

 

やはり好きな事は、趣味の範囲が良い。

人生の再生が、困難な日本社会では、おすすめ出来ない生き方。

 

読み物的には、最高だった。