この前、がんセンターに行ったあと、
すぐ横にある娘の病院に寄って
娘の主治医に会って来た。
私が前から、娘には内緒で言いたかったことを
話してきた。
娘は以前は受診時に目を開けられなかったので
病院に行く日は、車に乗ったとたんを
目を閉じ、病院についてからは
私の手を握って目を閉じて歩いて
行くというスタイルだった。
それが今は病院に対するトラウマが
解消したのか？
目を開けて病院に行くことができる。
そのため以前は受付でこっそり
娘の家での様子を書いた紙を
提出し、受診の前に主治医に読んでもらっていたのだった。
でも今は娘が目を開けているので
受付時にそういう手紙を提出できないでいるのであった。
娘は基本的に主治医の前では
どんな質問にも
「大丈夫です」としか答えず
本来の状態、姿は伝えないのである。
例えば、
毎日NHKのラジオ講座を聞いていることなど
良い事も話さないのである。
娘にしては珍しく医師に
「語学の勉強をしている」
とは言ったけれど、
「ラジオ講座を聞いていることは、言ったらだめだ」と
私達親にそう言うのであった。
4月から、毎日、NHKのラジオ講座を1日に数回聞いて
勉強できるほど回復した娘。
昔は字が読めない・音楽も聴けないくらい
ひどい状態だったので
語学の勉強などのテキストを見ながら勉強するなど
二度とできないんだろうと思っていた私。
そして実際に、娘に「買って来て」
と言われた漫画や本も読まずに放置され
お金を捨てただけのことも多かった。
だから今回、4月から新しく始まったラジオ講座を聞きながら
テキストを見て勉強するなんて、
1週間でやめてしまうだろうと思っていたところ、
現在まで毎日続けている娘に驚いている私である。
＜勉強ができるようになった＞ことは
本当に驚きである。
昔は私たちとほとんど意思の疎通もできないほど
悪化していて、この世の人間とは思えないような娘だった。
更に服薬拒否をして病状が悪化し、
私に襲い掛かってきてけがをさせた1年半前に
措置入院になり、
その時、やもう得ず身体拘束され、
点滴による薬の投与で効果が出て
【退院後も服薬する】
という約束を守っているため、
ここまで回復したのであった。
娘にとっては身体拘束された事実がトラウマになり、
私を襲った記憶も無い娘は、今でも
「お母さんが何もしてない私を入院させた」
という恨みと辛い経験として心に残っているけれど、
今こうやって割と普通に過ごせるのは
きちんと服薬できるようになったためだ。
それはとても嬉しいし、
お世話になった医師や看護師さんにも感謝している。
ただし、薬の量があまりにも多く、
ハロペリドールとインヴェガで
CP換算値が1100を超えているのである。
多量多剤で長時間服薬するのは
将来におこりえる身体的副作用がとても心配である。
特にハロペリドール(セレネース）は
定型抗精神病薬と言って
昔作られた古いタイプのお薬なので、
長年飲むのは副作用が心配だ。
主治医は娘の状態が安定しているからこそ
減薬や変薬に積極的ではないけれど、
私は今回もう一度、主治医に私の思いを伝えたのだった。
今後起こりえる薬の副作用についての話なので
娘の前では話せないので、
こっそり主治医に会いに行ったのであった。
実は私がこんなに心配している理由は
私の姉が若い頃からうつ病で、薬を長年飲んでいて
50代になってから幻聴が聞こえ始め、それに苦しみ
以前にうつ病は回復していたものの、
幻聴が聞こえるようになったことで
病名が「統合失調症の」に代わったのだった。
現在の姉はなんとか生活はできているものの
身体的副作用がひどく、
目からは常に涙がでて、
ティッシュで涙を抑えないといけない状態でつらそうで
お茶などはすすって音を出して飲まないと飲めない状態。
そして何より、足の形もおかしくなったので
まともに歩けず、歩く姿は一目で「身体障碍者」に見える姿なのである。
賢く頑張り屋で元気だった姉が、長年の服薬によって
こんな姿になってしまったのは、妹である私にとっては
とても悲しいことである。
昔、薬のことを心配した私に対して
姉は以前から「私にとっては必要な薬だから」
と言って、薬を信じて長年服用し続けたのだった。
全てのことが薬の副作用だとしても
医師はそれを認めないのである。
薬が必要だった姉としては仕方ない結果かもしれないけれど、
それでもとても悲しい現在の姿である。
なぜなら姉は薬の副作用だと思っていないし、
そして日常生活はなんとかできていても
幻聴があまりにも辛いため、
「早く死にたい！」
と私に言うことがしばしばあるので
娘が将来、薬の副作用によって
身体的におこる障害のために
自分を悲観して
「死にたくなったり」
「副作用でこんなことが起こるとは知らなかった」
という気持ちにならないようにしてやりたいと思う私です。
今は副作用について話すと
娘が不安になって、
それがまた＜服薬拒否＞に繋がってはいけないので
娘の前ではそんな話はできない私です。
そこで今回、私の姉の話を持ち出して
主治医に薬に対する私の思いを再度伝えようと思ったのであった。
「5分しか時間が無い」と言われたので
簡単に私の思いを伝えたところ、
「薬の減薬や変更希望は前から伺ってますが、本人が嫌がるのを無理にさせることはできないのと
今、安定しているので、悪化する可能性もあります。
でも逆にロナセンテープからインヴェガに変えた時のように良い方に変化することもあるので・・・・」
と言われたのだった。
減薬や変薬は「悪化する可能性もあるので1種の賭けではあるけれど、
ロナセンテープからインヴェガに変えてもらったのは
私の訴えによるもので、
今回もそんな風にうまくいかないかな…
なんて少し希望を持ちたくなるのだった。
そこで変化を好まない娘に対して
今後も主治医は
タイミングを見ながら、
薬の変更の声をかけ
上手くいったらその時に減薬・変薬を試みる
という形にするという
いつもと同じ考えを示したのだった。
とりあえず私の思いを伝えたことで
私的には満足で、
あとはお任せするしかないと思っている。
私としては
私が死んだあと、
娘が一人で
「薬の副作用でこんなことになるなんて知らなかった」と
嘆くことのないようなんとかある程度まで
減薬・変薬していたいのである。
正しい選択かどうかはわからないけれど、
親としての気持ち・・・
そして長年向精神薬をのんでいる姉を持つ妹としての気持ちを
主治医に伝えたかったのであった。
あとは祈るのみである
今日も夜中に
「眠れないからマッサージして下さい」と言いに来た娘
眠くて辛くて断ることもあるし、
やってあげることもあるけれど
いつまでやってあげられるかな？と思うと
つらくてもやってあげなきゃと思う私でした。
なぜなら「つらい」から
助けを親に求めてるのだから・・・
でもたまに思うんですよね・・・
私が将来がんの痛みに耐えられず、
医療用麻薬を使用しながら
1人で苦しむ日が来た時、
そんな時に、娘や夫は私に何もできないだろうし、
そんな私を見るのも辛いだろうし、
きっと私は家族に助けを求めず、
一人で耐えるしかないんだろうな・・・
とそんな風にたまに思うのであった。
でもそんなには不安にはなっていない
なぜならがんで死ぬとは決まったわけではなく、
この前のように、脳内出血とか不慮の事故にあって
急死するかもしれないからである。
もちろん家族が先に死ぬこともあるかもしれないし・・・
つまり自分のことは
あまり不安にならずに生きていけるという事実
これも不思議ですよね(笑)
でも娘のことは親として
ずっと心配です・・・
さて今日は、頭を怪我した場所
父の住む老人ホームに行って来ます。
お詫びの品を持って行かなきゃ・・・
血でどれだけ老人ホームを汚してしまったのでだろうか・・・
ちょっと気になります(笑)
では良い一日を・・・
今更ですが、
買って良かったお勧め品！の紹介です。
誰かのお役に立つといいな
抗がん剤治療によるしびれ防止に
↑
抗がん剤治療の後遺症でしびれが残るのが嫌だったので、しびれ防止に買った物。高いのでかなり迷ったけれど、このおかげでしびれは全く残らなかった。買って良かったものです。お勧め！
いろいろ買ったけど、このケア帽子が1番良かった。
今回の脳の損傷による入院でも使用
何度洗濯機で洗っても大丈夫だった。
※乳がん術後の前空きブラは
ユニクロが1番良かった。
使用感と安さで断トツでした。
でも・・・
グンゼのこれが術後、痛い
わきの下の部分を自分でカットできるので
病院でもお勧めされ、
グンゼのこれもかなりの人気の商品です
どんなナッツより、これが1番美味しい！
成城〇井のナッツにも勝利(笑)
かなり高いので購入するのを躊躇していたら
ドケチの夫が買ってくれたまさかの1品(笑)
がんの再発防止に使ってます！
我が家はIHなので必需品。
パソコンもかなり使用するので…(^^;)
妊婦さんにもおすすめです
洗濯にも強くてしわにならない生地なので
お気に入り。長持ちします
これも高いから迷ったけど
買って良かった１品
抗がん剤治療中も爪が割れるなどの
爪にトラブルが出なかった良品です
抗がん剤治療が終わっても、
爪がもともと薄く弱い私の必需品となりました。
おすすめです！
ブルーベリーはがんの再発を防止するのに
効果がある食べ物。
これは甘くておいしいので、
毎朝の豆乳ヨーグルトに入れて食べています。
ビーツパウダーやマキベリーも入れてます。
私はヨーグルトに入れて食べます！
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「食べる血液」「奇跡の野菜」「食べる輸血」 |
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ビーツ（Beet） |
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血流改善や抗酸化作用がすごい！ |
入院中はこのルームシューズがおすすめ
素足で履いてもふわりと優しい肌心地で
心も癒される感じ。
歩くときに音もしないので
相部屋でも気を遣わずよかった。