昨日は措置入院中の娘と

父親が2か月振りに会うことができた。

15分の面会時間

 

娘は私が面会した時と同じように

嬉しそうに父親を迎えたそうだ。

 

そしてやはり

なぜ自分が入院したのか?

それを聞いてきたようだった。

 

警察にいたこと

警察官に病院に連れて来られたことは

覚えている

でも幸いにも父親にも

深くは追及してこないので

会話はまたすぐにうまく違う流れに

進んでいった。

 

娘から頼まれていた犬の写真を見せると

「かわいい~~」

と言って喜び

その写真に釘付けになったそうだ

 

洗濯物など自分の物を

自分の部屋の

クローゼットのような棚に

入れておくのだけど

保護室から出た次の段階のお部屋なので

その棚にもまだ鍵がかかっていて

出す時は看護師さんが開けてくれるという

状態で、普段は自分で洗濯物を

その棚にしまうのだけど

部屋で面会中だったので、看護師さんが

「私が洗濯物入れておきますね」

と言って下さったときに

娘は何と看護師さんに

「今、写真に釘付けなので…」

と言ったそうな・・・ポーン

 

何かを言われても

今は写真に集中しているから

無理ってことかな?

 

写真を部屋に置いていくことも

主治医の許可がおりないと

ダメなので15分という短い時間で

この写真を満足いくまで

見たかったのかもしれない・・・

 

結果、写真を家に持ち帰ることなく

棚に入れてもらえたようなので

棚の鍵を開けてもらった時は

犬の写真を見れるということだろう。

部屋にずっと置いておけるかは

主治医の判断待ちってとこかな?

 

他にも

やはり娘は

障害者保険や障害年金について

質問してきたらしい

 

障害年金については

もらっていることを伝えたら

ホッとしているようだったと

夫が言っていた。

 

ホッとしているということは

いずれ自分で更新手続きが

できる日が来るかもしれない・・・と

少し希望が持てた。

 

以前、

何もできなくなっていた娘

私が入浴させたり

服を着せたり・・・と

長い間全てのことをやっていた日々を

思うと今は本当に夢のようだ。

 

面会を終えて

別れる時も笑顔でバイバイをし

フリー時間を過ごす場へ向かったらしい

 

 

 

それから看護師さんと夫が

話をしたらしく

 

看護師さんの話によると

娘は規則正しい生活ができていて

ご飯も食べることができ

夜も眠れていて

午前1時間午後1時間の

フリー時間も問題なく過ごせているとの事

 

ただフリーを過ごす場は

保護室側の人の少ない場所なので

だんだんと人の多い場へと

ステップアップした時に

刺激が多く悪化しないか

について注意深く見守っていく予定です。

とこんな風に

主治医と同じことを言われたそうだ。

 

少しずつのステップアップを

うまく通過している娘

人が多いところは

少し心配だけど

良い方向に行くよう

願っていよう・・・・

 

家から全く出れなかった娘

1年に2.3回出たとしても

道路で固まって家に帰れなくなった娘が

今こうやって病棟内を歩けて

看護師さんと冗談まで言えている

今が奇跡のように思えてしまう・・・

 

元の主治医が娘を見たら

ものすごくびっくりするだろう

 

ただ・・・

娘はやはり

 

拘束されたくないから薬を飲んでいる

本当は飲みたくないんだ

 

そんな風に話している。

 

 

退院後もどうか

服薬してくれますように・・・

 

あ。。。

それから

帰宅途中に娘から電話があり

 

ボールペンの許可が下りたから

早めに持って来て!

尿の回数とか書くんだ!ウシシ

 

と嬉しそうに話していました。

ボールペンなどの危険物も

少しずつ許可がおりてきたようで

それも嬉しい知らせでした。

 

私は今日は

二回目の抗がん剤治療を受けに行きます。

ドキドキ・・・