厚手のコートを着ることもなくなり、

春を実感している今日この頃。

(春を通り越したような暑い日すら

ありますが)



芽吹の春は成長著しく、

庭の植物たちは2、3日見ぬ間に

姿を変えます。  




ギホウシ

新しい葉が出てきたな、と

思っていたらもうこんなに。





クリーピングタイム

先日小さな蕾が見えていたと思ったら、

開花が始まっています。


時々猫さんがこの辺りで要を足されていきます悲しい


頼むよ。

せめて開花期間中はお控えくださいまし。





アジュガ

ユキノシタにだいぶ席巻されていますが、

頑張って開花ニコニコ






スズラン

やっと新しい葉が出始めました。

5月には可愛らしい白い花を

沢山咲かせてくれることでしょう照れ




バラたちもぞくぞくと蕾をつけてます。



ピエールドゥロンサール




アンジェラ





スヴニールドゥドクタージャメイン



他にもラドや、ジュビリー、アイスバーグ

なども蕾が膨らみつつありますが、

絵面はどれも大差ないので割愛知らんぷり





シャクヤク

蕾がつき始めました。

年を追う事に花数が増えて楽しみです。

開花が待ち遠しい😃



待っている時間はとても長いのに、

開花が始まればあっという間に

過ぎて行く・・・。





ネメシア

ふわっと華やかに咲いてくれて、

ああ、美しい春がやってきたな、と

幸せな気持ちにニコニコ




テッセン

蕾がチラチラ見え始めました。


子供の頃祖父の家で見たテッセンが

記憶の中に蘇ります。


とても美しく咲いていて、

名前も知らなかったけれど、

綺麗な花だなぁ、と感動していました。



私が中学生の頃、家具職人だった祖父の家の

工場(こうば)の部分から出火して

平屋の家全体に燃え移り、

ほぼ全焼してしまいました真顔



祖父は火災保険というものに

入っていなかったらしく、

100坪あったその土地を売って、

新たな住まいを購入しました。


広かった祖父の家の記憶は沢山あります。


庭にあった池に錦鯉がいたこと。

(その頃はなんとも思っていなかったのですが、

庭に池があって錦鯉がいるって

すごいことだったのでは?)


その池の横に大きな柿の木があって、

秋になると甘い柿の実がなったこと。

(そのせいで私は柿の木には必ず甘い実が

 なるものだと思っていた)


建屋と東側の塀の間に沈丁花の木があったこと。


庭の一部分に生えていた竹が、

床下を破って祖父の部屋の畳の間から出てきたこと。



沢山の、沢山の思い出があり、

ふとした拍子に思い出されます。



私は田舎の生まれ育ちで、

不便この上ない生活でしたが、

記憶の中に自然や花や木が

溢れています。


何気なく過ごす毎日の中で目にする

花や木や自然にふわっと浮かんでくる

思い出があり、田舎育ちであることも、

不便な時代を生きてきたことも

悪くないな、なんて思ったりします。

(負け惜しみじゃありませんよ!)





アルストロメリア

小さな株を植えたものが3年過ぎて

こんなに大きくなりました。


今年も沢山の佐久間ピンク🩷の花を

咲かせてくれるのが楽しみ😊





アジサイ 霧島の恵

葉の間に小さな花の蕾が見て取れます。


アジサイの花が咲く頃は

梅雨の次期に入っていることでしょう。


毎日毎日、同じようなことを繰り返して

時間に追われているだけのような

感覚に陥りがちですが、

庭の植物を観察していると、

巡り来る季節を実感します。



明日は(も)いい日になりますように。


そう願いながら、あっという間に過ぎる

1日を繰り返して行きます。



花が咲いた、散った、と

早すぎる時間の流れを見失わないように

心に刻んでいるのかも知れません。