柳橋住宅の用地について (新町一目13, 地番:276番) | 田無地区の地方史 明治以降の産業史が中心のブログ

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1.概要

1-1.柳橋住宅の概要

①1940年(S15)頃               日立土地は、字鎮守前の258番(257番:墓地)から277番

                   (武蔵境通り近接)までの一帯を購入しました。柳橋住宅敷地は、

                   西側の武蔵境通りに面しています。

②1949年(S24)頃       営団柳橋住宅が竣工しました。

③その後             1950年(S25)7月、東京都が、これらの土地(住宅を含む)を購入

                   します。1954年(S29)7月、東京都はこの頃から土地を分譲します。

④アクセス等           武蔵境通りの柳橋北側に位置しています。バスで田無駅または武蔵境

                   駅に行けます。当初の敷地は、再分筆により狭くなっています。

1-2.新町1丁目276番等の土地の概要

①柳橋住宅の敷地は、新町1丁目13等(地番:276番)の土地から構成されます。

②この新町1丁目276番の土地の沿革を、土地台帳等で調べました。この報告では、古い登記簿等は現行の書式に直しましたが、登記簿等の全記録を転記してはいません。

 

2.柳橋住宅の敷地のまとめ

①1940年(S15)6月、日立土地は、276番周辺の土地を平井氏から購入する。

②1947年(S22)5月、住宅営団が、これらの土地を購入する。

③1949年(S24)頃、 住宅が完成している。(航空写真より) 1948年1月の写真では、未着工です。

④1950年(S25)7月、東京都が、これらの土地(住宅を含む)を購入する。

⑤1952年(S27)2月、地目が宅地となる。

⑥1952年(S27)4月、周辺の土地を276番に合筆する。

⑦1953年(S28)8月、土地地積を更生する。地積:3319.93坪(約10974㎡)

⑧1953年(S28)8月、276番の土地を同1から同92番の分筆する。

⑨1954年(S29)7月、東京都は、この頃から土地を分譲する。

 

    詳しくは

    新田276柳橋住宅PDF

    を参照ください。