仮称・多世代交流施設用地について (西東京市田無町4丁目15番地 地番:1730番4等) | 田無地区の地方史 明治以降の産業史が中心のブログ

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多摩地域(西東京市、小平市)の地方史のブログです。明治以降の産業史が中心です。

1.概要

1-1.多世代交流施設の概要(市HPより)

①1969年(S44)              旧市民会館竣工

②2019年(H31)3月        閉館

③2020年(R2)から         解体工事

④2022年(R4)               西東京市は市民会館跡地に「健康増進施設」設置を計画し、戸田中央医科

                                       グループ(TMG)の提案を選定した。

⑤2023年7月                 建設工事着工

⑥2024年10月頃           施設建物完成予定

1-2.多世代交流施設敷地の概要

①この当該敷地は、西東京市田無町4丁目目の土地から構成されます。当該地は、田無駅北口から約300mで、府中道に隣接しています。利便性が高い地区です。

②当該敷地の沿革を、土地台帳等で調べました。この報告では、古い登記簿等は現行の書式に直しましたが、登記簿等の全記録を転記してはいません。

 

2.多世代交流施設用地のまとめ

西東京市は市民会館跡地に「健康増進施設」設置を計画しました。跡地は、1730番4と1730番6の土地から構成されます。

①シチズンが買収する前の地目は、畑でした。

②1944年(S19)、シチズンは、第2工場用地として東側の土地を買収しました。第2工場は、ほとんど着工されない内に、終戦となりました。

③1950年(S25)、シチズンは、第2工場用地を分合筆し、大部分(1730番3~1730番5)を東京都と田無町に売却します。1730番4の土地が、市公民館の敷地となります。地積は約850坪(約2.8千㎡)です。

④1954年(S29)に1730番4から同番6と、1999年(H11)に1730番4から同番7(道路)を分筆しました。

⑤1969年(S44)、市民会館が竣工しました。(地上5階、地下1階)

⑥2019年(R1)、閉館となる。1730番4と1730番6を地積更正を行い、敷地地積は約2671㎡となりました。

⑦2020年(R2)、解体工事が始まる。

⑧2022年(R4)、西東京市は、戸田中央メディカルケアグループ(TMG)案の採用を決定しました。「西東京市民会館跡地には、跡地活用事業者(戸田中央メディカルケアグループ)が新たに施設を整備します。新施設の一部を公共施設として市が賃借・運営します。土地は、市が所有権を維持します。
民間施設部分には、健診センター、透析クリニック、整形外科クリニック、健康支援スタジオ、在宅支援施設、テナント等を予定しています。公共施設部分には、多目的室、会議室、防音室、学習スペースを整備します。」

⑨2023年(R5)、建設工事着工 地上4階建て計画

⑩2024年(R6)10月頃、建設工事完了予定

 

2023年9月 施設は工事中。 前面はシチズンです。

 

 

   詳しくは、

   田無1730_仮称・多世代交流施設PDF

   を参照ください。