OK東伏見店の用地について (東伏見五丁目1,地番:180番等) | 田無地区の地方史 明治以降の産業史が中心のブログ

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1.概要

1-1.OK東伏見店の概要

i①2022年11月       着工 物品販売業・駐車場、地上3階/地下1階、敷地面積:3,319.31㎡          

②2024年2月         竣工予定

③アクセス              伏見通りに面しています。東伏見交差点(旧坂下交差点)から南に約30mです。

④現状(2023年6月) 

  ・伏見商店街は、近年特に寂れてきています。コンビニが2店ある程度です。

  ・田無駅近辺に行くか、武蔵野市緑町のスーパーマッケートに行く必要がありました。

 ・この商店街は、中島飛行機の従業員住宅用に建設されました。またその後は、近くの都営住宅や

  公団住宅用として営業していました。大型・中型スーパーマッケートが必要でした。

1-2.東伏見五丁目1番等の土地の概要

①OK東伏見店の敷地は、東伏見五丁目1番等の土地から構成されます。地番は、180番等からなります。

②この東伏見五丁目180番等の土地の沿革を、土地台帳等で調べました。この報告では、古い登記簿等は現行の書式に直しましたが、登記簿等の全記録を転記してはいません。

 

2.OK東伏見店の敷地のまとめ

①伏見通り(現東伏見交差点~関前橋交差点)近隣は、中島飛行機の武蔵野工場が操業開始されて、社宅・寮が建設されて、同時に商店街が開発されてきました。

  戦後、旧社宅等の敷地に都営住宅や公団住宅が建設され住宅街となりましたが、昔から小型商店が多くあり大型・中堅スーパーマッケートの進出が遅れ、伏見通り商店街は寂れてきてました。そのため、田無駅附近や武蔵野市緑町の大型店に用を足しに行く人が多くいました。

②1939年(S14)、伏見通り用土地が分筆されている。

③1942年(S16)頃、近隣の社宅・寮等が竣工され、伏見通りも完成したと推定できる。この通りの中島飛行機の工場側(南側)に、商店街ができた。OK東伏見店予定地は、当時は主に山林でした。

④1982年12月、この分筆は、伏見通りの拡張とためと思われます。東京都が買収しています。

⑤2013年(H25)、正式にこの区間(関前橋から保谷庁舎前まで)の拡張工事完成となる。

⑥2022年(R4)11月、OK東伏見店着工。敷地の土地は金子氏が所有し、地積は約3.1千㎡です。

⑦2024年(R6)2月、OK東伏見店完成予定。中堅スーパーマッケートとして期待します。

⑧完成後、6カ月以内に再度報告します。

 

 OK東伏見店敷地の基礎工事

 

  詳しくは

  上保谷180_OK東伏見店PDF

  を参照ください。