ニコ動では毎日の様にボカロの新曲が発表され、その量産数たるやすごいことになっています
そして100万再生するような神曲も多く、また新しい曲でも今では神懸かり的な調教(ボーカロイドの編集技術)で人気を博している動画などもたくさんあり、日々盛り上がっています
しかし、現状ではやはり、ボカロ至上最高の再生数と指示を誇っている曲ですら、その音楽的完成度という意味では完成度100を最高とするなら良くて35くらいでしょうか...
音楽的な完成度をどう見るのか、それはいくつかの要素があると思います
曲の完成度
詞の完成度
編曲の完成度
ミックス、マスタリングの完成度
コンセプト自体の完成度
などです
間違ってはいけないし、困った物なのは、それではメジャーの楽曲のそれはどうなのかといえば、かんばしくはありません。
先の数字で言えば完成度60くらいがメジャーです
ではそのニコ動より高い25はどこで稼いでいるのかと言えばミックスとマスタリングだけです
つまり楽曲の、作曲編曲といういみにおいては、ほぼおなじようなもんです
しかしそれでもユーザーの中には「やはりメジャーの音楽はレベルが違う」とか、たまにプロの人がボカロをつくると「やっぱりプロの犯行は違う」となっていますが、あくまでミックスのレベルのことで、曲の内容の充実度はおなじようなもんです
昨今、ここ10年で、ミックスとマスタリングの技術は、あくまで技術という意味では格段に進化しました
そして、その技術はプロの現場でしか買えない機材をもってつくるものではなく、誰もが持ち得る道具で出来ることになって来ています
しかし、残念な事に、楽曲制作、作曲や編曲の技術はまったく育っていないどころか見方によっては退化しています
この原因は、作り手のみならず、リスナーがこの10年で、音楽業界によって耳を退化させられた事がとても大きな要因だと思います
2000年から、耳を退化させる音楽業界の仕事は白熱してきました
そしてその退化はかなりの絶好調ぶりで、もはや60パーセントの完成度の曲をリリースするだけで、リスナーがすげーっと言ってくれるような世の中になりました
つまり、20代のある時点以下の年齢の人たちは100の完成度の曲を知らない訳です
より良いものがある事を知らなければ、60の完成度をみせられたところでそれが最高だと思い込む事もできます
これが恐ろしい部分であり、洗脳ですねー
そのうちこれが定着すれば、日本人の若い世代はきっと、ジャネットジャクソンの曲よりもJUJUや安室ちゃんの方がすごいと普通に答える様になってしまうでしょう
ですがその先に待っているのは、日本の音楽が世界から置き去りにされてしまうという事です
アジアの音楽はひどいです
中国の電車事故じゃないですが、他の音楽文化のおいしいとこのエッセンスを混ぜただけの表層的制作の産物です
しかしそんなレベルの低い例えば韓国の音楽等を、まさかこれだけチャートできくようになるとは想像もしませんでしたし、起こっては行けない事でした
KARAも少女時代も、別にかわいいかわいくないの論議はどうでもいいんですが、曲の完成度、ミックスの技術の稚拙さははんぱないです
しかしこの事は音楽業界の中枢にいる人でも気づいていないし、或いは気づいてて放置しています
いかに音楽業界、ひいては音楽に関するプロの現場で、ずさんな作業が行われているかも、これからブログでいろいろと発表していきたいと思います
これからは、ニコ動、日本の音楽業界、等をピックアップして、いろいろと横滑り的に話していきたいと思います
あ、あと、これから音楽の仕事やミュージシャンデヴューを目指す人たちにも本当の意味で役に立つ情報を出していけたらと思います