廃線跡を大型電車が行く
幻の名鉄三河線
久しぶりに三河線の終着駅、猿投(さなげ)のあたりを通った時のことです。突然目の前の踏切が動き始めました。あれ?ここは10年以上前に廃線になったはずなのに。
見たところ6000系の様だが、三河御船方面から猿投駅へ入ってきます。しかしこの線路は2004年に廃線になっているはずなのに。
▲2004年3月27日
こちらは同じ場所で廃線直前の光景です。そもそもここから先は現役の頃でもLEカー(写真はキハ33ですが、当初はキハ10でした)で運行されており、電車ですら無かったのですが、昭和の頃には電車も走っていたのでまだ電気設備は活きていたようです。
猿投駅は三河線の終着駅ですが、車両基地を併設しており、盲腸線とは違って結構電車が多く入ってきます。どうやら車両の入れ替えのための引込線として、廃止された線路を使っているようです。その為幻のような光景に出会うことがあるようです。そう思うと珍しいことではないのかもしれません。しかし全然知りませんでした。