2023/3/27投稿記事リライト



時々、素直に夢を描けない人に出会う。


でも、その人にはあまり自覚がないの。

夢を見る力を失っていることに。


かつての私もそうだったから、

それはとてもよくわかる。


例えば、かつての私の夢は

「バイトを辞めて、女優で食べて行きたい」

ってやつ。


切実。泣き笑い

これ、よく口にしてた。

すっごく欲しい未来だった。

でもね、これは夢なんかじゃなかった。



おそらく、当時の私が一番欲しかったのって、


「私の演技で、誰かの心を震わしたい!」だし、

「それを多くの人に見て欲しい!」だった。


例えば、

「この役をあなたがどうやるか見てみたい」

と監督やプロデューサーに期待され、

(既に監督やプロデューサーを震わせている状態)


私は、プレッシャーにもがきながらも、

チャレンジして、見事にやってのけるの。


スタッフも共演者も、みんな喜んで、

「あなたにオファーして良かった」と言ってくれ、

私は私で、この役をやらせてくださったことに

心から感謝する。


そうしてまた、次の作品の、次の役が来て、

私は私の力を惜しみなく発揮して、

愛が循環していく。


結果として、アカデミー賞をもらったりするラブ


その当時の私の本当の夢・望みはこっちで、

やりたくないバイトをする必要などないわけです。


バイトを辞めたかったのは、

そこが私のいる場所じゃないって

知っていたからで、

私のやるべきことはこれじゃないって

知っていたからで、


本当の夢っていうのは

そんな消極的なものではないのね。


「バイトを辞めたい」なんていうのが

夢であるわけがない。


じゃあ、何故そんなことを

私は口にしていたのか?ってね、


他人の目が氣になっていたから。



自分と二人きりの時でさえ、

いつも他人が心に住んでいて

その他人たちが笑うの。

「そんなの無理でしょ」って。


そうしているうちに、

夢が見れなくなっていく。

自分の本当の力を思い出せなくなっていく。


自分の心から、

他人を追い出して!

自分の力を、

自分だけは信じて!



カーナビにセットする目的地は

「バイトを辞める」じゃないよ。


それが目的地だったから、

いつも間違えていたんだよ。


心からトキメイて、

嬉しくて涙が出るようなものが「夢」だよ。



あなたの

本当の夢はなんですか?