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雨漏り調査、修繕工事専門店  田崎防水です。


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今回は、レコード店の防水工事について書いていきたいと思います。


はじめに


レコード店は、音楽愛好家にとっての聖地であり、音楽の歴史や文化を感じる場所です。しかしながら、こうした店舗は、湿気や水害などの問題に非常に敏感です。特にレコードやジャケットは湿気や水に弱く、劣化してしまうリスクが高いため、建物全体の防水対策が非常に重要です。


防水の重要性


まず、なぜレコード店に防水が必要なのかを考えてみましょう。レコードやアナログメディアは湿気や水分に対して非常にデリケートです。以下の理由から、防水対策は欠かせません。


1.湿気によるレコードの劣化


レコードはビニール素材でできていますが、ジャケットやインサートは紙が主素材です。湿気が多いと、紙のジャケットが波打ったり、カビが発生したりします。これにより、商品の品質が低下し、コレクターズアイテムとしての価値が損なわれる恐れがあります。


2.カビの発生


湿度が高い場所では、カビが発生しやすくなります。特にレコードは、カビが生えると取り除くのが非常に難しく、音質にも影響を与えることがあります。店内の湿気をコントロールするためには、防水工事が欠かせません。


3.水害リスクへの備え


地下にあるレコード店や、地面に近い位置にある店舗では、水害のリスクが高まります。雨水や地下水の侵入を防ぐためには、建物の基礎部分からの防水対策が不可欠です。


防水工事の具体的な対策


レコード店における防水工事は、建物の構造や立地条件に応じて異なりますが、以下のポイントが重要です。


1. 建物の基礎部分の防水


特に地下部分や1階のフロアは、地面からの水分の影響を受けやすいため、しっかりとした防水対策が必要です。基礎部分には、以下のような防水工法が一般的に使用されます。


アスファルト防水

アスファルト防水は、熱を加えて溶かしたアスファルトを使い、基礎部分を密閉する工法です。これにより、地下からの水分の侵入を効果的に防ぎます。

シート防水

シート防水は、防水性の高いシートを基礎部分に敷き詰める方法です。シートが直接水分の侵入をブロックするため、耐久性も高く、長期間にわたって効果を発揮します。


2.外壁の防水対策


外壁のクラックや隙間から水分が侵入すると、内部の湿度が高まり、カビの原因になります。特に、古い建物の場合、外壁の防水機能が低下していることが多いため、定期的なメンテナンスが必要です。外壁の防水には、以下の方法が有効です。


•塗膜防水

塗膜防水は、防水性のある塗料を外壁に塗布することで、隙間を埋め、雨水の侵入を防ぐ方法です。比較的簡単な工事で済むため、コストも抑えられます。

シーリング材の充填

窓やドア周りの隙間にはシーリング材を使って密閉することが重要です。シーリング材が劣化すると、そこから水が侵入し、湿気が室内に入り込むリスクが高まります。定期的なシーリング材の補修も防水対策の一環として重要です。


3. 屋根の防水


雨水の影響を最も受けやすいのが屋根です。特に、平屋根の建物は水が溜まりやすいため、防水対策が不十分だと、漏水の原因となります。屋根の防水には、以下の方法が使用されます。


ウレタン防水

ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を屋根に塗布することで防水層を作る方法です。乾燥後に硬化し、強力な防水層を形成します。特に、複雑な形状の屋根に適しており、レコード店のような店舗に向いています。

シート防水

屋根の表面に防水シートを敷き詰める方法で、施工が比較的簡単で、耐久性も高いのが特徴です。平屋根や大規模な建物にも使用されることが多いです。


4. 店内の湿度管理


防水工事だけでなく、店内の湿度を適切に管理することも重要です。湿度が高くなると、カビの発生やレコードの劣化につながるため、以下のような対策が必要です。


除湿機の設置

店内の湿度が上がりすぎないように、除湿機を設置することで湿度を一定に保つことができます。特に雨季や湿度が高い地域では、除湿機は必須です。

エアコンの活用

エアコンには、冷房機能だけでなく除湿機能が備わっていることが多いため、これを活用することで店内の湿度を効果的に下げることができます。

湿度計の設置

湿度を常にモニタリングするために、湿度計を設置しておくと便利です。湿度が上がりすぎた場合にはすぐに対策を講じることができます。


防水工事の注意点


防水工事を行う際には、以下の点に注意することが重要です

定期的なメンテナンス

一度防水工事を行ったからといって、ずっと効果が持続するわけではありません。定期的なメンテナンスや点検を行うことで、長期間にわたり効果を維持することができます。

コスト管理

防水工事にはコストがかかりますが、短期的な節約よりも長期的なリスクを避けるための投資と考えるべきです。安価な工事を選んでしまうと、再工事が必要になったり、逆にコストがかさんでしまうことがあります。


まとめ


レコード店における防水工事は、店舗の運営において欠かせない重要な要素です。湿気や水分からレコードや店内の環境を守るためには、建物全体の防水対策が必要です。


最後に今回はブログをご覧頂きありがとうございます。

このブログを書いているのは防水の知識などなにもない社長の息子の僕がかいています。

田崎防水に就職してブログを通じて雨漏りや防水工事の事で成長して行く姿を読者の皆さんに感じてもらえれば嬉しいです!

次のブログでは、バイクショップの防水工事について書いていきたいと思います。

もしよろしければまたのご覧をお待ちしております。