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雨漏り調査、修繕工事専門店  田崎防水です。


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今回は、動物病院の防水工事について書いていきたいと思います


はじめに

動物病院は、人間の病院と同様に衛生管理が非常に重要です。清潔で安全な環境を維持するためには、防水工事が不可欠です。

動物病院における防水工事の重要性

1. 衛生管理の向上

動物病院では多くの動物が診察や治療を受けるため、病院内の衛生管理は非常に重要です。防水工事を行うことで、湿気や水分が原因となるカビや細菌の繁殖を防ぐことができます。これにより、感染症のリスクを低減し、動物たちやスタッフにとって安全な環境を提供することが可能となります。

2. 構造物の保護

建物自体の寿命を延ばすためにも、防水工事は重要です。水分が建物の内部に浸入すると、構造材が腐食したり、鉄筋が錆びたりする原因となります。特に、手術室や診察室など、頻繁に水が使用される場所では、防水対策が欠かせません。

3. 経済的メリット

防水工事を行うことで、将来的な修繕費用を抑えることができます。水漏れや浸水が原因で発生する大規模な修繕は高額になることが多いため、予防的な防水工事は長期的に見ても経済的です。

防水工事の種類と手順

1.防水工事の種類

1 シート防水

シート防水は、シート状の防水材を使用する方法です。ポリ塩化ビニル(PVC)やエチレン・プロピレン・ジエン・モノマー(EPDM)などのシートを敷設し、継ぎ目を熱溶着や接着剤で固定します。耐久性が高く、屋上やバルコニーなどの大面積に適しています。

2 塗膜防水

塗膜防水は、液体状の防水材を塗布して膜を形成する方法です。アクリル系、ウレタン系、シリコン系などの材料があり、複雑な形状の場所にも適応できます。主に屋上や外壁に使用されます。

3 浸透性防水

浸透性防水は、コンクリートやモルタルの内部に浸透し、防水層を形成する方法です。無色透明の材料を使用するため、美観を損なわずに防水効果を得ることができます。外壁や床面に使用されることが多いです。

2.防水工事の手順

1 調査と診断

まず、現場の調査と診断を行います。既存の防水層の状態や劣化具合、漏水箇所の特定を行い、最適な防水工法を選定します。

2 下地処理

防水工事の成功には、下地処理が重要です。旧防水層の撤去や清掃、ひび割れの補修を行い、下地を平滑に整えます。

3 防水材の施工

選定した防水材を施工します。シート防水の場合はシートを敷設し、塗膜防水の場合は防水材を均一に塗布します。浸透性防水の場合は、材料を刷り込むように塗布します。

4 仕上げと点検

防水材が乾燥・硬化した後、仕上げ作業を行います。必要に応じてトップコートを塗布し、耐久性を高めます。最後に、漏水の有無や施工品質を確認するための点検を実施します。

施工後のメンテナンス

防水工事が完了した後も、定期的なメンテナンスが必要です。以下に、メンテナンスのポイントを挙げます。

1. 定期点検

定期的に防水層の状態を点検し、劣化や損傷を早期に発見します。特に、雨季や梅雨の時期には念入りな点検が求められます。

2. 清掃

防水層の上にゴミや落ち葉が溜まると、水はけが悪くなり、浸水の原因となります。定期的に清掃を行い、排水口の詰まりを防ぎます。

3. 補修

小さなひび割れや損傷は、早期に補修することで大きな被害を防ぐことができます。防水材の補修キットを使用して、手軽に補修が可能です。

4. 再施工

防水材の寿命が来た場合や大規模な劣化が見られた場合は、再施工が必要です。再施工時には、前回の工法や材料を見直し、より適した方法を選ぶことが大切です。

まとめ

動物病院における防水工事は、衛生管理、構造物の保護、経済的メリットの観点から非常に重要です。シート防水、塗膜防水、浸透性防水などの工法を理解し、適切な手順で施工を行うことが求められます。また、施工後の定期的なメンテナンスも欠かせません。防水工事を適切に行うことで、動物病院を清潔で安全な環境に保ち、長期的なコスト削減につなげることができます。

最後に今回はブログをご覧頂きありがとうございます。

このブログを書いているのは防水の知識などなにもない社長の息子の僕がかいています。

田崎防水に就職してブログを通じて雨漏りや防水工事の事で成長して行く姿を読者の皆さんに感じてもらえれば嬉しいです!

次のブログでは、動物ホテルの防水工事について書いていきたいと思います。

もしよろしければまたのご覧をお待ちしております。