ブログをご覧いただきありがとうございます。

茨城県で雨漏りなどのお困りごとのご相談を承っております。


雨漏り調査、修繕工事専門店  田崎防水です。


全国最大のネットワーク雨もり119の北関東エリアで雨漏り調査実績1位を獲得いたしました。


今回は、地下室の防水工事について書いていきたいと思います。


はじめに

地下室は家の中でも特に湿気がこもりやすい場所です。地下室の湿気や水漏れは、家全体の構造に影響を及ぼすだけでなく、カビやダニの発生、さらには健康被害を引き起こす可能性があります。そのため、地下室の防水工事は非常に重要です。

地下室の防水工事の重要性

構造の保護

地下室に水が侵入すると、コンクリートや鉄筋が劣化し、建物の構造が弱くなります。特に鉄筋コンクリート構造の場合、水が鉄筋に達すると錆びつき、強度が低下します。これが進行すると、建物全体の耐久性が損なわれ、大規模な修繕が必要になることもあります。

健康リスクの軽減

湿気の多い地下室はカビやダニの温床となります。これらはアレルギーや呼吸器系の疾患を引き起こす原因となります。特に小さな子供や高齢者、アレルギー体質の人がいる家庭では、健康被害を防ぐために防水工事は必須です。

財産の保護

地下室を収納スペースやリビングスペースとして利用している場合、湿気や水漏れにより保管物がダメージを受ける可能性があります。防水工事を行うことで、家具や家電、書類などの大切な財産を守ることができます。

防水工事の種類

外部防水

外部防水は、建物の外側から地下室への水の侵入を防ぐ方法です。以下のような方法があります。

•防水シートの設置

建物の基礎や壁に防水シートを貼り付け、水の侵入を防ぎます。シートの素材にはポリプロピレンやPVCなどが使用されます。
•防水塗料の塗布

防水塗料を基礎や壁に塗ることで、水の侵入を防ぎます。エポキシ樹脂やポリウレタン樹脂が一般的に使用されます。
•排水システムの設置

地下室周辺の土壌に排水管を埋め込み、地下水を排出するシステムを設置します。これにより、地下水位を下げ、水の侵入を防ぎます。

内部防水

内部防水は、地下室の内側から水の侵入を防ぐ方法です。以下のような方法があります。

•防水塗料の塗布

内部の壁や床に防水塗料を塗り、水の侵入を防ぎます。
•防水モルタルの塗布

内部の壁や床に防水モルタルを塗り、コンクリートの隙間を埋めて水の侵入を防ぎます。
•防水シートの設置

内部の壁や床に防水シートを貼り付け、水の侵入を防ぎます。

その他の方法

•エポキシ注入工法

コンクリートのひび割れ部分にエポキシ樹脂を注入し、水の侵入を防ぎます。
•ベントナイト工法

ベントナイトと呼ばれる粘土を用いた防水工法で、地下水と接触すると膨張し、水の侵入を防ぎます。

防水工事の施工手順

現状調査と診断

まず、地下室の現状を調査し、水の侵入経路や湿気の原因を特定します。この段階で、コンクリートのひび割れや劣化箇所を確認し、必要な補修方法を選定します。

準備作業

次に、工事に必要な材料や機器を準備し、施工範囲を確定します。また、施工中に発生する粉塵や汚れを防ぐための養生作業も行います。

補修作業

コンクリートのひび割れや劣化箇所を補修します。エポキシ注入やモルタルの補修など、状態に応じた補修方法を選びます。

防水作業

補修作業が完了したら、選定した防水工法を用いて防水作業を行います。外部防水の場合は、防水シートや防水塗料を基礎や壁に塗布・貼り付け、排水システムを設置します。内部防水の場合は、壁や床に防水塗料や防水シートを塗布・貼り付けます。

仕上げ作業

防水作業が完了したら、仕上げ作業を行います。内装の復旧や床材の敷設、壁の塗装などを行い、工事前の状態に戻します。

防水工事の注意点

定期的なメンテナンス

防水工事を行った後も、定期的なメンテナンスが必要です。小さなひび割れや劣化を早期に発見し、適切に対処することで、長期間にわたって地下室を快適な状態に保つことができます。

適切な通気と除湿

防水工事だけでなく、地下室の適切な通気と除湿も重要です。換気扇や除湿機を設置し、湿気を取り除くことで、カビやダニの発生を防ぎます。

まとめ

地下室の防水工事は、家全体の構造を守り、健康被害を防ぐために非常に重要です。外部防水と内部防水のそれぞれの方法を理解し、適切な施工を行うことで、地下室を快適な空間に保つことができます。また、信頼できる業者の選定や定期的なメンテナンス、適切な通気と除湿を心がけることで、防水効果を長持ちさせることができます。

最後に今回はブログをご覧頂きありがとうございます。

このブログを書いているのは防水の知識などなにもない社長の息子の僕がかいています。

田崎防水に就職してブログを通じて雨漏りや防水工事の事で成長して行く姿を読者の皆さんに感じてもらえれば嬉しいです!

次のブログでは、魚市場の防水工事について書いていきたいと思います。

もしよろしければまたのご覧をお待ちしております。